(前回からの続き)


 冬になればインフルエンザウィルスはあちこちに存在するので、誰でも容易に感染します。
 しかし、感染と発症は異なるもので、つらい症状のでる発症を防げるかどうかは、免疫力次第になるということです。
 ワクチンを打っても打たなくても、免疫力が低下すればインフルエンザを発症する確率が高まります。

 したがって、なにより大切なのは免疫力ということになりますが、最近私が、人々の免疫力を落とす原因になっているのでは、と思うものがあります。
 それは、合成洗剤や柔軟剤、整髪料、化粧品、消臭剤といったものに使われる香料による「香害」です。

 これはにおいの強い香料が、周囲の人の迷惑になったり、さまざまな症状を引き起こしたりするというものです。
 香害に関しては、最近たまに話題になったりするので、知っている人もいるかもしれません。
 こういった香料のにおいはなんとも人工的で、私はいい香りとは全然思わないのですが、本当に強いにおいを振りまいている人っていますよね。
 私の周りにはいないけれど、たまにそういう人が家に来ると、においが長いこと抜けなくて困ってしまうということがあります。
 


 メーカーが情報を開示しないので、柔軟剤などにどんな香料が使われてるかハッキリしませんが、大半が化学的に合成された物質で、中にはアレルギーや喘息、めまい、吐き気、思考力の低下、ガンなどの原因になるものもあるそうです。
 化学物質は呼吸と一緒に吸い込むと、肺から血液に直接入って全身を巡るので、とても危険と言われています。

 たまに学生の集団とすれ違うと、すごいにおいがするときがあります。
 学校ではこのにおいが充満している教室もあるそうです。
 汗臭さなどを消すために柔軟剤・消臭剤などをたくさん使うらしいのですが、健康にどんな影響があるか分からないものを、子どもが多用するのはどうなのか、と心配になってしまいます。
 
 

 合成香料は喉にも影響すると思います。
 古着を買うと、柔軟剤のにおいが染みついて、何回洗っても取れない服が時々あります。
 私はにおいに慣れてないので、こういった服を着ると、喉がすぐイガイガするかんじになるんです。
 喉は外からのバイ菌やウィルスの侵入を防ぐ機能を持っているため、ここがやられると、風邪やインフルエンザになりやすくなります。
 したがって、柔軟剤のにおいで喉がおかしくなれば、免疫力を落とすことにつながると思います。

 まあ、たぶん私はいいにおいと思ってないので、すぐ喉が変になるのかもしれません。
 しかし、慣れた人でも、柔軟剤の強いにおいに一年中さらされていれば、免疫力が落ちてインフルエンザ等になりやすくなることは十分に考えられるでしょう。
 



 においによる香害は、化学物質過敏症の原因にもなります。
 これはとても怖い病気で、発症するとごく微量の化学物質にも反応して、体調をひどく崩してしまうようになります。
 現代は化学物質があらゆるものに使われているので、過敏症の人は普通の生活を送るのが困難になるそうです。

 これを発症するのは、化学物質を大量に摂取してしまう現代の生活が原因と考えられています。
 したがって、誰でも化学物質過敏症になる可能性があります。
 人によって発症する限界値が異なり、大量の化学物質にさらされても平気な人がいる一方で、少しの摂取量の蓄積でなってしまう人もいるということです。
 そして、最近の柔軟剤ブームなどによる香料の多用で化学物質過敏症の人や、発症一歩手前という人は増えています。


 

 このにおいが大好きという人も多いので、使うのはその人の自由だと思います。
 しかし、強すぎるにおいは、洗濯を干すときの近隣トラブルや、職場・学校などで周りへにおいをふりまく、といったことにつながって、香害の被害を受ける人を増やしています。
 ネットの掲示板やツイッターを見ると、香害の被害者の書き込みはかなり多いです。
 

 近づけば少し香るていどなら多少我慢もできます。(過敏症の人はほんの少量のにおいでも耐えられないそうですが)
 しかし、遠くにいても分かるにおいや、いつまでも消えないにおいは、本当に周囲の迷惑といっていいでしょう。
 香り製品を使い過ぎている人は、嗅覚がマヒして強いにおいを感じなくなっていると思いますが、これは自らの健康にも良くない影響を与えていはずです。
 また、においが平気というのはどちらかというと体の強い人で、苦手なのは体の弱い線の細い人の傾向があるように思います。
 気にならない人には理解できないでしょうが、いつでも漂ってくるこのにおいを我慢するのは大変で、本当に死活問題といっていいほどの重大事になります。


 
 「香害」という言葉ができて、合成化学物質のにおいでつらい思いをする人がいる、ということが知られてきたため、社会の意識も少し変わってきているかもしれません。
 しかし、相変わらずテレビでは、一日中柔軟剤や消臭剤のCMを流しています。
 広告料をもらっているマスコミは、香害についてほぼ取り上げず、メーカーも全く対応していません。
 香料を使った製品でメーカーは売り上げを伸ばしましたが、宣伝であたかも良いもののように思い込ませて、不必要で有害でもあるものを売り込んで、過敏症などの問題があっても対策を取らない姿勢はひどいと思います。
 欧米では危険な香料に対する規制や、公共の場でにおいのする製品を使わない取り組みがなされつつあるということですす。
 日本も早くそういったことが行われるように期待します。



 香料に関しては、私自身かなり過敏症気味です。
 化学合成された香料は毒性も指摘されていますし、免疫力を低下させるとも思います。
 本当に困っている人や、死ぬような思いをしている人もいるので、この問題について少しでも知ってもらいたい、と記事にしてみました。

プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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