私の趣味は山登りです。
 山登りと言っても3千メートル級の山に泊りがけで行くような本格的なものでなく、いつも日帰りで行ってこれるような山に登っています。私の住むところには、そんな気軽に行ける山がたくさんあっていろいろと登れるんです。
 坂道を上り下りするのは大変ですが、木々の中にいると自然のエネルギーをもらえて、体が元気になるように感じられます。
 登山にはさまざまな健康効果があります。
 森の中は酸素を多く含んだ新鮮な空気に満ちていますし、木々の放つ化学物質フィトンチッドにはリラックス効果や殺菌効果があるとされます。鳥の声や木の葉が風に鳴る音を聞くのは心を落ちつける効果があり、舗装されてない山道を歩くと呼吸が深くなると言われています。
 そして、登山の健康効果としては、ほかに木が持つ目に見えないエネルギー「気」に触れられる、ということがあると私は思っています。
 この「木の気」を体に取り入れるということが、私の登山でのちょっとした楽しみになっています。



 以前「気の感じ方 初級編」という記事に書いたのですが、気功に凝っていたときがあります。
 気の感覚をなんとなく掴めるようになると、樹木功という木の放つ気に触れる功法をよく行うようになりました。
 木に近づき手をかざすと温かい気を感じるので、それを呼吸と共に体内に流し込むということを行います。
 一時期これを熱心にやっていて、気を感じられそうな大きな木をあちこち探しては手をかざしていました。
 現在はその熱は冷めてしまいましたが、山登りしていて大きな木に偶然出会うと、「気をわけてください」と樹木功を行いたくなります。時間にして1分くらい程度ですが、これを行うと坂道を登るのがラクになる感じがするんです。

 そして、気の温かさを感じる功法を続けているうちに気の感覚に変化が起きて、今までとは違う方法で樹木功をやるようになりました。
 このやり方は上手く説明しにくいのですが、木に優しくほんのかすかな力で触れると、体に電流のように気が入り、それが背骨を通って頭の方に上昇しながら整えていってくれる感じが起きます。
 そして、これは不思議なことに普通の大きさの木では行えなくて、樹齢何百年みたいな巨木に触らないと起きません。
 自分でもこのことは本当かな、と疑ったりしますが、実際にそういう反応があるんです。


 しかし、今年は山に行って木に軽く触れるようにしても、以前のような気が流れ込む感覚が起きなくなっていました。
 これにはちょっとガッカリしてしまいました。
「せっかくこんな大きな木が目の前にあるのにつまらないなー。何か他の方法はないかな」
 そこで気功に凝っていたときに行っていた別のことを試してみることにしました。
 それは、頭の中の力を抜いて何も考えずにフワッとした感覚を保つというものですが、木に触れながらこうしてみると、前のようになんらかのエネルギーが体を上昇していく感じが起きました。
 「これで樹木功が続けられる」、と今は大きな木を見たときにはこの方法を行っています。


 気功の考え方では、気には「精・気・神」という3種類があるとされています。
 「精」は物質・肉体を成り立たせているもの、性的なエネルギーとされます。
 「気」は精と神の間をつなぐもの、生命を働かせ調節するエネルギーと考えられています。
 「神」は意識・精神の働きと関わる気とされます。
 そして、精から気、神へと気の性質は精妙になっていくということです。
 私が樹木功で経験した変化は、温かい気からより微妙な気、頭・意識のコントロールで起きるものと、この気の3段階に対応しているもののように思えます。
 したがって、だんだん気の感覚が進化しているのかもしれません。 
 

 山登りは巨大な木に気をもらう目的で行くこともあります。家の近くの山の頂上には、太い幹が何本も根元から枝分かれしたキングギドラのようなカラマツがたくさんあり、これらの木々には大きな力を感じるので年に数回は行ってます。
 ふだんの山登りは木が目的ではないですが、大きな木があると体が反応するということがあります。
 山道を登っているときは周囲を見れて巨木に気づきやすいですが、下りのときだと足元を注意してないと危ないので周りを見てないことが多いんです。
 そんな下り道を歩いてる途中にふと足が止まり、目を上げるとそこに大きな木がドーンとある、ということがけっこうありました。
 これは大きな木の放つ気を知らずに受け取っていたということかもしれません。


 何百年という長い年月生きている巨木と、80年ほどしか生きない小さな人間では、その生命のエネルギーは比べものにならないでしょう。
 その巨大なエネルギーが、私の体の中に取り入れられるというのはとてもおもしろいことだと思うので、巨木を見るとどうしても近寄ってしまいます。
 樹木功をやると首がさまざまに動いたり、背骨を鳴らしながら歪みを整えたり、という動きが出てきます。
 そして、これを続けていると、最終的に気が頭部を突き抜けて天のエネルギーが直接頭に入ってくるようになるんじゃないか・・、と思ったりもします。
 気が電流のように体を流れることや、無意識に木を見つけることなど、自分では本当かな、と半信半疑なところもあるのですが。しかし、これはいつも起きることなので自分の中では成立していると言っていいのでしょう。
 気功では、気を「あると思えばあり、無いと思えば無いもの」「感じられるような感じられないようなもの」と考たりもするそうですから、私が現実に感じているのなら、この功法には意味があると思います。


 大きな木にかすかに優しく触ることや、頭の力を抜いて触ることは、自分だけに分かる感覚のような気がして、そのやり方はうまく説明できません。
 でも、木の温かい気を感じることは、「気の感じ方 初級編」の記事を読んでもらい、そこに書いてあることを行えば可能だと思います。興味を持たれた方はお試し下さい。
 私の経験ではソメイヨシノやヒノキは感じやすい強い気を出していると思います。




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Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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