ノーパン健康法というのは、パンツをはかないで寝るという健康法です。

 これは1990年頃に北海道の丸山淳士医学博士が提唱したものです。

 パンツをはかないことで、

 ・締め付けないため毛細血管の血流が良くなる
 ・通気性がいいので雑菌の繁殖が抑えられる
 ・リラックス効果が得られる

  といった効果があるそうです。

 
 私はこれをずいぶん昔からやっています。
 もし話題になり始めた90年ごろからやっているとすれば、20年近く続けていることになるかもしれません。
 今では当たり前になっているので、その良さをあらためて感じることはないですが、もしパンツをはいて寝ることになれば、息苦しくなってよく眠れないと思います。


 とにかく始めた頃には、そのリラックス感、開放感に感激しました。
 医学的には、三つの効果のうちの毛細血管の血流改善と雑菌の話は否定的に見られているみたいですが、リラックス効果は間違いないと思います。
 そしてリラックスによる安眠効果も絶対あるはずです。


 ただ、これをいろんな人に勧めましたが、イメージ的に良くないのか、あまりやってみようという人に会ったことはありません。
 一度やってみれば、その開放感の虜になるのは間違いないのですがーー 
 たぶん、体を締めつけられるのが嫌で、ゆったりした服が好きという人なんかには、気に入ってもらえると思います。


 手軽でお金もかからないノーパン健康法、ぜひお試してください。

 今回の「お得な」健康法は笑うことです。

 「笑う門には福来る」と言いますが、笑うことにはすごい健康効果があります。
 ただ笑えばいいだけですから、これほど安上がりで楽な話はありません。友人との馬鹿話でも落語やテレビのお笑い番組、マンガなどなんでもいいです。
 大笑いするのがベストみたいですが、それ以外の笑いでも効果があります。(人をあざける笑いや冷笑はよくないでしょうが)
 そして、別におかしくなくても笑い顔を作ってみるだけで、脳は楽しいと判断して笑うことの効果を得られるそうです。
 今回の記事は「笑いの免疫学」(船瀬俊介著 花伝社)という本を参照して書いてます。この本には、笑いと健康の関係が包括的に、さまざまな実験の結果を紹介しながら面白く書かれています。


 人間は若い人や健康な人でも、体内に毎日約3000~5000個くらいのガン細胞が発生しています。
 それらはナチュラルキラー(NK)細胞などによってとらえられて破壊されるので、通常はガンになりませんが、ストレスや不安などでこのNK細胞の働きが弱まると、免疫力が低下してガンなどになりやすくなってしまいます。
 しかし、ストレスによってNK細胞が弱まっても、笑うことでその働きが上がります。
 これは、笑いが善玉ペプチドという免疫機能活性ホルモンの分泌を促し、それが血液やリンパ液に乗って全身に運ばれNK細胞に付着して、その働きを活性化させるためだそうです。

 さらに、笑うことでβエンドルフィンが分泌されます。このβエンドルフィンがストレスを感じた時に体内に分泌されるアドレナリン、ノルアドレナリンなどの毒性の強いホルモンを中和・消去してくれます。
 βエンドルフィンは脳内モルヒネとも呼ばれ、ストレスや苦痛を鎮静させ、安らぎをもたらしてくれる物質ですが、これはNK細胞を活性化させる働きも持っています。

 また、人が肉体や精神に強いストレスを受けると、副腎皮質からコルチゾールという、血糖値を上昇させ、免疫抑制作用を持つホルモンが分泌されます。
 コルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれます。このコルチゾールの血中濃度を計ると、人がどれくらいストレスを受けているかの尺度になります。うつ病の人などはこの数値が高くなるそうです。このコルチゾールも笑うと減ることが判っています。 
 大笑いすると、酸素が大量に血中に取り込まれ、コルチゾールが分解されて尿になり、排出されるということです。

 これらのことから、笑いには強力な免疫作用があるのが分かります。
 笑うことでガンや感染症になりにくくなるほか、アトピーやぜんそくなどのアレルギー症状、糖尿病、リウマチなどの改善にも効果的とのことです。



 他にも笑うことにはいろいろな健康効果があります。
 
*笑うと副交感神経が優位になって心拍数や血圧を下げる。また脳内にα波が出てリラックス効果をもたらす。

*笑うことの運動効果として、笑って横隔膜を上下させると腹式呼吸になり、これが全身の血行を良くする。大笑いするのは腹筋運動にもなると思います。

*大笑いすると酸素をたくさん取り込み、その量は通常呼吸の3倍、深呼吸の2倍にもなるそうです。この酸素が脳と体中に供給されれば細胞は活性化して元気になります。

*脳の血流を増やし、記憶力などの脳機能を活発にして脳を若返らせる。それによって頭を良くする、認知症の予防になると考えられる。

*さらに笑う事で遺伝子を変化させる、血液サラサラ効果がある、成長ホルモンを増やす、などの効果もあると言われています。



 笑うことにこれだけの効果があるとなると、さんまとか「アメトーク」とかのテレビのバラエティ番組が、ストレスの多い日本社会に果たしている役割はとても大きいように思えます。
 さらに、親がテレビのお笑いを見て笑っている子どもに「そんなもの見てないで勉強しなさい」とも言いづらくなりますね。
 何せストレスを取り除きながら、運動して、頭も良くしていることになるのですから。となると健診の結果を気にする大人も一緒に見て笑った方がいいということになるかもしれません。



 人はつらい状況になると笑えなくなります。
 しかし、そんなときこそ逆に笑いが必要だということが、笑いの効果を知ると分かります。なので普段の生活から笑う機会を積極的に持つようにしたいです。
 冗談を言うとか、好きなテレビ・ラジオ番組を持つのもいいでしょう。つくり笑いもいいのなら、鏡を見るたびに笑ってみるのもいいですし、私はドライヤーで髪を乾かすときに口角を上げるようにしています。


 最後に「笑いの免疫学」には著名人の笑いに関する格言がいくつも載っていますが、その中で私が気に入ったものを紹介します。オリンピックの陸上競技で9個の金メダルを獲得したカール・ルイスの言葉です。

「100mを全力疾走する時、70mを過ぎた時点でニコッと笑顔を作るのさ。すると残りのゴールまでのスピードがアップするんだ」

 人は足から衰えると言われています。
 足は立つ、歩くなどの動作の土台となるところですが、生活が便利になった現代人は体を動かすことも減り、その結果、足の大切さも省みられなくなっている傾向にあります。
 足の大切さを痛切に感じるようになるのは歳を取ってからです。
 筋力のある若いうちは、こういったことを考えたりしないでしょう。(といっても若い人も肥満や運動不足で足腰が弱い人も多いですけど)
 しかし、年齢を重ねるとともに足が弱くなり、歩くのが大変になると、出来ることが少なくなったり、行動範囲も狭まったりして本当につらく感じるようになると思います。
 

 そんな足の健康を保つために大切なのは、歩くなどの運動や、日々体をよく動かすことですが、忘れがちなのが履き物についてではないでしょうか。
 私たちは立って歩くときにはたいてい何かをはいていますが、履き物が足に及ぼす影響について軽く考えている人が多いように思えます。
 そして、このことが外反母趾や足指が縮む、浮く、動かないなどの足指の異常、タコやウオノメ、ひざや腰の痛み、O脚X脚等の原因となっているという事もあります。
 今回はこの履き物についていくつかの話を書いてみようと思います。




 
 履き物と足の健康といって、まず思いつくのはハイヒールです。
 ハイヒールを履くことで外反母趾や腰痛になりやすいのはよく知られています。
 かかとの高い靴は足の負担になって、歩くのにも向いていないので、なるべく履く時間を少なくした方がいいです。
 また、子どもが学校で履く上履きは、足を固定させずに不自然な歩行を強いて、子どもの足の生育を阻害するということです。


 足の健康を考えるのなら、靴はひもを通す穴が5つ以上あるものがいいそうです。
 そして、靴を買う際にはかかとがフィットして、つま先に余裕があり、足指が窮屈でないものを選びます。
 お店でしっかりひもを締めて試着し、歩いてみて履き心地を十分確かめてみます。
 靴によってサイズにバラつきがあるので気を付ける必要があるそうです。
 本当に自分に合った靴を選べば、歩くときの気分が全く違ってきて、積極的に歩きたいという気持ちにさせてくれます。
 サイズの合わないものや履き心地の良くないもの、ひもでしっかり固定させない靴などは、足の不健康につながり、さらに全身の骨格、内臓にも影響を及ぼすことも考えられるので、靴選びにはある程度の時間とお金をかけた方が良いと思います。



 そして、今回の記事で特に伝えたいのは、スリッパの弊害についてです。
 今ではたいてい家の中でスリッパを履いて生活していると思いますが、その習慣は足の健康にとってよくないそうです。
 足は親指と小指、そしてかかとの三点でバランスを取り体の安定を支えますが、スリッパはその親指と小指の働きを束縛して機能させなくするそうです。

 スリッパで歩くと足が安定しないため、私たちは足の指を不自然に曲げ、縮めてしまう習慣がつきます。この足の指を曲げた状態では全身が緊張して硬くなり、運動能力が大幅に制限されます。
 家の中にいる間じゅうスリッパで歩き続けて階段を上がったり、掃除をしたりしすれば、足の指を曲げた状態が固定されてしまい、気づかないうちに足の健康を損ねてしまいます。
 
 また、外出するのにサンダルを履く人も多いですが、サンダルもスリッパと同じ理由で足の健康を損ねることになります。
 長い距離を歩くぶんスリッパより弊害が大きいかもしれません。サンダルは家の周りで履くぐらいにした方が無難だと思います。


 外を歩く時はハイヒールかサンダル、家の中ではスリッパとなると、足指を使って正しく歩くときが全くないことになってしまいます。その悪影響は大きいのではないでしょうか。
 家の中ではスリッパを履かずにいれば、正しくバランスのいい足の使い方ができます。
 こうすると足指を使う感覚を得られますし、足裏の刺激にもなって足のさまざまな不調、姿勢を良くすることや、冷えにまで効果が期待できます。
 何も履かないと足が冷えたり、汚れが気になるという人は布ぞうりみたいなものを履けば、足指を使う歩き方が出来るので良いみたいです。



 このことに関しては私的に解決できないことが一つあります。
 気候が温かいうちは布ぞうりをはくか、何も履かないでいても過ごせますが、寒くなると足元が冷えるのでどうしてもスリッパを履いてしまいます。
 ルームシューズもなかなかしっくりくるものが無くて、鼻緒のついたスリッパみたいなのがないか探しているけどなかなか見つからず困ってます。
(追記 この後、自分で足袋の形のスリッパを自作することを始めて、寒い時期にも足指を使った歩き方が出来るようになりました「足袋スリッパの完成」)



 自然の中で裸足で生活する人達の足は、人間の持つ足の機能を十全に発揮したもので、その足指はまっすぐだそうです。
 日本人も靴を履く以前の下駄や草履の時代には足の健康を良く保っていましたが、生活習慣の変わった現代ではそういった時代に戻るのは難しいでしょう。
 しかし、正しい靴を履く、家の中でのスリッパを見直す、さらに足指ストレッチや足裏マッサージ、五本指ソックスなどの毎日のちょっとした足のケアで、少しでも足の健康をよりよく保てるはず、と思っています。


 この記事の中のスリッパに関することなどは、「足の指まっすぐ健康法」(松藤文男 今井一彰著 河出書房新社)という本を参考にして書きました。この本は足の健康に関する話題がたくさん書かれているとても良い本です。


 皆さんは電話で話す時、どちらの耳に当てて話しますか?
 いつも当てている耳が、その人にとってよく使う利き耳になります。
 街なかで観察すると、割合はだいたい半々くらいのように思えますが、右耳からの情報が送られる左脳は言葉の理解、使用に関係するので、電話は右耳にあてた方がいいそうです。(体の右半分は左脳、左半分は右脳によってコントロールされています)
 右耳から聞いて左脳が働くと、言葉の意味の理解が速くなります。

 電話を左耳にあてて話す場合、言葉の情報はいったん右脳に入ってから言語脳である左脳に送られて処理されるので、時間的、エネルギー的なロスがでます。その時間差は100倍以上とも言われています。
 また、左耳を使うと、右脳は情緒や感情に強く関連してるので、冷静に判断できなくなる場合があります。
 一方、右耳で話すと客観的に言葉や内容を受け止められるそうです。
 言葉を使うのにこれだけの差があれば影響は大きいと思えるので、話をしたりコミュニケーションが苦手と感じている人や、セールスなんかを断ることが出来ないという人で電話を左耳にあてている場合は、一度右耳で電話するのを試してみてはいかがでしょうか。



 左脳は言語、計算、論理、分析などの働きに大きく関わり、社会的な決まり事や仕事、時間などの外的な事へ注意を向けるようにできています。そして、情報を連続的直列的に処理するのを得意とします。
 右脳は表情や身体の動き、言葉などの中にある感情を感じる直観思考、視覚・音などのイメージ、心身の状態・感情などの内的世界への注意、直観や全体的な思考を行い、情報を同時並列的に処理します。
 右前頭部に腫瘍ができてここを切除すると、ネガティブな感情が起こらず陽気になり、左の前頭部の腫瘍を切除すると悲観的になるということが見られるそうなので、左脳はポジティブな感情、右脳はネガティブな感情と関係すると考えられます。
 人は、聞きたい言葉は右耳で、聞きたくないことは左耳で聞く傾向がある、という話をネットで見かけましたが、子どもの頃に周囲から小言など楽しくないことばかり聞かされた人は、言葉を少しでも遅く聞こうと左耳・右脳優位になり、ネガティブな感情を抱きやすくなるということがあるかもしれません。
 一方、楽しいことなら少しでも速く脳に入れたいと思って右耳で聞くようになるでしょう。
 ちなみに、アメリカ人の多くは右耳に受話器をあてるそうです。


 そして、日本人は母音の多い日本語を話すので、音の聞き取りに敏感になり、他の国の人々は右脳で処理する虫の音なども言語脳の左脳で処理しているそうで、その結果、左脳を過剰に使うようになっているとも言われています。
 あまりにも片方の脳の働きが強まりすぎれば、左脳の場合だと、理屈っぽくなったり、口先だけの調子のいい人になる、相手の感情に気づけなくなる、芸術などに興味を持てない、合理性を追求しすぎて損得勘定ばかりの思考になる、後先考えずに行動してしまうことなどが起きると考えられます。
 一方、右脳の働きが強まりすぎると、だまさやすい、不合理なものを信じてしまう、感情にふりまわされる、過去にとらわれて考え過ぎてしまう、行動力がなくなる、ネガティブ思考になって疲れやすくなる、などといったことになりやすいと考えられます。

 左右脳の長所、短所はすべて利き耳によってもたらされるものではないでしょうが、影響はありうると思います。なお吃音や学習障害などの人は利き耳が左の場合が多いそうです。
 右脳と左脳の違いはこのように考えられていますが、脳は左右が協調して働くものだそうなので、どちらが一方ばかり強化すればいいというものではなく、バランスが大切ということではないでしょうか。
(でも、日本の社会は極端に左脳優位の人と右脳優位の人に分かれている所があると思います)



 この話を知って、私はそれまで左耳で電話をしていたのを右耳にあてるようにしてみたところ、話をするのがスムースになるのを感じました。今では意識しなくても右耳にあてるようになっています。
 外国語の学習も左脳を使って行うといわれますが、このことについてとても残念なことをしたと思う経験があります。
 以前、私は10年以上も英会話の教室に通っていたのですが、長年やったわりにはあまり上達しなくて、ずっと自分は才能がない、と思っていました。
 でも、思い返してみると、私の教室での定位置はネイティブの先生を左に見る席で、つまり先生の英語をいつも左耳から多く聞いていたことになります。私の席は外の見えるよい席だと思ってましたが、そうではなくて英語の上達の度合いを20%くらい損させる席だったかもしれません。(私は右脳人間なので本当にまったく才能がなかっただけかもしれませんが)
 映画を見る時は、映画館の右側に座れば、左目・左耳からの情報が多く入り、イメージを喚起する右脳が活性化するので面白さが増す、とも言われますが、学校での勉強や講演を聴くなどの時は右耳から音を聞ける場所に座ればよいということかもしれません。



 この「電話をするときは右耳を使うのがいい」というのは、フランスの耳鼻咽喉科医トマティス博士に関する本を読んでいて知りました。
 トマティス博士は、聴覚・心理音声学の長年の研究を通じて「聞き取れない音は発音できない」などの法則を発見し、特殊な装置を使って聴覚を新しく蘇らせ、脳のリラクゼーション、語学力の向上などにも効果があるというトマティスメソッドと呼ばれる聴覚トレーニングを開発しました。

 その聴覚と心理との関係のスペシャリストであるトマティス博士が、人の耳は右耳が多少優位のほうが言いと主張されているのですが、聞き耳を右にするための方法としては、電話を右耳でするくらいしか素人には思いつきません。
 トマティス・メソッドではさまざまな機械によって利き耳を変えたり、聴覚を再生させたりするそうなので、宣伝ではありませんが、興味を持った方はそのセラピーを行うトマティスセンターというところを調べてみてください。
 言葉は左脳で処理されるから電話は右耳にあてればいい、という簡単なことで長い文を書いてしまいましたが、左耳で電話していた人は一度お試しください。


 また、右脳人間も左脳人間も、お互い自分の持ってない逆のものにあこがれることもあるかと思います。(こういう右脳・左脳のステレオタイプで区別するのもすこし無理があるかもしれませんが)
 ですので、極端な左脳優位の理屈っぽい、内省的な面がないといった人の場合、電話を左耳にあててみるのもいいかもしれません。



 今回お得な健康法として取り上げるのはゴロ寝です。
 ゴロ寝は生理的欲求なので、健康法とは言えないかもしれません。
 よくゴロゴロしてるのは体に良くない、と言われたり、日本人は何かしなきゃという考えにとらわれて、ゴロ寝をしても落ち着かなかったり罪悪感を感じたりなんてこともあると思うので、ゴロ寝を積極的に評価する意味も込めてこの記事を書こうと思いました。


 ヨーロッパの人なんかはバカンスでリゾート地に行っても、何もしないでノンビリしていることが多いそうですが、日本人は休みとなれば人があふれる行楽地に行ったり、旅行でも予定をぎっしり詰め込んだりしてせっかくの休みでもかえって疲れて消耗してしまうなんてことがあります。
 そんな休み下手なところのある日本人ですが、ストレスの多い現代では心身の健康を守るため、疲れたり、何もしたくないならなるべくゴロゴロすべきではないでしょうか。
 いつでもゴロゴロしていたい人もいると思いますが、そういう人は体のエネルギーがマイナスになっている状態だからなおさら体を休めるべきでしょう。
 疲れているときは、ストレッチやウォーキングなどで軽く体を動かした方が、血行が良くなって疲労も取れやすいと言われています。でも簡単なことでもやりたくないときは、何もやらないのに越したことはありません。
 別にリゾート地に行かなくてもゴロ寝はすぐにできます。
 寝転がってテレビや音楽、本を楽しんだり、ただボーッとしたりする無為な時間を過ごすのも大事です。ゴロ寝からのうたた寝なんかも最高ですよね。とにかく楽(ラク)は楽しいということだと思います。


 ゴロ寝を表すゴロゴロするという言葉には、ゴロ寝の健康法としての秘密が隠されていると私は考えています。
 ゴロゴロには一ヶ所に同じ体勢で寝ころんでいるのではなく、ゴロゴロと動いて姿勢を変えているというニュアンスがありますが、これは眠っている間の寝相の動きと同様に、体が無意識に動いてゴロゴロすることで、色んなところのコリや歪み、疲労を上手に取っているということになると思います。
 この動きはリラックスしてないと出ませんから、まさにゴロ寝の恩恵といえるでしょう。


 それでも現実的にゴロ寝と体を動かすことを比べれば、体を動かすほうがいいのは確かです。でも、そのためには体を動かしたいと思えるようになることが必要でしょう。
 そう思えるようになるために、ゴロ寝があると思います。
 つまりゴロゴロして心と体が整えられて満たされれば、自然と動きたくなるということです。
 人の体は動かすようにできていますから、そう無限にゴロゴロしていられません。
 しかし、ゴロ寝したいけれどゴロゴロしていてはいけないと思って、体を無理に動かしてしまえば、いつまでたってもゴロ寝への欲求が残って、それにとらわれてしまいます。
 休むと動きたくなるのは当たり前の話ですが、まずリラックスから始めた方が理にかなっていると思います。そうしておけば無理に頑張って消耗したり、必要以上にゴロゴロしたりしない適度なバランスが保てるようになるはずです。
 よく自分が何をやりたいか分からないなんて言う人がいますが、そんな時はまずゴロゴロすれば何か見えてくるんじゃないでしょうか。
 また物事に積極的になれないと悩んでいる人は、ゴロゴロすることだったら積極的にやれますーー(これは冗談ですが)

 
 ゴロ寝と対比される運動するということにも少し問題があるように思えます。
 今はそれでもだいぶ意識が変わってきているでしょうが、日本人の考える運動というものは、学校の部活動の影響か、または真面目な性格によるのかは分からないけれど、何か激しく厳しいものでなくてはならない、という感じがあり、体を動かすことの楽しさからはかけ離れているのではないでしょうか。 
 運動というとキツイい鍛錬のようなものをまず想像してしまい、やりたくないと考えてしまいがちですが、体を動かす楽しさは激しくではなく軽く体を動かしたときの方が感じられると思います。
 そして、中年以降の激しい運動は、活性酸素を大量に発生させて病気や老化をもたらしますから、あまり勧められるものではありません。(激しい運動をするスポーツ選手の寿命は一般の人より短いそうです)
 運動は負荷の軽い歩くなどの有酸素運動を行うと、さまざまな良い効果を得られますし、そしてこれはたぶん気持ちいいことですから続けられるはずです。
 また、掃除や家事などでこまめに体を動かすことでも十分に運動になります。


 話はちょっと変わりますが、良い姿勢で本を読めばまったく疲れないなんて意見があります。
 でも、姿勢を意識していたら本の内容に集中できませんし、良い姿勢を10分でもキープするのは私には不可能だから、絶対にラクな姿勢の方がいいと思います。
 以前、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英先生が、勉強する時はベッドに寝転びながらしている、と語っているのをテレビで見たことがありますが、こんな話を聞くとゴロ寝は体のケアだけでなく、勉強・頭の働きにも良い影響を与えるのかもと思ってしまいます。
 ノーベル賞を獲るような先生がベッドでリラックスしながら勉強するのだから、私などはもっともっとゴロゴロしなければならないのかもしれません(^o^)/

 今回のとりとめのない記事のまとめとしては、より良い明日、精力的な活動、そして重力を感じない快楽を得るためにゴロ寝して、英気を養いましょう!というところでしょうか。


プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
ツイッター@mudoryoku

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