手足は特にケガをして傷をつくりやすいところだと思いますが、今回はそんな手足の傷を早く治すための方法をご紹介します。

 西勝造という人が編み出した西式健康法は、心身に対する独自の理解に基づいた奥深い健康法です。その中に毛管運動という全身の血行を良くするための方法があるのですが、これが傷に対しても効果があります。 
 正式な毛管運動は、寝転んで手足を真っすぐ上に伸ばして振るというやり方をしますが、傷があるときには手や足だけを心臓より高く持ち上げ(真っすぐに伸ばさなくてもよい)念入りに微振動させるようにします。1回数分くらいやり、1日に何度やってもかまいません。
 私も指を切ったときなんかにやりますが、傷を悪化させることもなく痛みがすぐなくなり、治りも早くなっていると思います。

 どうして治りがよくなるかというと、心臓より高い位置で小刻みに振ることで、手足の血流が一時的に悪くなり酸欠状態になります。こうなると細胞が断食状態になって傷に栄養が行かなくなり、細菌が繁殖せず、化膿しなくなります。さらに酸素と栄養を断つことで、傷ついた細胞を新しい細胞に再生させる働きが促されるということです。
 そして、毛管運動を終え、手足を下すと今度は急速に血液が送られるので血行がよくなり、毛細血管のすみずみまで栄養と酸素が送られ傷の治りを助けます。
 やっていると痛くなることもありますが、それは良くなるために起きる好転反応だそうです。
 この方法はとても役に立つものなので是非覚えておいて、ケガをしたときに行ってみて下さい。

 この毛管運動の効果に関してすごく興味深い話があります。
 西勝造さんの本に、指を誤って切り落としてしまったときにはその指を水で洗いくっつけて固定し、毛管運動で一日中振っていると指がくっつくということが書いてあります。
 複数の指を切ってしまったときは指を間違えてつけないように、との注意書きがあったりするので驚かされますが、私もあってほしくないけどそういう機会があったら試してみようと思います。(今は外科手術で指を縫い合わせてくれますが、外科に行っても混んでいるときは切った指と一緒に待たされたりするそうですから、そういう時にやるといいかもしれません)

 正式な毛管運動のやり方は、あお向けに寝ころび、手足を真っすぐ上に上げ、足のかかとは直角にして、2~3分小刻みに振動させるというものでけっこうきついそうです。(私は1分くらいしかやったことがないです)
 これを続けていると、手足の毛細血管の動脈と静脈のつなぎめの所にあるグローミューという、血液を細胞に触れさせずに通すバイパスのような器官が活性化して、血流が良くなるそうです。
 手足は冷えやすい場所ですが、それは甘いものやアルコールの摂りすぎでグローミューが閉じてしまうためです。毛管運動や温冷浴を行うことでグローミューが復活して、全身の血行も良くなります。
 西式健康法では、グローミューの働きが良くなることでさまざまな病気が良くなるということを言っていて、毛管運動や温冷浴を重要視しています。
 西勝造さんは50年以上に前に亡くなっていますが、西式健康法の信奉者は今でもかなりいるようです。

 明けましておめでとうございます。
 年明けからとても寒い日が続いて驚いてしまいますが、今年一年、良い年になることをお祈り申し上げます。
m(_ _)m



 今回の記事、タイトルを見ても何のことか想像がつかない方が多いと思います。
 まず言葉の説明をしますと、収功、偏差は気功の用語です。収功は気功法を終えるときに、体へ取り入れた気を丹田(下腹部のあたり)に収める動作のことです。
 偏差は偏った極端な功法を行ったり、行き過ぎた鍛練によって、体が熱くなる、幻覚を見る、気が勝手に体内を動き回りコントロールできなくなる、などの症状が起きることをこう呼びます。
 気功において偏差の問題はとても重要なものですが、こういった症状が起きるのは、それだけ気功の効果が強いことの現われのようにも思えます。
 偏差まで行ってしまうと治すのが難しくなってしまうので、その手前の段階で危険性に気づき対処する必要があります。
 そこで今回は、気功(座禅などでも)の行いすぎで調子が悪くなったとき使える、それを鎮めるための方法を紹介したいと思います。また、原因の分からない頭痛・めまいといった症状にも効果が期待できるので、こういったことでお悩みの方にもお勧めしたい方法です。



 私は自発動無努力静功など自己流の気功的なことを行っています。これらはとても面白い方法だと思うので、このブログで紹介してきました。
 さらに、健康法オタクでもあるので、面白そうと思った健康法はいろいろと試しています。
 そういった変わったことを行っていると、ついついやりすぎてしまったり、自分に合わなかったりする場合があります。すると気が頭に上がってきてフラフラしたり、気分が落ちこんでやる気がなくなったりと、本末転倒ですが、調子が悪くなる時があります。
 そんなかんじで頭に気が上がってしまったときには、気を腹の方へ下げられれば気分が落ち着きます。タイトルに書いた「あいうえお収功」はそういった場合に私が行っている対処法です。
 これは「あいうえお かきくけこ」と50音を順に声に出して言うことで、上がってしまった気を腹の底のほうへ下げる方法です。

 やり方はとても簡単です。
 まず「あいうえお」と言います。一音ずつハッキリ区切るかんじでなく、ゆっくり連続させて言います。
 こうやって言うと、「あ」からだんだん音の高さが低くなり、「お」の音が一番低くなると思います。
 次にカ行を言いますが、このとき「か」の音を先ほどの「お」の音の高さと合わせるようにして、「かきくけこ」と言ってみてください。(これは正確にというわけではなく、感覚で合わす感じでいいです)
 その次は「さ」を同じように、いま言い終わった「こ」の音の高さに合わせてサ行を言います。これをタ行、ナ行と続けていきます。
 こう続けると、だんだん声が低くなっていき、ハ行を発声する頃には声がかなり腹の底から出るようになっていると思います。
(十分低くならなかったらマ行、ラ行、ワ行と続けます)
 声がかすれるまではやらないで、自分が一番低くなったと感じたところで止めます。
 人は緊張すると声が上ずったりすることがありますが、こうして腹の底から声が出ると気が下がり安心感が出てきます。
 これを調子の悪いときに一日1~2回行うと効果を感じられると思います。

 この方法は気功や座禅のやりすぎで気持ちが悪くなったとき以外にも使えます。
 気が頭に上がりすぎた状態というのは、一般の人にも疲労・ストレスなどによって起きます。
 原因の分らない頭痛やめまい、イライラ、のぼせ、首・肩のコリ、不眠などは気が上がるために起きている場合があります。ですから、これらの不調に悩んでいる方にも、一度この「あいうえお収功」を試してみて欲しいと思います。



 この方法を作ったいきさつはあまり覚えていません。
 たぶん私のふだんの話し声が高いので、低い声を出そうとしていろいろやっているうちに、「あいうえお」が音が下がっていっていること、低い声を出すと気が下がること、などに気づいて考え付いたのだと思います。
 この方法を健康法として使えるかと思い、毎日行ったこともありましたが、何でもないときに行うと、逆に気分が悪くなってしまいました。おそらく毎日だとやりすぎになるので、これは調子の悪いときに使う方法だと思います。


 気功はしっかりした指導者について修練すれば、偏差の心配は少ないでしょう。
 しかし、自己流で行ったりする場合には、体の感覚に十分注意する、体調の悪くなるようなことはやらない、無理に頑張ったり、特殊な能力を追及しすぎたりしない、といったことが大切だと私は思います。
 気功はリラックスすることが基本ですから、気持ちが悪くなる、頑張ってやるなどのリラックスと相容れない方法は行うべきではないでしょう。

 今、日本人の5人に1人は、よく眠れないという悩みを抱えているそうです。
 私はどちらかというと眠れるほうです。しかし、以前は眠れずに、寝返りを打つばかりの夜を過ごすこともありました。
 眠れなくても、体を横にしていれば休んだことになると言われますが、やはり眠ったのと眠ってないのでは大きな違いがあります。
 私が少しばかり眠れなくてもしんどかったのだから、こういった状態がいつも続いている不眠の人が、本当につらい生活を送られているのは容易に想像できます。
 今回の記事では、不眠対策として行える瞑想法をいくつか紹介していくので、眠れないことでお悩みの方は良かったらお試し下さい。


 眠れない人は、カフェインの摂取量を減らすとか、寝る前にスマホを見ない、レタスを食べるなど、眠りのために良いと言われることはいろいろ行っていると思います。
 瞑想も眠れないときに勧められるものですが、そのやり方はふつうの瞑想のように、座って行うかたちのようです。そうやって瞑想しても、気持ちをリラックスさせるので、眠りやすくなる効果はあるはずです。
 しかし、瞑想は寝ころんでいても行えます。不眠対策としての瞑想は、寝ながら行ったほうがより効果的だと私は考えます。
 瞑想というと、心を無にするとか、悟りを得る、精神修養といった宗教的な面がまず思い浮かぶと思います。
 そして、瞑想にはそういったこと以外にも、心身をリラックスさせる、不安を和らげストレスを軽減させる、考えや感情を整理する、直感力・創造性が向上する、集中力が上がる、などのたくさんの効果があるとされます。現在は、こちらの効果を求めて行う人が多くなっているようです。
 瞑想の効果を得るためには、眠ってしまってはいけないと言われます。でも慣れないと、ボーっとなってウトウトしてしまうことが多くあります。暗い中で寝ころびながらだと、なおさらそうなってしまいます。
 ということで、眠れない人がこのやり方で瞑想を行うと、うまくいけば瞑想の効果を得られますし、失敗しても眠りに落ちてしまうことになり、どちらにしても良い結果になります。私が、眠れない人に寝ながらの瞑想を勧めるのはこのためです。
(ちなみにダライラマ14世は「睡眠は最高の瞑想である」とも言っています)



 瞑想の方法はいろいろありますが、ここではネットなどでよく紹介されるものと、私がふだん行っているもののやり方を説明してみようと思います。いろんな方法を試して、自分に合ったものやそのときの気分に合ったものを行うのがお勧めです。

 まず最初に紹介するのは、自らの呼吸を観察するという方法です。
 呼吸は自然に行われるものなので、自分の呼吸の仕方など考えたことがない人もいるはずです。
 いつもは意識しない呼吸に目を向けると、呼吸の速さや強さなどに気づいて興味深いのですが、その自らの呼吸をコントロールしようと一切せずにただ見続けます。
 そうすると、だんだん心が落ち着いてくるのが感じられると思います。心が落ち着き静かになっていくにつれて、眠りやすい状態になっていくはずです。
 またこれと似たもので、呼吸の数を数えるというやり方もあります。

 次は、自分の頭に浮かぶ思考を観察するという方法です。
 眠れないときは、頭の中がたくさんの考えでいっぱいになっているはずです。そして、ふつうはそれらの浮かんできた考えに対して、「それはダメだ」とか「何故こんなことを考えてしまうのだろう」などと、あれこれ反応してしまっていると思います。
 しかし、この思考を観察する方法では、心に現れる考えに反応することなくただ見つめて、そのままにさせます。
 考えやイメージを黙って干渉せずに観察していると、それまで次から次へと現れてきていた考えが、だんだん少なくなってきます。そうなってくると、心が自然と静かな瞑想状態に入るか、ボーッとしてきて眠りに落ちやすくなります。

 有名なヨガ行者成瀬雅春さんが勧める瞑想法、目を閉じてまぶたの裏を見つめる、という方法もあります。
 目をつぶりまぶたの裏を見ると、ただの真っ暗ではなく、暗い中にもやのように光る模様が見えると思います。この模様は固定せず、動き続けているのでそれを見続けます。
 それを見続けていると、その景色がだんだん広がって奥行きまで細かく見えるようになり、それに伴い意識がクリアーになるということです。そして、この方法はとても奥深く、上達するとさまざまな色や形・イメージが見えるようになったりするそうです。(私は長く見続けたことはありませんが)
 そういった境地まで行くのも面白いでしょうが、寝ながらだと、私のようにボーっとしてきて眠くなってしまうのではないかと思います。

 ここまで見ることで行う方法を紹介しましたが、聞くことを使うやり方もあります。
 それは、寝ながら周囲に聞こえるすべての音を聞いてみる、というものです。
 なにか1つの音を聞く場合は、意識を集中させなければなりません。この意識の集中は、緊張につながりやすいものです。
 でも、すべての音に気づいて聞くということは、この意識を集中するやり方ではうまく出来ません。意識を日常生活を送る時よりさらにリラックスさせる必要があります。これは難しく聞こえるかもしれませんが、私たちがふだんやった事がないだけで、やろうとすれば簡単にできるものだと思います。
 こうやってあらゆる音に気づくようにしていると、だんだん高ぶっていた神経が鎮まってきます。
 そして、この意識を集中させずにリラックスした状態にすることは、ここまでに紹介した呼吸や思考・まぶたの裏を見る、といった方法を行うときにも同じように必要となります。

 お経やマントラを考えることなく繰り返し唱えることでも、瞑想に入りやすくなるとされます。
 これは簡単な方法なのですが、お経は長くて覚えるのが大変だったり、マントラは宗教的な感じがしてちょっと、ということもあるかもしれません。
 そんなときはもっと簡単なもの、例えば、1から数を順番に数えるとか、「あいうえお かきくけこ」の50音や家族・友人の名前などを言う、といったことを心の中で出来るだけゆっくり行っていくと、ウトウトしてきやすいという事があるので一度試してみて下さい。

 寝ながら呼吸法を行うのも効果的ということです。  
 呼吸法は、吸ったときお腹をふくらませて、吐いたときにへこませる腹式呼吸や、4秒吸って7秒止め、それから8秒かけて吐く478呼吸法などがあります。

 最後にちょっと変わったものとして、ペンのような太さの棒(尖ってないもの。新しい鉛筆など)の両端を両手のひらの真ん中にあて、はさんで持つという方法があります。
 こうやってじっと動かないでいたり、棒をはさんだ両手をゆっくり動かしたりしていると、なぜかボーっとしてきて眠くなってきます。


 今回紹介したものは、もちろん眠りをもたらすためだけのものでなく、心を落ち着ける瞑想法として座りながらも行える方法です。瞑想に興味を持たれたらふつうのやり方も試してみることもお勧めします。(ブログのカテゴリーの静功のところも良かったらご覧ください)


 眠れない人は、心配事をあれこれ考えてしまって目が覚めてしまう、ということも多いと思います。
 でも心配事について考えてとても良い結論が得られるならいいですが、そういった事はまずないでしょう。
 だから寝ながら心配事について考えを巡らすのは、意味のないことだと思います。
 心配事は意識であれこれ考えずに、直感力にすぐれた私たちの潜在意識に任せる方が、良い解決策を得られやすい、といわれています。そのためには瞑想を行うのが良く、ふだん日常生活を送っている意識が瞑想で薄れると、潜在意識が働きやすくなります。
 もちろん眠ることでも同じ効果が期待できます。眠る前に、心配事の解決策を教えて欲しい、と潜在意識にお願いすると、朝起きたときにそれが思い浮かぶことがよくあるそうです。



 瞑想を行って自らの心身に注意を向けたりするような時間や、何もすることなくぼんやりする時間を持つことは、私たちに少なくなっているのかもしれません。あわただしく効率を求め、たくさんの物や情報に取り囲まれた現代生活の中では、こういった時間を持つ余裕はなくなっています。
 しかし、こういうとらえどころのない時間は、私たちの頭を整理して気持ちを落ちつけるために、とても必要なものではないでしょうか。そして、そうした時間を持たないことが、眠れなくなる原因につながっていると私は思います。
 夜中に発する「眠れない」という言葉は、強い自己意識から来ている感じがあります。瞑想はその自己意識を手放すために行うものです。





 7年ほど前、一日中尿意を感じて困ったということがあります。
 それまでもどちらかというとトイレは近い方でしたが、そのときはいくらトイレに行っても、またすぐに行きたくなる状態でした。何度もオシッコをして、もう出ないはずなのに尿意が起こってくるので、夜も眠れず頭がおかしくなってしまいそうでした。
 病院に行くと、尿検査ではなんの異常もないので(尿でかなりいろいろ分かるみたいです)、前立腺炎じゃないかとの診断です。薬を飲んで様子をみてくださいと言われ、すがるような気持ちで薬を飲んでいいると、症状は多少軽くなり、24時間尿意があるということはなくなりました。
 それでも、トイレに行く回数はかなり多いまま変わりません。そして、薬がなくなり飲まなくなると、症状がまた悪くなっていくように思えます。
 再び病院に行くと、検査ではどこも悪いところはないから気にしすぎではないか、と言われました。
 一応何でもないのなら、医者や薬にこれ以上頼っても仕方ないと感じ、自分で良くするすることにしました。
 その後、自分なりにいろいろと試行錯誤して、どうにか頻尿になる以前の状態に戻ることができました。今回の記事では、その頃に私が行った方法を紹介したいと思います。
 それらが頻尿になぜ効果的だったのかは、はっきり説明できないのですが、行うとその当時の悩ましい尿意を減らすことができた方法です。これらを地道に続けていった結果、頻尿が改善したと私は思っています。
 今もどちらかといえばトイレは近いほうですが(午前中は特に行きたくなります)、日常生活に支障をきたすことはありません。
 原因のはっきりしない頻尿で悩んでいる人はけっこういるみたいですから、そういった方に少しでも役に立てばと思っています。それほど難しいことはない方法なのでよろしかったお試しください。



 まず初めに紹介するのは、脚のつけ根のそけい部を押すという方法です。これは寒い時期になってトイレが近くなってきた、というときに今でも行っています。
 そけい部に頻尿改善のツボがあるのか、リンパ節をほぐすことに意味があるのか理由は分かりませんが、尿意を抑えるのにかなり有効な方法です。
 ここを押すと体に悪いということはないでしょうから、寝る前や入浴時にゆっくりもみ押しすることをお勧めします。

 次に紹介する方法は、あお向け寝でヒザを立てた状態にして、そこから腰を浮かすというものです。
 頻尿の原因として考えられるものに、骨盤の歪みがあります。こうやって腰・お尻を持ち上げることで、骨盤が調整されるのか、尿意がやわらぐのを感じました。
 腰を上げて筋肉を鍛えるというかんじではなく、ただちょっと上げるだけで効き目があったので、寝床などでやってみてください。

 私の頻尿は夜寝ているときが特にひどく、一番大変な時期は尿意が気になって、毎晩5回くらい起きていました。
 ですから、寝ているときにトイレに行く回数を少なくする方法はいろいろと工夫しました。
 その中で効果があると思ったのは、うつぶせで寝ることです。
 枕なしでうつぶせに寝ると、多少尿意があっても大丈夫という気持ちになれました。また、膝を曲げて脇のほうに引き上げるような体勢のうつぶせ寝もけっこう効果的でした。
 うつぶせ寝をすると、骨盤まわりの筋肉の緊張がほどけるということがあるそうなので、そのことが尿意を刺激するなんらかの筋緊張をリラックスさせてくれるのかもしれません。
 でも、うつぶせ寝は去年の11月7日の「うつぶせ寝の効果」という記事に書きましたが、できる人とできない人がいると思うので、無理に行わないようご注意ください。

 夜中に何度も尿意を感じるのはさすがにつらかったですが、その時トイレに起きるたびに行っていた独自の対策があります。自分で「尿意視」と呼んでいた方法ですが、私はこれを地道に行ったおかけで、悩ましい尿意から解放されたと思っています。
 「尿意視」のやり方は前のものよりちょっと複雑です。
 まず、トイレに行きたいと思ったら、その尿意、オシッコをしたいと思わせる下腹部の感覚に意識を向けます。
 そうしたら、その尿意の感覚を感じなくする、またはその感覚から逃げるような感じで体を動かします。
 これはちょっと分かりにくいかもしれませんが、意識を集中して行うと、体をよじらせるような動きが出てくると思います。この動きは、人それぞれ違うものになるはずです。
 トイレに行ったらこの「尿意視」をまずやって、それからオシッコするようにしてみて下さい。これを行っていくことで、尿意を起こす原因となっている体の歪みを正して、排尿機能の異常をより正しいものへと近づけてくれると私は考えています。
 これは、すぐに尿意をしずめるという方法ではありません。私自身これで良くなるか疑問を持ちながら行っていました。でも、尿意視を行うたびに、体(特に背骨)の歪みを直しているのが感じられます。
 私は、体のほとんどのトラブルは歪みからくると考えているので、頻尿も体が整いさえすれば改善すると思っていました。だから、こうやって歪みを正していけば絶対に良くなるはずだ、と思って尿意視を続けたところ、だんだんとトイレに行く回数が減り、頻尿が気にならなくなりました。今では夜のトイレは、一回行くかどうかというかんじです。

 最後に紹介する方法は自発動です。これは「尿意視」と関係したものです。
 私が「頻尿は気のせいじゃないか」と病院で言われたときに、「じゃあ自分で何とかしよう」と考えたのには理由があります。それは、そのころ自分なりに健康法として行っていた自発動に自信があったからです。
 自発動というのは、体が自らを健康にしようとして起こす無意識的な動きのことです。(自発動の詳しいことはカテゴリーの自発動のところをご覧ください)
 自発動を行うと、体の歪みが自然に整ってきます。しかし、自発動は体全体を整えていくものなので、頻尿にすぐ効果があるわけではありません。
 そのため、頻尿をより早く改善させるために考えたのが尿意視です。尿意視の動きは、頻尿改善のために起こす自発動といえます。
 
 トイレに行かないために水分をあまり摂らなかったり、西洋薬や高価なサプリを飲み続けている人もいると思います。しかし、そういったことは不自然な方法だと思うので、根本的な改善のためには、そういったものに頼らない自分なりの方法を見つける必要があるのではないでしょうか。
 私としては頻尿を改善するためには、自発動と尿意視を行うのがとても良いのではないか、と思っています。


 頻尿は膀胱や尿道・前立腺などの尿路感染症、また糖尿病や腎機能の低下などの病気などによって起きることがあります。ですから、今まで何でもなかったのに症状がでてきたら、まず病院に行って診てもらう必要があるでしょう。
 しかし、原因が分かり、治療してもらって良くなればいいのですが、原因が分からなかったり、心因性のものと言われたり、薬を飲んでも治らなかったりという人もいるはずです。そんな人に、今回紹介した変わった方法が役立てばと思っています。
 


 今回の記事はかなり前に書きました。しかし、そのときにブログに載せなかったのは、記事を書くために頻尿の経験を思い出していたら、再び頻尿気味になってしまったからです。(やっぱり頻尿は心の持ち方ということがあるようですね)
 症状を克服できていない人が、頻尿改善を言ってはいけないだろう、と記事は書いたままになってしまいました。
 そういう経緯があったのですが、その頻尿もしばらくすると治まりましたし、今回前に書いたものを読み返しても症状がぶり返すこともなかったので、記事にしてもいいかなと思いました。
 頻尿は、老化や心因からくるもの、自律神経のバランスの悪さといったことからも起きて、原因が良く分からないということも多いそうです。だから改善させるためには、気長に取り組まなければならないのかもしれません。
 しかし、私もなかなか良くならず、一日に何度も襲ってくる尿意に、「ホント勘弁して」と暗い気持ちになってしまうこともたびたびでした。
 そんなときに、私の気分を軽くさせてくれる言葉がありました。これは病院に行ったときに、若い先生が言ってくれたものですが、頻尿に悩む人にとって良い言葉だと思うので、これを最後に書きます。

 その先生は、頻尿がひどいという私のノイローゼ気味な訴えに、「尿がでないで困っている人に比べれば、出る方がよっぽどいいのだから、どんどん気にせずにトイレに行けばいいんですよ」と言ってくれました。
 トイレに行き過ぎるのが、恥ずかしく良くないことだと思っていたから、この言葉には救われた気持ちがしました。
 考えてみれば、オシッコをしてスッキリすることは気持ちの良いことですから、トイレに行くのは楽しいことだと考えれば悪くはありません。
 それからは「行きたいなら気のすむまで行けばいいだけのことだ」と開き直り、我慢したり落ちこんだりせずにトイレに行くようにしました。(もちろん尿意視もやりながらです)
 頻尿で悩んでいる方も、つまらないことが多い世の中で、自分には 楽しみが人より多い、と考えるようにしてみると少し気が楽になるのではないでしょうか。
 そして、そうやってオシッコするのは楽しい、と思いだすと、変な話、あまのじゃくな性質を持つ体は楽しことを減らそうとして、尿意を感じさせなくなる、なんてことも起きるかもしれません。



 今、日本では2人に1人の人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬそうです。
 私は今のところがんではないと思います。(検査をしたことがないので正確には分かりませんが)そして、家族や親類、友人、近所の人を見渡しても、がんになったという人はそれほどいないので、2人に1人がなるというのは本当なのかな、と思ってしまうところもあります。それでもがんで死ぬ人は実際に増え続けていて、ここ30年で2倍になっています。
 こんなにがん死が増加するのは異常なことに思えてなりません。しかし専門家によると、これは医療が発達して日本人が長生きになったからで、そのためがんになって死ぬ人が増えているということだそうです。
 この意見を聞いて「そうかもしれないな」と納得するところもあります。でも一方で、日本と同じように社会が高齢化しているヨーロッパの国ではがんによる死亡率が下がり続けていたり、日本人の若い人や子どものがんが多かったりするということを知ると、日本だけの固有の問題があるのではないか、とも考えてしまいます。
 まあ、そうは言っても人は誰でも死ぬわけで、長生きしたためがんで死ぬというのは大いにありうることでしょう。でも出来ることならがんは避けたい、というのがすべての人の本音ではないでしょうか。今ガンは治る人が多いみたいですが、やはり他の病気に比べていろいろと大変なことの多い病気に思えます。


 国立がん研究センターが、がんを防ぐために注意するべきこととして、次のようなものを挙げています。
 タバコを吸わない(副流煙も避ける) 飲酒は適度に バランスの取れた食事を心がけ、野菜・果物を摂る 食塩摂取量を減らす 運動をする 太り過ぎない 肝炎ウイルス・ピロリ菌の検査をする がん検診を受ける
といったことです。
 そのほかにも、車の排ガス アスベスト 化学物質 紫外線 放射能 電磁波 カビ 熱いものの飲食 食品添加物 農薬 ハムやソーセージなどの加工肉・牛や豚の肉・乳製品の摂り過ぎ ストレス 遺伝的なもの
等ががんになる要因として挙げられています。
 こうやってみると、注意すべきことは本当に多岐にわたりますが、がんになってから治療のことをいろいろ考えるより、まず予防のためにあれこれ行っていく方が、面倒でも長い目で見れば良いのではないかと思います。
 しかし、私はがんになるのは特にストレスと化学物質・食品添加物の使用が大きな要因と考えているので、これらのことが国立がんセンターの注意事項に入っていないのはちょっと不満です。今回の記事では、私なりのがんの予防法ということについて書いてみたいと思います。



 ストレスががんの原因になる、というのはよく言われますが、国や現代医学ではそういったことはないと考えているようです。
 人がどれくらいストレスを感じているか、またどのようにストレスががんをもたらすか、といったことは調べにくいので、原因として挙げられてこなかったのかもしれません。でも強いストレスががんの原因になりうるということは、正しいように思えます。
 真面目で言いたいことを言えない人も多い日本人は、ストレスを受けてため込みやすいと言えるでしょう。ですから、がんの予防のために、ストレスががんの原因になるということは、もっと広く知られるべきなのではないでしょうか。
 ストレスががんをもたらすメカニズムについては、新潟大学名誉教授の安保徹先生の理論がとても分かりやすく説明しているように思います。
 安保先生によると(ベストセラーになった「免疫革命」などの本で、このことを知っている方もたくさんいると思いますが)、ストレスが続いて自律神経のバランスが崩れると、交感神経優位のリラックスできない状態が続きます。そうなると白血球の中の顆粒球というものが増えます。顆粒球は体内に入り込んだウィルスや細菌を活性酸素を放出して攻撃する働きがありますが、顆粒球が増えすぎると体の毒になる活性酸素が過剰に放出されるようになってしまい、それが遺伝子にダメージを与えてガンが作りだされるということです。
 また、ストレスによる交感神経優位や、薬の飲みすぎなどによって血流が悪くなると、体温が低くなって免疫力が下がり、それによってがんなどの病気になりやすくなることもあります。
 そして、過剰なストレスを受ければ、飲酒や喫煙、過食といったことが増えて、それによってがん発症のリスクが高まるということもあるでしょう。 
 ですから、自律神経のバランスを崩して免疫力を低下させ、がんだけでなく多くの病気の元になるストレスを減らすことは、とても重要だと思います。
 心身を疲弊させる長時間労働や、気を遣い過ぎる人間関係、マイナスのことばかり考えるとか妬みや憎しみを常に抱くといった性格の問題、などストレスのことで思い当たる人は多いでしょう。また身近な人が亡くなったり、思いがけない出来事が起きたりして大きなストレスにさらされる事もあります。
 誰もが好き好んでストレスを受けているわけではないのでストレスへの対処というのは難しいかもしれません。しかし、ストレスを解消する気晴らしの時間を持ったり、物事をキッチリ真面目にこなそうとせずに、ほどほどでいいと考えることは大切ではないでしょうか。
 特に、笑うことはストレスを軽減して免疫力を高めてくれるので、友達とバカな話をしたり、テレビやネットなどで笑えるものを見ることはお勧めです。
 ストレスを気にしすぎて逆にストレスになってもいけないですが、ストレスは免疫力を落としてがんや他の病気の原因になりえるので、過剰なストレスを受ける生活や、マイナス思考は出来るかぎり変えたいものです。
 私もどちらかというと物事をクヨクヨ考えるほうですが、ストレスががんの原因になるということを知ると、そうやってストレスをためて病気になってはつまらないと思うようになり、なるべく気持ちを楽にするように心がけています。


 (次回に続きます)





プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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