私たちの腸の中には約百兆個もの腸内細菌が存在します。その種類は数百種類以上、重さにすると1キロはあるということです。
 腸内細菌の働きは多岐にわたり、人が生きる上で欠かせないものになっています。
 

 腸内細菌は私たちの生活習慣や何を食べるかによって、その状態が良くなったり悪くなったりと変化します。
 腸内細菌の状態が悪いと便通異常、生活習慣病、アレルギー、うつなどの精神疾患等のさまざまな病気になりやすくなると言われています。
 その働きはまだよく分かっていないことも多く、最近では自閉症と腸内細菌の関係の研究が進められるなど、まだまだ新しい発見がありうる分野です。
 腸内細菌と健康の関係は、長寿者や病気の人などの腸内細菌の比較によっていろいろなことが分かってきています。また腸内細菌の状態を良くする方法も研究されてきています。
 腸内細菌を良く保つことは、健康な人生を送るためのカギになると言えるでしょう。
 今回は、そんな私たちの人生のパートナーであり、運命を握っているともいえる腸内細菌の働きと活性化について書いていきます。



  腸内細菌の働き

*病原菌を排除する
腸内を弱酸性に保ち病原菌の増殖を防ぎます

*消化を助ける
腸内で消化できない繊維物質を分解したり、タンパク質や糖質を分解して消化、吸収を助けます。また腸を刺激してぜん動を活性化します

*ビタミン・ホルモンの合成
ステロイドホルモンやビタミンB群、葉酸、ビタミンKなどを合成します。タンパク質や腸内酵素も作ります

*免疫力を上げる
人の免疫システムの70パーセントが集中する腸の免疫の仕組みを刺激してその働きを高めます。腸内細菌を良い状態にすることにより、ガンを攻撃することで知られるNK細胞を含む免疫細胞は活性化すると言われています

*セロトニン、ドーパミンの元になる物質を脳に送る
セロトニンやドーパミンは、人の幸福感と関係する脳の神経伝達物質です。
 ドーパミンは意欲や喜び、快感などを感じさせるのに必要な脳内物質です。
 セロトニンは感情や自律神経のコントロールに欠かせない物質で、セロトニンの不足はうつ病の原因とも言われています。またセロトニンが日中よく作られると、夜間に睡眠をもたらし、細胞の修復を行うホルモンであるメラトニンが分泌されるようにもなります。
 セロトニンは肉、魚、豆類、卵、バナナなどに含まれるトリプトファン、ドーパミンも肉類などに含まれるフェルアラニンという必須アミノ酸から作られますが、これらの食品をたくさん摂取しても、腸内細菌が作り出す葉酸やビタミンB6などがないとうまく合成されないそうです。
 さらにセロトニン、ドーパミンの元になる物質も、腸内細菌の働きが強くないと、脳に送られることが出来ないそうです。


 腸内には善玉菌、日和見(ひよりみ)菌、悪玉菌と呼ばれる3つのタイプの腸内細菌が存在します。
 ビフィズス菌などの善玉菌が優勢な状態にあると、上記の腸内細菌の働きは強化され、若さや健康の維持に役立ちます。
 逆に大腸菌などの悪玉菌が多いと、腸内のタンパク質を腐敗させてさまざまな有害物質を作り出し、下痢や便秘、肌荒れ、アレルギー、生活習慣病や高血圧、高脂血症、老化の原因になります。また発ガンにも関係すると言われています。
 大腸菌はビタミンの合成や感染症の防御などに役立つ面もありますが、その数が増えると体に害を及ぼすようになります。

 悪玉菌を増加させる原因としては加齢、繊維質のない肉などの動物性タンパク質の食べ過ぎ、過剰なストレス、体の冷え、食品添加物や抗生物質などの薬の飲みすぎが挙げられます。
 これらのことに注意して善玉菌を増やすためには、発酵食品や食物繊維、オリゴ糖などを摂ることが大事です。
 日和見菌と呼ばれる菌は腸内細菌の大多数を占めるものです。これは悪玉菌が少ない環境だと大人しい存在ですが、悪玉菌が繁殖すると、それとともに同調して悪い働きをする特徴があります。



 最後に、セロトニンと腸内細菌の関係はとても興味深いので、もう少し触れてみたいと思います。
 近年の日本人のうつ病者数と自殺者の増加は、経済状況などの社会的要因によるところも大きいでしょうが、セロトニンの不足という問題も関係しているのではないか、と指摘されています。
 セロトニンは、脳内でストレスによる過度の緊張や興奮を抑えて、精神を安定させる働きをします。しかし、先ほど述べたように腸内細菌の働きがしっかりしていないと、腸で合成されず脳にも送られません。
 腸内細菌の状態を良くするためには食物繊維の摂取が大切ですが、日本人の一日の摂取量は肉食や加工食品の摂取増加とともに年々減り続け、極端に少なくなってきています。
 そのためにセロトニンの作られる量が少なくなり、うつ病などの増加につながっているのでは、と言われています。

 このことをメキシコと比較したとても興味深い話があります。
 メキシコは日本ほど経済的に恵まれた国ではなく、長年治安の悪さや貧困の問題を抱えていますが、そのメキシコは約半世紀の間、自殺率が世界最低という記録を持っているそうです。
 その原因の一つに、豆類などを多く食べるメキシコの人の食物繊維摂取量があるのではないか、と考えられています。食物繊維摂取量が日本人の3倍もあるメキシコ人の腸内環境は素晴らということです。(繊維が多いと排便量も多くなり、有害物質をよく排出してくれます)
 そのため、セロトニンも脳内にたくさん分泌され、陽気な国民性と逆境に負けない心が作り出されているのかもしれません。


 腸内環境の悪い人の腸に、善玉菌の多い健康な人の便を直接入れて、善玉菌を増やすなんていう施術も海外ではあるみたいですが、腸内細菌を増やす基本は何と言っても食べ物ですので、次回は、何を食べると腸内細菌が喜ぶか、について書いてみたいと思います。


 人は足から衰えると言われています。
 足は立つ、歩くなどの動作の土台となるところですが、生活が便利になった現代人は体を動かすことも減り、その結果、足の大切さも省みられなくなっている傾向にあります。
 足の大切さを痛切に感じるようになるのは歳を取ってからです。
 筋力のある若いうちは、こういったことを考えたりしないでしょう。(といっても若い人も肥満や運動不足で足腰が弱い人も多いですけど)
 しかし、年齢を重ねるとともに足が弱くなり、歩くのが大変になると、出来ることが少なくなったり、行動範囲も狭まったりして本当につらく感じるようになると思います。
 

 そんな足の健康を保つために大切なのは、歩くなどの運動や、日々体をよく動かすことですが、忘れがちなのが履き物についてではないでしょうか。
 私たちは立って歩くときにはたいてい何かをはいていますが、履き物が足に及ぼす影響について軽く考えている人が多いように思えます。
 そして、このことが外反母趾や足指が縮む、浮く、動かないなどの足指の異常、タコやウオノメ、ひざや腰の痛み、O脚X脚等の原因となっているという事もあります。
 今回はこの履き物についていくつかの話を書いてみようと思います。




 
 履き物と足の健康といって、まず思いつくのはハイヒールです。
 ハイヒールを履くことで外反母趾や腰痛になりやすいのはよく知られています。
 かかとの高い靴は足の負担になって、歩くのにも向いていないので、なるべく履く時間を少なくした方がいいです。
 また、子どもが学校で履く上履きは、足を固定させずに不自然な歩行を強いて、子どもの足の生育を阻害するということです。


 足の健康を考えるのなら、靴はひもを通す穴が5つ以上あるものがいいそうです。
 そして、靴を買う際にはかかとがフィットして、つま先に余裕があり、足指が窮屈でないものを選びます。
 お店でしっかりひもを締めて試着し、歩いてみて履き心地を十分確かめてみます。
 靴によってサイズにバラつきがあるので気を付ける必要があるそうです。
 本当に自分に合った靴を選べば、歩くときの気分が全く違ってきて、積極的に歩きたいという気持ちにさせてくれます。
 サイズの合わないものや履き心地の良くないもの、ひもでしっかり固定させない靴などは、足の不健康につながり、さらに全身の骨格、内臓にも影響を及ぼすことも考えられるので、靴選びにはある程度の時間とお金をかけた方が良いと思います。



 そして、今回の記事で特に伝えたいのは、スリッパの弊害についてです。
 今ではたいてい家の中でスリッパを履いて生活していると思いますが、その習慣は足の健康にとってよくないそうです。
 足は親指と小指、そしてかかとの三点でバランスを取り体の安定を支えますが、スリッパはその親指と小指の働きを束縛して機能させなくするそうです。

 スリッパで歩くと足が安定しないため、私たちは足の指を不自然に曲げ、縮めてしまう習慣がつきます。この足の指を曲げた状態では全身が緊張して硬くなり、運動能力が大幅に制限されます。
 家の中にいる間じゅうスリッパで歩き続けて階段を上がったり、掃除をしたりしすれば、足の指を曲げた状態が固定されてしまい、気づかないうちに足の健康を損ねてしまいます。
 
 また、外出するのにサンダルを履く人も多いですが、サンダルもスリッパと同じ理由で足の健康を損ねることになります。
 長い距離を歩くぶんスリッパより弊害が大きいかもしれません。サンダルは家の周りで履くぐらいにした方が無難だと思います。


 外を歩く時はハイヒールかサンダル、家の中ではスリッパとなると、足指を使って正しく歩くときが全くないことになってしまいます。その悪影響は大きいのではないでしょうか。
 家の中ではスリッパを履かずにいれば、正しくバランスのいい足の使い方ができます。
 こうすると足指を使う感覚を得られますし、足裏の刺激にもなって足のさまざまな不調、姿勢を良くすることや、冷えにまで効果が期待できます。
 何も履かないと足が冷えたり、汚れが気になるという人は布ぞうりみたいなものを履けば、足指を使う歩き方が出来るので良いみたいです。



 このことに関しては私的に解決できないことが一つあります。
 気候が温かいうちは布ぞうりをはくか、何も履かないでいても過ごせますが、寒くなると足元が冷えるのでどうしてもスリッパを履いてしまいます。
 ルームシューズもなかなかしっくりくるものが無くて、鼻緒のついたスリッパみたいなのがないか探しているけどなかなか見つからず困ってます。
(追記 この後、自分で足袋の形のスリッパを自作することを始めて、寒い時期にも足指を使った歩き方が出来るようになりました「足袋スリッパの完成」)



 自然の中で裸足で生活する人達の足は、人間の持つ足の機能を十全に発揮したもので、その足指はまっすぐだそうです。
 日本人も靴を履く以前の下駄や草履の時代には足の健康を良く保っていましたが、生活習慣の変わった現代ではそういった時代に戻るのは難しいでしょう。
 しかし、正しい靴を履く、家の中でのスリッパを見直す、さらに足指ストレッチや足裏マッサージ、五本指ソックスなどの毎日のちょっとした足のケアで、少しでも足の健康をよりよく保てるはず、と思っています。


 この記事の中のスリッパに関することなどは、「足の指まっすぐ健康法」(松藤文男 今井一彰著 河出書房新社)という本を参考にして書きました。この本は足の健康に関する話題がたくさん書かれているとても良い本です。


 おいしく安全な食生活のためには、食品添加物をなるべく摂らない方が良いと、以前「無努力食生活4 食品添加物について」の記事で書きました。

 添加物の少ない食生活を続けると、食品に入っている添加物や化学調味料に敏感になります。
 私は化学調味料に顕著に反応するようになり、外食でラーメンや中華を食べると調子が悪くなって、ひどいときには動悸がしたりします。

 そして、もう一つ反応するようになったものに歯みがき粉があります。
 もともと歯は何もつけないで磨く方だったので、ほんのたまに使う程度でした。しかし、最近は歯みがき粉を使うと、ミントのさっぱり感とは違う、舌がビリビリする感じが際立つようになりました。
 あまりに気持ちが悪いので、それまで使っていた一般的な歯みがき粉は止めて、せっけん歯みがき粉に変えました。そうすると、使用後の口の中の違和感はなく安心して磨けるようになりました。(そのせっけん歯みがき粉もたまに使う程度ですが)


 口の中がしびれてマヒするほどに感じる歯みがき粉を毎日、場合によっては一日何度も使えば、舌の感覚も悪くなってしまうのではないでしょうか。
 世の中には添加物の入った食品が多く、それらを気にせずおいしいと食べる人も多いです。私は、そういった人が添加物の味に気づかない一因に、化学物質を多量に含んだ歯みがき粉を使い、味覚がマヒしてしまっている、ということもあるように思います。


 スーパーなどで売られている歯みがき粉には、たいていラウリル硫酸ナトリウムという泡立ちを良くするための合成界面活性剤が使われています。
 ラウリル硫酸ナトリウムはシャンプーに使われてもいますが、これは業務用の床クリーニングにも使われる強力な界面活性剤です。口内に強い刺激を与えるため、舌の表面の味らい細胞を壊して味覚を低下させるそうです。
 口内の粘膜は皮膚と較べて、約10倍も有害物質を吸収しやすくなっています。
 口内から入ったラウリル硫酸ナトリウムは、血液とともに体中に運ばれ、目や肝臓、子宮等に蓄積して白内障や婦人病などの遠因になっているとも言われています。
 ドイツでは人体に有害として使用禁止、アメリカでは6才未満の子どもの使用を、脳への悪影響がある、と禁止しています。


 これだけでも怖くなりますが、歯みがき粉には他にも危険な成分として、保湿剤のプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、甘味料のサッカリンナトリウム、防腐剤のパラベン、さらにフッ素が使用されています。
 これらは市販の歯みがき粉でよく使われていますが、発がん性が疑われるものです。
 フッ素は虫歯の予防のためになる、とよいイメージがあるかもしれませんが、発がん性のほかに、免疫機能や神経にダメージを与える、アルツハイマーの原因になる、などと指摘する人もいて、安全性を疑われている物質です。
 

 歯みがき粉の一回の適切な使用量はマッチの先くらいと言われていますが、実際はもっと使う人が多いでしょう。
 有害物質が入っているといってすぐ病気になることはないと思いますが、長年使うことのリスクは十分あると考えられます。 
 さらに歯みがき粉使用のデメリットとして、口内炎、アレルギーを起こしやすくなる、研磨剤の影響で歯が削れてしまう、エナメル質が傷つき虫歯になりやすくなる、磨き残しが多くなる、などがあります。


 歯みがき粉が味覚を壊している、という私の推測から、歯みがき粉の恐ろしさの話まで書きましたが、歯科医も何もつけないで磨くことを勧める場合が多いですし、危険性があるものをわざわざ使う必要もないと思います。
(歯を削る事で歯を白くする効果はあるみたいなので、使いたい人は何もつけないで磨いた後の仕上げに、ほんの少し使って前歯を磨くと良いそうです)
 歯の健康のためには、マメな歯みがきは必要ですので、歯みがき粉を使う場合は量、回数を減らすか、石けん歯みがき粉に変えることを勧めます。
 そして、基本は何もつけずにしっかり磨いた方が良い、ということではないでしょうか。

 私の自発動中には宇宙語が出てきたり、背中、口、、目、などいろいろな所が動きます。
 自発動の動きは不随意なものですが、私はこの動きをいつ起こして止めるかコントロールできます。なので、人前やコンサートなどで急に出てきて困る、ということはありません。


 チックという症状がありますが、チックの場合には抑えようとしても不随意の動きが勝手に起きてしまうそうです。
 その症状はまばたき、口を歪める、鼻ならし、首振り、飛び跳ね、奇声や場所にふさわしくない言葉を言うなどで、これらは私の自発動中に起きることと似たもののようにも思えます。
 自分の過去を振り返ると、さまざまな精神的な不調はありましたが、チックで困った記憶はありません。しかし、いつも落ち着きのない多動な所はあったので、それはチックと同質のものだったかもしれません。


 「無くて七癖」と言われる癖とチックの境界は結構あいまいに思えます。
 癖は周りの人が気にしないもの、チックは周りから見て奇異に感じられるもの、という見た目の差という気もしないでもありません。
 チックの原因ははっきりしていないようですが、どちらかといえば内向的で怒りなどの感情を抑圧しがちな人に起きることが多いそうです。
 そして、チックの症状は、そういった抑圧されてうっ屈した感情のマグマのようなエネルギーが、いっぱいになった時に起きる小爆発のようなものだという専門医の見解をネットで見ました。(精神科医熊木徹夫が語る「治療のキモ」)
 その先生によると、そうやって起きると考えられるチックはフラストレーション解消の代償法なので、これを無理やり止めようとするとかえって悪化してしまう、ということでした。
 
 私も感情の抑圧が強い人間だったので、上記の説明そのままに当てはまっているといってもよく、私の自発動は溜め込まれた感情から起きているものかもしれません。
 たぶん、むかし抑えられた感情が歪みとなって体に固定され、それが解放される過程で自発動となっているのだとも考えられます。
 また、長期にわたって多種類の症状が起きていると、チックが重症化した症状としてトゥレット症候群という名前で呼ばれるそうです。自分としては、これにもあてはまってる所があるようにも思えます。
 抑圧された感情・ストレスがあり、それを解き放とうと小噴火のごとく現れる(チック症状)。そして、さらに抑圧が強まると次から次へといろんな所から現れ続ける(トゥレット症候群。私の自発動もこれ?)ということでしょうか。
 
 私は結果的に抑圧が酷くて、起き上がれないほどのパニック障害になってしまったので、かなり重症だったと思います。
 でも、それだけ強かったと思われる未開放のマグマ・歪みも、自発動を行っていくうちに長い時間を要していますが、少なくなってきていて、それほど遠くないうちに首いたずらなどの動きもあまり出なくなるのではという気もします。


 現在チックに悩んでいる人は、脳の器質的のものなど、その原因もいろいろあると思いますが、その多くはストレスを溜めるところからやはり来ているのではないでしょうか。
 子どもに起きることも多いようですが、その場合は親子関係、親が子どもに対して、いい子にしようと抑圧的な子育てをしてないか自省してみる必要があるかもしれません。
 薬も重症者には必要でしょうが、結局は対処療法ですので完治させるのは難しいみたいです。やはりストレスの問題を解決するのが大切でしょう。しかし、いろいろやっても良くならず、症状に悩んでいる人も多いと思います。



 ここから書くことは私の考えなので、そのつもりで読んでください。しかし、少しでもチックに悩んでいる人の参考になればと思っています。

 チックの症状は先ほどの専門医の先生の話のように、フラストレーション解放のためにやむにやまれず現れるものでしょう。
 これを抑えると良くないというのは、よく言われていることですし、理解してもらえると思います。
 チックが起きるとやはり人目を気にしたり、意味のない行為に思えるので、症状を抑えたい気持ちを持ってしまうところがあるはずです。
 でも、チックと同質な自発動を続けてきた経験から言うと、症状はそれを全うさせて体が十分納得するまでやる必要があります。
 東洋医学に「症状即療法」という考えがあるのですが、これは発熱や下痢、炎症、発疹などのどんな症状も、体が自らを治そうとして起こすものだ、という考えで、チックもこれに当てはまるのではないでしょうか。
 チックの動きによって体は内側に抑圧したストレスを解放し、歪みによる神経のもつれのようなものを調整していると思います。
 チックの動きを人前でやってしまうのが嫌なのは分かりますが、一人でいるときには起きる動きに対して後ろめたい気持ちを持たずに、体の動きのままにさせることを勧めます。
 気兼ねなく安心してチックを出せる時間を持てば、徐々に症状が減ることが期待できるはずです。


 仕事などやらないといけないことの途中でチックが出ては困ります。
 しかし、チックは自らの体よりも、やらなくてはならないと考える物事を優先しすぎた結果現れたとも考えられます。
 本当に大切にすべきなのは、まず自分の体や気持ちではないでしょうか。

 また、現代社会の中では、働くにせよ、遊ぶにせよ、人間の頭が作り上げたシステムに沿った物事を行うのがほとんどです。でも、そういったこととは関係ない、自然に触れる、軽い運動をする、ボーっとリラックスするなどの、頭ではなく体の喜ぶ時間を持つことも必要だと思います。
 そして、その時間にすこし自らのチックを解放してみてはいかがでしょうか。
 自発動もチックに対して効果があると思いますので、興味を持たれた方はお試し下さい。

 と、ここまで述べてきましたが、チックで困ってる人も、怪しいブログと眉唾で読まれたかもしれません。
 そして、本当に何をやってもダメだった人だけが少し関心を持ってくれるかなと思っています。
 私としてはチックと自発動の関係は近いと感じているので、今回の記事にある程度自信はあるのですが・・・。


 今回の「お得な」健康法は笑うことです。

 「笑う門には福来る」と言いますが、笑うことにはすごい健康効果があります。
 ただ笑えばいいだけですから、これほど安上がりで楽な話はありません。友人との馬鹿話でも落語やテレビのお笑い番組、マンガなどなんでもいいです。
 大笑いするのがベストみたいですが、それ以外の笑いでも効果があります。(人をあざける笑いや冷笑はよくないでしょうが)
 そして、別におかしくなくても笑い顔を作ってみるだけで、脳は楽しいと判断して笑うことの効果を得られるそうです。
 今回の記事は「笑いの免疫学」(船瀬俊介著 花伝社)という本を参照して書いてます。この本には、笑いと健康の関係が包括的に、さまざまな実験の結果を紹介しながら面白く書かれています。


 人間は若い人や健康な人でも、体内に毎日約3000~5000個くらいのガン細胞が発生しています。
 それらはナチュラルキラー(NK)細胞などによってとらえられて破壊されるので、通常はガンになりませんが、ストレスや不安などでこのNK細胞の働きが弱まると、免疫力が低下してガンなどになりやすくなってしまいます。
 しかし、ストレスによってNK細胞が弱まっても、笑うことでその働きが上がります。
 これは、笑いが善玉ペプチドという免疫機能活性ホルモンの分泌を促し、それが血液やリンパ液に乗って全身に運ばれNK細胞に付着して、その働きを活性化させるためだそうです。

 さらに、笑うことでβエンドルフィンが分泌されます。このβエンドルフィンがストレスを感じた時に体内に分泌されるアドレナリン、ノルアドレナリンなどの毒性の強いホルモンを中和・消去してくれます。
 βエンドルフィンは脳内モルヒネとも呼ばれ、ストレスや苦痛を鎮静させ、安らぎをもたらしてくれる物質ですが、これはNK細胞を活性化させる働きも持っています。

 また、人が肉体や精神に強いストレスを受けると、副腎皮質からコルチゾールという、血糖値を上昇させ、免疫抑制作用を持つホルモンが分泌されます。
 コルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれます。このコルチゾールの血中濃度を計ると、人がどれくらいストレスを受けているかの尺度になります。うつ病の人などはこの数値が高くなるそうです。このコルチゾールも笑うと減ることが判っています。 
 大笑いすると、酸素が大量に血中に取り込まれ、コルチゾールが分解されて尿になり、排出されるということです。

 これらのことから、笑いには強力な免疫作用があるのが分かります。
 笑うことでガンや感染症になりにくくなるほか、アトピーやぜんそくなどのアレルギー症状、糖尿病、リウマチなどの改善にも効果的とのことです。



 他にも笑うことにはいろいろな健康効果があります。
 
*笑うと副交感神経が優位になって心拍数や血圧を下げる。また脳内にα波が出てリラックス効果をもたらす。

*笑うことの運動効果として、笑って横隔膜を上下させると腹式呼吸になり、これが全身の血行を良くする。大笑いするのは腹筋運動にもなると思います。

*大笑いすると酸素をたくさん取り込み、その量は通常呼吸の3倍、深呼吸の2倍にもなるそうです。この酸素が脳と体中に供給されれば細胞は活性化して元気になります。

*脳の血流を増やし、記憶力などの脳機能を活発にして脳を若返らせる。それによって頭を良くする、認知症の予防になると考えられる。

*さらに笑う事で遺伝子を変化させる、血液サラサラ効果がある、成長ホルモンを増やす、などの効果もあると言われています。



 笑うことにこれだけの効果があるとなると、さんまとか「アメトーク」とかのテレビのバラエティ番組が、ストレスの多い日本社会に果たしている役割はとても大きいように思えます。
 さらに、親がテレビのお笑いを見て笑っている子どもに「そんなもの見てないで勉強しなさい」とも言いづらくなりますね。
 何せストレスを取り除きながら、運動して、頭も良くしていることになるのですから。となると健診の結果を気にする大人も一緒に見て笑った方がいいということになるかもしれません。



 人はつらい状況になると笑えなくなります。
 しかし、そんなときこそ逆に笑いが必要だということが、笑いの効果を知ると分かります。なので普段の生活から笑う機会を積極的に持つようにしたいです。
 冗談を言うとか、好きなテレビ・ラジオ番組を持つのもいいでしょう。つくり笑いもいいのなら、鏡を見るたびに笑ってみるのもいいですし、私はドライヤーで髪を乾かすときに口角を上げるようにしています。


 最後に「笑いの免疫学」には著名人の笑いに関する格言がいくつも載っていますが、その中で私が気に入ったものを紹介します。オリンピックの陸上競技で9個の金メダルを獲得したカール・ルイスの言葉です。

「100mを全力疾走する時、70mを過ぎた時点でニコッと笑顔を作るのさ。すると残りのゴールまでのスピードがアップするんだ」

 今回は、首を動かす自発動(首いたずらと個人的に呼んでいます)について書いてみたいと思います。


 私が自発動を行うときには、あぐらで座り、背中の上部や首を動かすことが多いです。
 首の動きは一定せず、横に倒したり、ねじったりと微妙に動きjます。これは歪みの複雑さを暗示していると思います。
 十年以上自発動を続けていますが、いまだにスッキリとは整っていません。
 
 ただ胸椎の上部や頚椎の歪みは、誰にとっても複雑で大きいもののようです。
 気功の小周天(丹田で発生させた気を肛門から脊椎に沿って頭頂まで上げていき、体の前面を下って丹田に戻して循環させる行法)でも、夾脊(胸椎)と玉枕(首)と呼ばれるこの二ヵ所は気の通りにくい所とされています。
 また神道の自発動的行法、霊動法の指導者中野裕通氏の本でも、この部分はカルマがたまっている所という表現で書かれています。
 

 歪みがあるといっても、私の場合、どこかがしびれるとか、痛いといった症状があるわけではないです。
 体が自発動で歪みを直そうとするのは自分でやろうとしていることではありません。したがって、私自身は客観的に見ているかんじなのですが、とても興味深いです。
 これはやれば気持ちいいということもあり、長い時間続けたくなります。
 首を動かして気持ちいいというと、首の骨をポキポキ鳴らす癖の人がいますが、鳴らすのを目的に首を動かすのは危険ということなので注意したほうがいいみたいです。


 私の思う歪みのない首の形は、うなじの縦の中心が窪んでいて、その両側に沿って筋肉の盛り上りが見えるものです。
 これは小さい子どもに多くみられます。やはり歪む原因にさらされるのがまだ少ないからなのでしょう。
 大人だとこういう首の人を見かけることは少ないです。しかし、高齢者にはこの首を持つ人を中年世代よりたくさん見かけるので不思議に思っています。
 時代的に苦労も多く、また長く生きているお年寄りの方が首の形が良い人が多くて、戦後生まれの人にそういった首が少ないのはなぜなのでしょうか?
 このことについては生活様式の違い、和式便所や正座の習慣、今より体を動かした生活、また心のありようも関係しているのかも、と私は考えています。



 カイロプラクティックの創始者パーマーは、首の上部にある頸椎1、2番を重要視しました。
 この部分は、体温調節、呼吸などの生命の根本機能を司る脳幹と大きく関係する所です。
 ここが歪んでしまうと、脳幹の働きを阻害してしまい、生命への悪影響が大きくなります。そのため体はなるべくここを守ろうとして脊椎の他の部分を代わりに歪ませます。
 そして、その脊椎の歪みのために病や不調などが現れるのですが、それらを治すためには代わりに歪んだ部分ではなく、大本の一番重要な頸椎上部の歪みを取り除く必要があるとパーマーは考え、治療法を編み出したそうです。

 パーマーが頸椎上部を歪ませる原因としたものは、幼児期の精神的ショック(虐待や愛情の不足など)によるトラウマや化学物質、思考(社会的要因?)ということです。
 そして、治療によって頸椎上部の歪みが取り除かれると、生命が本来持つ「イネイト」と呼ばれる自然治癒力のような力が働きだし、体を健康に導くと主張します。
 イネイトというものは、自発動が起きる原因の説明になるとも考えられますし、この上部頸椎の話はとても大切なことを言っているように思えます。
 


 私の首がどうしてこれだけ歪んだのか分かりません。たぶんいろんな要因があってのことだと思います。 
 首を動かしてみるとスムーズにいかないので、いつも「首の回らない」状態にあるといえます。
 でも、前の口いたずらの記事で書いたように、自発動で歪みが少なくなることは確信しているので、体がやりたいと欲する時は、首いたずらをよくするようにしてます。
 自分としてはこれをやっている時間は、座禅をするのと似ていると感じていて、修行のように励んでいます。
 まあ、努力してやっている訳では全くなく、時間をとるようにしているだけなので大変なことは何もないのですが。
プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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