誰にでも、その性格・言動が好きになれない人がいると思います。
 他の人の性格や特徴はそれほど気にならないけど、その人に関することだけは、どうしても受け入れられず、「嫌い!」となってしまうような人です。
 そういう人が職場や学校などで身近にいると、とにかく嫌なので大きなストレスになってしまいます。さらに、その感情をコントロールしようとしてもなかなか上手くいきません。

 このように人を嫌いになる原因は、「シャドーの投影」にあるとフロイトやユングの心理学では説明されます。これは人を毛嫌いする心の仕組みを、的確に言い当てているものだと私は思います。
 私も生理的に嫌いという人が多かったのですが、この心の働きを知ることで、どうしてそのように嫌うのかが分かりました。そして、自分の心を理解するにつれて、嫌う感情が薄れていくのを経験しました。
 そこで今回の記事では、この「シャドーの投影」ということについて書いてみます。
 性格が合わない人やどうしても嫌ってしまう人との関係に悩む人には、「シャドーの投影」はぜひ知ってもらいたい考え方です。
 

 まず、「シャドー(影)とは何か」ということから始めます。
 シャドーは、私たちが何らかのつらい経験をすることによって、心の奥に押し込めて無いものとした気持ちや欲求のことです。
 例えば、周囲に「早くしろ」と言われ続けて傷ついた子どもは、ゆっくりしたい気持ちを切り捨て、シャドーにします。甘えることを拒まれた人は、甘えたい気持ちをシャドーに押し込めます。
 このように、人それぞれ様々なことがシャドーになっていきます。
 人は生まれた時には、まっさらな影のない心を持っていると思います。しかし、生きていく中である気持ちを抑圧し、無いものにしてしまうと、月が欠けていくように、心のその部分がシャドー(影)になっていきます。そして、私たちは、その影になっていない心の部分のみで生きている、と考えるようになっていきます。
 シャドーになった部分は、消えてなくなったわけではありませんが、シャドーが自分の中にあることは意識できなくなります。

 シャドーには暗さの段階があり、それは気持ち・欲求をどれだけ深く心の奥に閉じ込めたかによって決まります。
 そして、ある気持ちに関してとても暗いシャドーを持った人が、その部分が全くシャドーになっていない人に出会うと、「何か合わない」「イライラする」という感情が生まれます。
 ゆっくりすることがシャドーの人は、ゆったりしている人が嫌いになり、甘える心がシャドーの人は、人に甘えることができる人にムカついてしまうといったことです。
 この嫌いになる人に自分のシャドーを見る現象を「シャドーの投影」と呼びます。
 すべてではないでしょうが、人をひどく嫌いになるのは、この現象によって起きていると考えられます。
  そして、「シャドーの投影」は、嫌いになる人が実際にシャドーの性質を持っていなくても、その人がその性質を持っていると勝手に思い込むことでも起きます。

 ゆっくりすることや甘える気持ちなどを強く否定されたとき、私たちの存在は不安になります。その不安な心から逃れようとして、シャドーは作りだされます。
 シャドーの中には、つらい経験や、不安・孤独・怒りといった感情、さらにそれらのものを表現したい欲求などが、意識に現れないように押し込められています。
 しかし、自分が隠した気持ちを普通に持っている人に会うと、私たちは自らのシャドーを遠ざけたように、その気持ちを持つ人を嫌って避けようとします。それは、その人の存在が自分のシャドーを刺激して嫌な感情をよみがえらせ、心をかき乱すかもしれないという恐れを持っているからです。
 この恐れは意識されないので、自分のシャドーの気持ちを持つ人がなぜか嫌いになる、ということだけが起きているように感じます。
 ですから、相性が合わない原因は、基本的に、相手にあるのではなく、前世で敵同士だったからでもなく、自分の中にあったのです。
 嫌な人との関係で悩む人は、一度、その人の特徴が自分の中にあるかを顧みてみると、以前にその特徴を否定されて心の中に抑圧した経験を思い出すはずです。 
 
 また、児童虐待やいじめた言った問題でも「シャドーの投影」が起きていると考えられます。
 子どもを虐待する親は、自らの子ども時代に、未熟や甘えといった子どもらしさを否定されて、シャドーにしてしまっています。
 そして、親になったとき、子どもの中に自らが否定した子どもらしさを見ると、自分の傷つけられたシャドーが甦ってきます。
 虐待を受けてきた親にとって、そのシャドーに触れることは、自分の全存在を脅かすほどの恐怖をもたらすものです。だから、自分の息子・娘であろうと、その中に甘えや不完全といった子どもらしさを見ると(それは子どもにとって持っているのが当たり前のものです)、自分がそうしてきたように抑えつけ、虐待につながっていきます。
 いじめは問題がもう少し複雑ですが、いじめる側の「シャドーの投影」によって起きていることも多いと思います。


 心が穏やかでいるのを望むなら、他人にシャドーを投影して過剰に反応せずに、ただ自らのシャドーを無視しているほうがいいはずです。
 しかし、嫌う感情にこだわってしまうのは、心がそれを望んでいるところがあるからだと思います。人にシャドーを投影して遠ざける一方で、シャドーがその存在を私たちに知らせようと投影を起こしている、ということがあるのかもしれません。(そのために思い込みの投影も起きます)
 シャドーを持っていれば、それだけ心は制限され自由でなくなるから、当然苦しみをもたらします。そのためシャドーに押し込められた気持ちは、自らを何とか表現して自由になろうと、他の人の中に現れます。
 嫌いでたまらない人というのは、シャドーが作りだし、自ら引き寄せているとも言えるのではないでしょうか。
 ですから嫌いになるということは、自分の心を知り、解放する機会でもあるのかもしれません。


 心の奥から来る嫌う感情を、無理に変えることは難しいでしょう。
 また、シャドーになった子どもらしさなどを素直に表現できれば一番良いはずですが、心は不快な記憶がよみがえるのを恐れて簡単にそうはしません。
 しかし、相手のどこを嫌うかで、自分のシャドーが何か、それがどうしてシャドーになったか、を知ることはできます。シャドーに向き合うのはつらいことかもしれないですが、人を感情的に嫌う心を和らげ、シャドーを統合することができれば、心はこだわりなく楽になるはずです。
 そのためには、シャドーに反応することなく、黙って見つめることが大切だと思います。シャドーは強い感情を抱えたものですが、その言葉に耳を傾け、理解することで、シャドーは自らを解消していきます。
 

 今回は、最近やり始めたおいしい米の炊き方について書いてみたいと思います。

 以前、洗った米を1時間ほど水につけて置くと、残留農薬が溶け出るので、その水を替えてから炊くのが安全で良い、ということを何かで読みました。
 水につけるだけで安全性が高まるならいいかも、とさっそく試してみることにしました。
 そのやり方で炊いた米を食べてみると、農薬が減ったからか、同じ米をふつうに炊いたものよりも、甘みが増しておいしくなりました。そして、長く保温しておいても風味が落ちにくくなっているようにも感じられます。

 水につけておくと農薬が減るのは、本に書かれているくらいなので本当だと思いますが、その上、おいしくなるというのであれば一石二鳥です。炊く前に1時間ほど水につけておくだけなので、それほど手間ではないですし、なにより安全でおいしいご飯のためなら面倒に感じることはありません。
 「これは一生使える!」と思うとかなり得した気分になりました。
 やり方で注意する点としては、炊くときの水加減かもしれません。私はつけた水を捨てた後、炊飯器の釜の目盛に合わせてますが、米が水を吸っているので米と同量の水で良いという話もあります。でも、水加減は季節や好みによって違いがあると思うので様子を見て調整してください。
 とてもお勧めできる方法ですので、一度お試しください。



 ネットでおいしい米の炊き方を見ると、昆布と一緒に炊くとか、みりん・酒を加えるとかいろいろ出ていたのですが、米の研ぎ方で参考になるものがありました。
 それは、研ぐ前にサッと水洗いして米の汚れを取り除く、ということです。
 このとき、米の上に蛇口からの水をかけて洗うと、水が溜まるまでに時間がかかり、米のまわりのヌカや汚れ、においを米が吸収してしまいます。そうならないように、釜などに水を張ったところへ米を入れ、手早くかきまぜて水を捨てるのが良いそうです。
 これは米の研ぎ方の基本なのかもしれませんが、私は知りませんでした。この作業も簡単なので、取りいれるようにすると、よりご飯がおいしくなるかもしれません。



 今回の記事は男性向けです。

 昔ネットを見ていると、とても面白いサイトを見つけました。
 そこには、誰が書いたか分かりませんが、男性器は上向きにしておくのが良いということや、下着と男性機能についての話が詳しく書かれていました。
 その主張は、私がそれまで知らないとても興味深いものだったので、そこで言われていたことを試してみることにしました。
 それから5年ほどたちますが、その方法で下着と男性機能についてはとても快適に過ごせて、特に問題もありません。したがって、そこで書かれていた主張は、いま草食化などで問題になっている男性の精力減退の原因を、正しく指摘しているものだったと今では思っています。
 この記事を書くにあたり、そのたいへんお世話になったサイトを探したのですが、どうしても見つかりませんでした。
 ですから今回はうろ覚えな記憶でもって、そこに書かれていた興味深く有益な主張を再現してみるつもりです。精力減退を感じる世の男性を少しでも元気にする助けになれればと思います。



 そのサイトで最初に引きつけられたのは、それまで私がはいていたトランクスの弊害についての記述でした。
 トランクスは通気性が良く、睾丸を冷やして男性機能を高める効果があり、陰部を清潔に保つためにもいい下着と言われています。
 しかし、トランクスはさおを上向きにすることが出来ず、睾丸がさおと常に密着してしまうので(太ももにも触る)、いくら通気性があったとしても、睾丸の温度が上がってしまう、ということがそのサイトでは書かれていました。
 さらに、トランクスでは睾丸がいつも重力によって下がり、ブラブラしてしまいますが、これが良くないとのことです。
 支えがなく垂れ下がった睾丸は、衝撃から自らを守るためにいつでも緊張状態になってしまいます。そうすると、睾丸への血行が悪くなり、睾丸の機能が衰えてしまうそうです。
 睾丸は精子とテストステロン(男性ホルモン)を作っています。
 精子を作る能力が大切なのは当然ですが、テストステロンも成長期の男子の体の発達に欠かせないホルモンです。そして、成人後もテストステロンは、筋肉・骨を強くする、意欲・性欲を高める、脳の機能を高めるなどの男性にとって重要な働きをします。

 トランクスをはくと、この大事な役割を持つ睾丸が重力に引っぱられて良くない、との指摘はなにかピンとくるものがありました。
 私の玉も常に「気を付け」をしているかんじで、リラックスしているときが少ないと思えたのです。
 もしかすると、それまで良いと思っていたトランクスをはくことで、自分はとても大切な機能を大幅にロスしていたのかもしれません。(自分のそれまでをふりかえると、納得できることが多々ありました)
 ということで、かなぐり捨てるように、即刻、トランクスをやめようと思ったのですが、では何をはくかが問題です。
 その頃はもうボクサータイプのパンツ(以下ボクサー)が主流になっていました。私はトランクスの方が睾丸を冷やしてくれて良いと考えていたので、ボクサーははいた事がありませんでした。
 ボクサーはいろんなデザインがあって人気です。そして、トランクスと違ってさおを上向きにできます。(キープする力は弱いと思いますが)
 今はかなりの人がボクサーをはいていると思いますが、ボクサーにはひとつ大きな問題がある、とそのサイトは指摘していました。
 この意見が他で読んだことのないものです。
 布で覆う面積が大きいボクサーの形が、熱のこもりやすいものであるのは、見た目にも分かりやすいですが、特にそけい部を布で覆っていることが良くないそうです。それはなぜかというと、そけい部には睾丸へつながる動脈が通っていて、そけい部を温めることによってそこを流れる血液も温められ、結果的に睾丸の温度を上げてしまうことになるからだそうです。
 睾丸は体温より3度下がった状態がいいとされます。睾丸の温度が1度上がるだけでその働きが大きく衰え、37度になると精子が全滅してしまうそうです。したがって、睾丸はいつも冷えている必要がありますが、ボクサーをはいているといま述べたことによって、どうしても睾丸の温度を上げてしまいます。
 そして、ボクサーの人は一年中はいていると思いますが、暑い時期には下着の中の温度も思いきり上がって、睾丸にとって最悪のコンディションになり、男性機能の大幅な低下を招く結果になります。


 サイトの著者は、活力にあふれていた日本の男が弱くなりだしたのは、トランクスが登場しだした時期と一致すると主張していました。
 そして、現代はトランクスからボクサーに変わりましたが、日本の男の性を取り巻く状況は、精子の減少や草食化と悪くなる一方です。パンツの変化が男性機能低下の原因のすべてではないでしょうが、一因になっているとは言えると思います。
 トランクス以前の日本の下着といえばブリーフ、さらにその前だとふんどしになります。ブリーフも熱がこもりやすいかもしれませんが、上向きにできますし、そけい部を温めない点ではボクサーより優れていると言えるでしょう。(ちなみに、お隣韓国ではブリーフの人が多いそうです)
 元気だった戦後昭和の強い男性力は、上向きを保ち、そけい部を温めないブリーフをはいていたことでもたらされた、という主張がされていたのですが、ブリーフにも熱がこもる、上向きをキープしにくいという欠点があります。そのためサイトではブリーフよりも良い下着としてビキニが勧められていました。
 (上向きの大切さもどれくらい知られているか疑問です。そういったことが周囲で話題になったことが、そのサイトを読むまでなかったので、私は恥ずかしながら知りませんでした。そして、上向きにしてみると、自然と活力が湧いてくるのを感じ、それまで知らなかったことを激しく後悔しました)

 ビキニといえばAV男優がはくようなイメージで自分とは合わない気がしました。
 しかし、彼らもセクシーさのためだけでなく男性機能を高める意味もあってはいているのかも、と思い試してみると、初めスースーして落ち着かなかったけど、確かに効果が実感できるものでした。それ以来、自分の柄でないビキニにしています。
 ビキニはものによってきつかったり、上向きを保ちにくかったりするので、自分に合うものを探す必要があると思います。自分に合うものを見つけて慣れればとても快適です。トランクスやボクサーだった人がはけば、それまでより精力が上がるのを感じられるでしょう。毎日、ただ身につけるだけで違いがでるので、まさにお得な健康法だと言えると思います。

 一方、私はそれほど感じませんが、締めつけのきつい下着は陰部の血行に良くないという意見もあります。
 その問題を解消するために、特別な機能を持つ下着があるということもサイトには書かれていました。
 代表的なものとしては、シューバンとキングスタイルという下着があります。どちらも独自の構造で圧迫感を軽減して上向きをキープしてくれます。
 シューバンは一枚3000円以上するので試したことはなく、私は一枚2000円(それでも結構な値段ですが)のキングスタイルをはいています。
 キングスタイルは値段的に高いのと、見た目に少し難があって、人にあまり見せられないという欠点はあります。
 しかし、さおを上向きにキープするポケットがつき、睾丸の部分がメッシュになっていてゆとりがあるので、かなり快適な製品です。とてもお勧めできるものだと思います。(キングスタイル・シューバンともにボクサータイプのものがありますが、そけい部を温めないビキニ・ブリーフタイプでないと意味がありません)
 男性機能を高めるためには金冷法や睾丸マッサージ、精のつく食べ物、サプリなどいろいろあるけど、長い時間はく下着を何にするかが一番重要とサイトは締めくくられていました。
 


 私は「ノーパン健康法」という記事に書いたように、夜はパンツをはかないで寝ています。
 サイトでは、ノーパンは寝てる間に太モモと袋が密着して温度が上がるので良くないと書かれていました。しかし、ノーパンで寝るのはとても気持ちいいので、日中はく下着のゴムからの解放は必要だと思っています。
 しかし、今回の記事を書くにあたりネットで見ていると、上向きをキープして、通気性良く睾丸を冷やし、さらにゴムの締め付けがない「ふんどし」がとても気になりました。
 これなら夜はいてもいいかもしれません。今まで扱いが面倒臭そうとか心理的な抵抗がありましたが、この際一度試すべきではないかと考えました。今はじめてのふんどしをどれにするか選んでいますが、はいてみての感想はそのうち書こうと思っています。
 というわけで、長々と書いてきて、ビキニかキングスタイル、シューバンがいいと断言したかったのですが、ふんどしがもしかしたらそれらより良いかも、と結論が中途半端になってしまい申し訳ありません。
 一応、今回の記事の要点をまとめると、上向きを保つこと、睾丸を冷やすようにすること、ボクサーパンツでそけい部を温めないこと、トランクスで睾丸をブラブラさせないこと、になります。
 ボクサー・トランクスをはいていて近頃、元気がなくなって来ているという人は一度下着を変えてみてはいかがでしょうか?かなりの効果が実感できると思います。

 現代生活は目を酷使することに満ちています。
 テレビ・パソコン・スマホを見ることはもちろん、読書のしすぎや夜更かし、ストレス、過労は目に悪いでしょうし、遠くを見ることの少ない生活なども目に良いものではないそうです。
 しかし、仕事でパソコンを使わなければならない人は多いはずですし、ネットやテレビ・活字などに依存して、それなしではいられない私を含めた現代人は、どうしても目の使いすぎになってしまうと思います。
 目の疲れは、本当はそれらの時間を減らせば簡単に改善するものなのかもしれません。
 私の祖母は今年91才ですが、毎日、老眼鏡なしで編み物をしています。また、近視でもありません。目に良いことを特別しているわけでもない祖母が、なぜそんなにスーパーな目を持っているかと考えれば、やはりパソコンや本を見ない生活を送ってきたということが大きいのだと思います。
 とはいっても、現代はそういった生活に戻ることは難しいですから、疲れ目はなんとか対処しなくてはなりません。

 目が疲れたときの対策は一般的に、
 ・目のまわりのツボを押す・マッサージをする
 ・目の体操をする
 ・遠くを見たり、目をつむったりして目を休ませる
 ・首・肩のコリをとる
 ・目を温める(充血しているときは冷やす)
 ・目の温冷浴
 ・目薬をさす(目薬は成分に注意が必要です)、などがあると思います。

 私も疲れ目のときはこれらのことを行いますが、それでもスッキリしない場合があります。
 そんなとき、私が最終手段として行っているのが「クリップ流し」と呼んでいる方法です。
 目のまわりは老廃物がたまりやすいところで、老廃物がたまると目も疲れやすくなります。この方法は、両端がU字型をした紙をはさむクリップを使って、目のまわりの老廃物を流すというものです。 
 すべての人に効果があるかは分かりませんが、効果を感じられる人にはとても使える方法になるはずです。目が疲れて仕方ないときに一度試してみて下さい。

 やり方は簡単で、目のまわりの骨に沿って、目頭のところから目尻のほうへとクリップのU字のところをあて、やさしくなでていくだけです。
 顔の中心から外に向けて流すようにしていきます。眉の上なんかもやってみてください。
 クリップのあの材質と形状が、目のまわりで使うのにとても適していて、気持ちいいです。(頭を上から下へと流すのもお勧めです)
 クリップを骨にあてて動かすと、グリグリしたかんじのものがあるのを感じると思いますが、それが老廃物です。この老廃物はリンパがつまって出来たものだと思います。
 リンパのつまりは、リンパの流れ(顔の場合は中心から外へ)に沿って手指で流してもいいのですが、クリップを使うと細かく堅いつまりまでとても良く流せます。このつまりを流すだけで、目がたちまちスッキリするのが感じられるでしょう。
 行うときに注意する点としては、目のまわりの皮膚は薄くデリケートなので、力を入れすぎないようにすることです。あまり毎日やると効果がなくなるので、たまに(2~3日に一度)行うくらいにするのが良いと思います。

 また、この「クリップ流し」ともう一つ、私が疲れ目対策の奥の手として行っているのが、以前紹介した「つまようじ刺激」です。これもけっこう効果的なので、疲れ目に悩む人には、やり方に注意しながら試してもらいたい方法です。

 今回、一度は試してもらいたい健康法として紹介するのは、「耳ひっぱり」です。
 この「耳ひっぱり」は一度試してやり方を覚えれば、一生役立つ方法になるはずです。
 そのやり方を紹介する前に、私が「耳ひっぱり」を知ったいきさつがあるので、それについて少し書かせてください。


 私は、効果が目に見えて大きく、簡単にできる健康法がないか、といつでも探しています。
 そんな風に日々過ごしている私が、つい最近、両耳をいろいろ引っぱってみると、体が反応するのに気づきました。その反応はどうやら体を整え、姿勢を良くするもののようです。
 健康法マニアで新しい方法好きの私は「これは久々に面白い発見だ!」と少し興奮してしまいました。
 しかし、その発見で興奮したその後、たまたま本屋へ行ったら、健康法のコーナーに「一日一分であらゆる疲れが取れる耳ひっぱり」(藤本靖著 飛鳥新社)という本があるのに気づきました。
 手にとって見てみるとその本には、耳を引っぱるとさまざまな健康効果があることや、その効果が起きる体の仕組みについても詳しく書いてありました。
 これがシンクロニシティというものなのでしょう、私の新しい(と思った)発見は本になって事細かに解説されていたのでした。
 目の前にある文章を読めば「耳ひっぱり」について全て知れるのだから良さそうなものですが、何事も自ら考えて見つけたい性格の私は、少し落胆してしまいました。
 家に帰ってネットで調べてみると、ボディーワーカーの藤本靖さんが提唱する「耳ひっぱり」は2年ほど前からマスコミにも取り上げられて話題になっているようです。
 私はただいろいろ引っぱればいいと思っていましたが、耳ひっぱりのセミナーも行っている藤本さんは、体の専門家としてどういった引っぱり方が一番いいかということも(おそらく試行錯誤して編み出されたものでしょう)説明してくれています。
 そのやり方でやってみると、よく「効く」のが確かに感じられます。これは効果をすぐその場で感じられ、本当に手軽にやれる方法だと思いました。


 では、前置きが長かったですが、その耳ひっぱりの正しい行い方を本の通りに紹介します。

 ・中指を耳の中心のくぼみに入れ、親指と耳をはさむ
 ・ひじは軽く横に張る
 ・耳を斜め後ろ方向に2,3ミリ引っぱる
 ・目線は遠くの水平線を見ているイメージ
 ・立っても座っていても、どちらでも良い
 ・引っぱり方はほんの軽い力で行う
 これを1分くらい呼吸に意識を向けながら行うだけです。
 耳ひっぱりの効果は姿勢が良くなり、疲れがとれる、頭がスッキリする、体が柔らかくなる、など他にもいろいろありますが、多くの効果が期待できるとのことです。

 耳を引っぱることがこれほど効果的である理由は「あらゆる疲れがとれる耳ひっぱり」詳しく書かれているので、そちらをご覧ください。とても興味深い説明がされています。
 ここではその理由を簡単に要約してみます。

 頭蓋骨を構成する骨の中に蝶形骨というものがあります。
 蝶形骨はとても重要な骨で、前頭葉(理性や思考など人間の高次脳機能を担う)と、視床下部(呼吸などの生命の根本を司る自律神経の中枢)を支えています。
 蝶形骨が歪むと神経や血管を圧迫して、脳の機能の低下をもたらすと言われています。そして、蝶形骨は内臓を支える横隔膜や、体の姿勢を保つ大腰筋ともつながりがあるので、蝶形骨の歪みは脳だけでなく全身に影響を及ぼすということです。
 現代は働きすぎや睡眠不足、過剰なストレス、目を酷使して姿勢を悪くするパソコン・スマホの使用、などの影響で蝶形骨が歪み、頭痛や目の疲れに悩む人が増えています。
 そういった人が耳ひっぱりを行うと、耳についている側頭骨が広がり、その側頭骨にはさまれている蝶形骨が、歪みから解放されて正しい位置に戻ります。そして、今まで両側からはさまれ圧迫されていた蝶形骨がゆるむと、頭だけでなく全身も整えられ、頭がスッキリしたり、体が楽になったりする効果が起きるということです。
 また、耳を軽い力で引っぱるのはどうしてかというのは、頭の骨は強い力で動かそうとすると、ずれないように逆に堅くなってしまうので、ソフトに調整する必要があるそうです。

 この本当にソフトに引っぱるというのも面白かったですが、私には本の中でとても興味深く感じられたことがもう一つありました。
 それは耳を引っぱり身体の内側がほぐれるときに出てくる背骨をねじるような動きについてです。これは身体の自己調整の動きなので、無理に止めずに動くままにしておくと、元のまっすぐな姿勢に戻るということが書いてあります。
 実は私が、耳を引っぱると体にいいんじゃないか、と最初に思ったのは、この動きが大きく出るからでした。
 これは自発動という、体が自らを調整するために起こす動きです。自発動を行うと体の歪みがとれてとても気持ちいいのですが、これを起こすためには少しコツがいります。
 しかし、耳をソフトに引っぱると、自発動を簡単に起こすことが出来ました。そして、その自発動は、体の重要な骨である蝶形骨を調整することで起きるものなので、特に健康効果が高いのだと思います。
 ふだんから自発動を行っている私は、耳を軽く引っぱるだけで、たぶん体がとても歪んでいるからでしょうが、大きな動きが出てくるので、とてもやり方の指示通りに1分も引っぱっていることは出来ません。

 本には耳ひっぱりを応用した方法もいろいろと出ています。
 目の緊張をとるために耳を引っぱって目をぐるぐる回してみる(こうすると、とても回しやすくなるので驚きます)とか、胃腸をスッキリさせる耳を引っぱりながらの舌出し、アゴの緊張をとる耳たぶ引っぱり、などが説明されていて、これらもかなり興味深かったです。


 最後に、耳を引っぱることについての私の考えを少し述べて終わりにしたいと思います。
 人の耳の形はよく見ると、大きい・小さい、前向き・後ろ向き、耳たぶが薄い・厚い、などあって千差万別です。
 これらは親から受けついだ生まれつきの形ということもあるかもしれませんが、後天的な頭・顔の筋肉の使い方によるところもあると思います。したがって、耳をさまざまな方向に引っぱれば、考え方や習慣等によって固定化された頭・顔の筋肉のこわばりをほぐすことが出来るはずです。
 耳を上や下、後ろ・前に引っぱる、一方を上げてもう一方を下げる、などいろいろ出来ると思います。また、右手を頭の後ろにまわして左耳をつまんで後ろに引っぱり、それと同時に左手で右耳をつまみ前に引く(逆も行う)という方法も効果が感じられるのでお勧めです。もちろん耳はすべて軽い力で引っぱります。
 こうやってあれこれと引っぱることも、頭のこわばりや頭蓋骨の歪みを和らげてくれると思います。

 結局、最後はアレンジした自己流のやり方も書いてしまいました。性格的にどうしても言われた通りでないものを求めてしまいます。
 でも、耳ひっぱりは何はともあれ、基本のやり方をやるのが一番良いと思います。
 
プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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