じゃがいもを使う料理は、おいしいものが多いですよね。私もじゃがいも料理大好きです。
 ウチでは家庭菜園でじゃがいもを作っています。去年はかなりの量が取れました。そのじゃがいもも、そろそろ食べ終わりますが、冬の寒い時期に甘くなるので、今食べるものはとてもおいしいです。
 じゃがいもは、煮る、焼く、揚げる、蒸かすとどんな調理法でもOKですから、いろんな料理が作れます。
 じゃがいもが主役の定番料理といえば、コロッケや肉じゃが、ポテトサラダ、じゃがバター、フライドポテト、ハッシュドポテトなど多くの人がが好きなものばかりです。またカレーやクリームシチュー、みそ汁なんかにも欠かせません。マッシュポテトやスペインオムレツもいいですよね。
 ネットを見れば本当にたくさんのレシピがありますが、今回は私がよく作るじゃがいも料理をいくつか紹介してみたいと思います。どれもかなり簡単にできるので良かったらお試しください。


 ひとつめは「じゃがいもなます」です。
 これは最近知って作りだした長野県の郷土料理です。じゃがいもを酢で味つけして調理します。甘ずっぱさとシャキシャキ感がとても合います。
 作り方は、皮をむいたじゃがいも250gをスライサーで細切りにして、十分水にさらします。
 菜種油をしいたフライパンに、水気を切ったじゃがいもと、酢大さじ2・砂糖大さじ1・塩小さじ1/3を加えて炒めます。
 シャキシャキの歯ごたえが残る程度に炒め、バットに移して冷まします。
 千切りしたニンジンを一緒に入れて炒めてもいいです。

 ウチではたくさん作りますが、私がバクバクと食べてすぐ無くなってしまいます。近ごろのお気に入りです。
 初めてこれを作ったとき、水にさらすのを行わずに作ってしまいました。スライスしたじゃがいもからでんぷん質が出て、粘り気の強い感じの仕上がりになったのですが、これはこれで他にない味になっていておいしかったです。



 ポテトサラダはじゃがいも料理の定番中の定番です。
 惣菜屋やコンビニでは必ずといっていいほど売ってますし、家で作る人も多いと思います。
 ウチでは20年ほど前から、ポテトサラダは懐かしの「和の料理の鉄人」道場六三郎さん(若い人はたぶん知らないでしょうね)のレシピで作っています。
 これは、道場さん自らが「究極のポテトサラダ」と名付けていた作り方です。余計な手間がかかることなく本当においしくできます。


「究極のポテトサラダ」の作り方(少し我流のアレンジが加えてあります)

 じゃがいも(皮をつけたまま)とにんじんを水からゆでます。
 ゆでている間に材料に下味をつけます。
 まず玉ねぎをみじん切りにします。(じゃがいも3個に玉ねぎ1/3くらい)
 みじん切りにした玉ねぎは水で洗わずそのままにして置き、15分以上たったらレモン汁と塩・コショーを適量加え味つけします。
 キュウリは輪切りにして塩でもみ、しんなりしたら水で洗います。洗ったものを絞り、それに酢を少々加え、まぜておきます。
 じゃがいも、にんじんがゆで上がったら、じゃがいもは皮をむいてつぶし塩・コショーをします。(熱いので気をつけて下さい)
 にんじんはイチョウ切りにしてください。
 じゃがいもの粗熱が取れたら、ニンジンと下味をつけた玉ねぎ・きゅうりを入れ、マヨネーズで味つけすれば完成です。
 これだけでもちろんおいしいですが、好みでゆで卵やチーズを入れてもいいと思います。

 道場さんのレシピでは、ゆでたじゃがいもの半分を1cm角くらいに切り、残り半分はつぶして食感に変化を出すようにしています。
 また、玉ねぎをそのままにして15分置くというのは「ためしてガッテン」で紹介されていた方法です。
 こうしておくと、切り口から酵素が活性化して玉ねぎの辛みが消え、血液をサラサラにする成分が作られます。
 玉ねぎを切って塩もみし、水で洗うやり方では、なかなか辛みがなくならないですし、栄養価が抜けてしまいます。でも、そのまま置いておくと玉ねぎを生でおいしく食べることが出来るので、これはポテトサラダ以外にもいろいろと使える方法です。
 こうやって玉ねぎ、きゅうりに下味をつけるだけで味のメリハリがついて、「究極」と言っても大げさではないポテトサラダが出来上がります。 
 このちょっと手間を加えるだけのポテトサラダを作ってもらえば、「やっぱり鉄人はすごいんだなー」と思うことうけあいです。


(もう少し紹介したいものがあるので次回もこの話にします)






 誰にでも下痢や便秘といったお通じのトラブルで悩んだ経験はあると思います。
 私は便秘で困った経験はありませんが、精神的なストレスによってお腹を下したことはよくありました。(排便することは副交感神経を優位にしてストレスを緩和します)今では、そういったストレスでお腹が痛くなることはなくなりました。
 しかし、この頃もたまに下痢することはあります。それはたいてい、何か外食をした日の夜に起きます。
 最近、ある自然療法家の書いた本を読んでいたら、「下痢をするのは36時間以内に変なものを食べたため」という文章があり、私がお腹が痛くなるのはこのことが原因なんだろうな、と腑に落ちた気がしました。
 「変なもの」というのは、お腹の痛くなる原因としてふつう考えられる、生ものや調理して時間のたったもの、腐ったものではありません。その自然療法家の人が言う「変なもの」というのは、添加物や酸化した油、農薬などのことです。
 こういったものは、体に吸収されるととても危険な成分だったりします。だから、危ないものが入ってきた時には、体がそれらを体外に排出しようとして、下痢という反応を起こすそうです。
 私も生ものを食べて下痢するわけではないので、普段あまり口にしない添加物良くない油などによって下痢になるのだと思います。特に揚げ物を食べると下痢することが多いです。そして一度食べてお腹が痛くなった店には行かないようにしています。


 下痢になる原因はいろいろあります。 
 冷たいものを飲食する、お腹を冷やす、食べ過ぎ・飲み過ぎ、精神的ストレス、腸内細菌を殺す抗生物質等の薬。
 また刺身、生野菜、卵、賞味期限の切れたもの、脂肪分や糖分の多いもの、香辛料などを食べても下痢しやすくなります。
 これらのことで下痢を起こすのはよく言われることですが、添加物や良くない油、残留農薬などが下痢の原因になっていることには、気づいてない人が多いのではないでしょうか。
 体に害をもたらす添加物や農薬、細菌、ウィルス、消化しにくい多量の糖分や脂肪分といったものを体外に排出しようと、小腸が脳に働きかけて下痢が起きるそうです。
 小腸は生き物の中に一番最初に現れた器官で、脳の指令を受けずに全ての処理を行うことが出来ます。
 脳の支配下にない小腸は知性を持った器官といわれ、脳よりも賢く適切な判断を行うことが出来ると考えられています。ある食べ物に食中毒の原因となる細菌がついていたり、危険な添加物が含まれていたりすることを脳は判断できませんが、小腸は即座にそのことを察知し、反応を起こして排出するように働きかけてくれます。

 ですから下痢は体に良くないものを出す働きなので、下痢止めの薬を飲むことは、毒を体にとどめることになります。そうすると外に出そうとしている毒素を体が吸収してしまい、さまざまな不調の原因になると考えられています。
 そして、下痢止めを飲み続けると、腸の働きが鈍り、危険な物質が入ってきても反応しにくくなってしまいます。

 
 今の日本には手軽で安い外食の店がいろいろありますが、安かったり手軽な分どういった原材料を使っているか分からないところがあります。
 外国から輸入された野菜や米は、スーパーではあまり見かけませんが、表示の義務がないので外食でかなり使われているでしょう。また安く提供される外国産の肉にもホルモン剤など問題が多いみたいです。
 外食といえば揚げ物を食べる場合がけっこうありますが、使われている油の質が悪かったり、油が酸化していることもあるかもしれません。そして、添加物のたくさん入った食材がさまざまなものに使われていると思います。
 外食をすれば、こういったあまり摂取すべきではないものを大量に口にすることになります。(スーパーで買う食品にも添加物をたくさん使っているものは多いですが)
 私と同じように、外食をするとお腹をこわすという人はかなりいるみたいです。
 そういった人は、外食で食べるものに含まれる添加物や酸化した油、農薬、遺伝子組み換え作物化学調味料などを体が拒否するために下痢になっていることがあるのかもしれません。
 でも下痢になるのは、まだ体が正常に保たれている証拠ではないか、と私は考えています。


 添加物等を口にして下痢するほかに、胃の調子が悪くなる場合もあります。
 私は家で食べるものには多少気を使っているので下痢したり、胃の調子がおかしくなったりすることはありません。でも、たまに外食したり菓子パンを買って食べたりすると、胃が2 ,3日重くなることがあります。そういう食べ物は一度食べただけでも、調子がてきめんに悪くなるのでちょっと怖いです。
 最近は、スーパーにあるパン屋で買ったパンを食べて胃が変になりました。前からそこはイマイチのパン屋だと思っていましたが、そんな感じになるのは何かよろしくないものを使っているからでしょう。
 私は添加物などが少ないものを選んでいるので、調子を悪くする原因が特定しやすいです。でも添加物の入ったものをいつも食べていると、どの食べもので気持ち悪くなるのか分からなくなってしまいます。また添加物をいろいろなものから摂り、その量が積み重なって気持ちが悪くなることもあるでしょう。
 私がたまに変なものを食べただけで2,3日胃がおかしくなるのだから、いつも添加物等を口にしている人には、胃の不調を常に感じる人もいるのではないかと思います。

 近年、胃に違和感があっても病院で検査して異常が見つからない「機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)」と呼ばれる症状に悩む人がたくさんいるみたいです。
 機能性胃腸症は、「つらい食後のもたれ」「少し食べただけで満腹になる」「みぞおち辺りの痛み・灼熱感」などの原因不明の症状が続き、食事が満足にできなくなるそうです。
 ストレスや生活習慣が原因ではないかと言われますが、はっきりしたことは分からず、胃の運動機能障害や胃粘膜の知覚過敏、胃酸の分泌異常が要因として考えられています。この症状を経験する人は日本人の15~25%位いると言われます。
 治療には精神安定剤も含めたさまざまな薬が用いられますが、なかなか良くならないことが多いようです。
 この機能性胃腸症も添加物の摂取が一因ではないかと考えられ、食品添加物の有害性を訴える専門家には、これらの症状と添加物の多い食品を食べたときの症状がとても似ていると指摘する人もいます。
 私がちょっと食べなれないものを食べて2,3日も胃がもたれるのは、添加物に神経質になって日常的に摂らないようにしているからかもしれません。
 そういったことを全く気にしないで生活を送っている人は多いでしょう。そうなるときわめて多くの添加物を摂っていることになるはずです。多くの人は添加物を気にしないでも大丈夫かもしれません。でもやはり敏感な人はいると思います。
 いつも食べている食品の原材料表示を見れば、聞いたことのない添加物の名前がズラズラと書いてあると思いますが、これらが毎日胃腸を刺激して慢性的な胃腸の不調を起こすことは十分考えられます。
 ですから、胃腸の不調を日常的に経験する人は、添加物の少ない食品や良い油・酸化していない油を摂るように心がけると症状の改善を期待できる可能性があるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
 外食も先ほどから言っているように、添加物や質の悪い食材を使っていることがあるため注意が必要でしょう。


 添加物をたくさん使ってあるものを食べても何ともない人も多いですが、そういう人は体を守る働きが鈍くなっているという場合もあると思います。かえって下痢したり、胃の調子が悪くなる方が体を守るためにはいいと言えるかもしれません。
 食品へ添加物を使うことには必要性やメリットがあると言われますが、食べるほうからすればそれほどメリットがあると感じたことはありません。それはただ業者の言い分でしょう。なくても生きていけるだろうし、その方がおいしく健康的な食生活が送れるはずです。
 まあ、食品業者が添加物を使うのは消費者が安くて見栄えが良い、手軽な商品を求めるからという面もあると思いますが・・・
 しかし、私たちがそういったものを食べる代償は、後に大きくなって帰ってくるかもしれません。
 下痢や胃腸の不調で悩んでいる人は少しの間、外食の回数を減らしたり、添加物を避けてみたりを意識することをお勧めします。今までおいしいと思ってきたものを止めたり、食べ物にどんなものが使われているか調べたりするのは大変かもしれませんが、下痢や胃もたれは食生活を見直す機会ということではないでしょうか。
 体も気持ちも私たちの食べたものよって作られます。その食べものを消化、吸収してくれる胃腸は十分にいたわり、良く働いてくれるように気をつける必要があると思います。







 この間、カルビーの「じゃがりこ」を食べたら、以前より味が濃いように思えました。そして食べた後、その味がいつまでも舌に残るかんじがします。
 こういったスナック菓子の原材料表示にはたいてい「調味料(アミノ酸等)」と書かれているはずです。この「調味料(アミノ酸)」がお菓子や加工食品の濃い味を作りだしています。
 アミノ酸といえば体に良いものに思えるかもしれませんが、これは化学調味料(うま味調味料)のことで、主にグルタミン酸ナトリウムという物質です。
 「じゃがりこ」に化学調味料が入っていることは知っていましたが、今までその味をあまり感じませんでしたし、「じゃがりこ」は添加物が少なめ、と聞いたことがあったので、食べものに神経質な私もたまに食べていました。
 でも、最近味つけが濃くなったのか、私の化学調味料に対する感度が上がったのか分からないけど(たぶん後者)、舌を刺激する感じが強くて「もう食べたくないな」と思ってしまいました。

 以前から外食でラーメンや中華料理を食べると、そのときはおいしいと感じても、後になって舌がビリビリしたり、動悸がしたりすることがありました。
 お金を払って食べて気持ちが悪くなるのは嫌なので、最近では外食でラーメンや中華料理を食べないようにしています。
 この症状には「チャイニーズレストラン症候群」という名前がついていて、そういった料理に化学調味料が多く入れられているために引き起こされるそうです。頭痛や動悸、めまい、脱力感、胸・首・肩などにかけての熱感・しびれなどが起きます。ネットで調べると、この症状を感じる人は少なからずいるようです。
 この症候群になる人が多くいた欧米では、化学調味料は体に良くないものと考えられて避けられるようになり、その安全性に関する研究も多くされました。
 研究の結果、化学調味料に含まれているグルタミン酸は昆布などに含まれているうまみ成分のグルタミン酸と同じものなので害はない、ということになったそうです。
 しかし、摂取量の上限がないとされたり、チャイニーズレストラン症候群というもの自体がないと結論づけられたりしていて、食べて眠れなくなるほど具合が悪くなる私からすると、これはちょっと信用できないように思えます。(グルタミン酸が含まれている食品、昆布・大豆・トマトを私はよく食べますが、動悸が起きたりしたことは一度たりともありません)

 化学調味料を発明した本家である日本では、その毒性についてあまり関心が持たれていません。(メディアでは味の素の宣伝が毎日行われているから、そのことに触れることは有りえないみたいです)しかし、欧米ではさまざまな研究がなされ、その危険性が指摘されています。
 化学調味料の摂取には、偏頭痛、高血圧、心疾患、体重増加、糖尿病、痛風、緑内障、ガンといった症状を起こす可能性があるということです。
 そして、グルタミン酸ナトリウムは、脳の神経細胞を興奮させますが、この働きが胎児や乳幼児には特に危険だということです。妊娠中の女性や乳幼児が化学調味料を摂取すると、子どもの脳神経へのダメージとなり、脳形成へ悪影響が起きることがあると言われています。
 そのため、アメリカでは、ベビーフードにグルタミン酸ナトリウムは使われなくなっています。
 そして、レストランや食品にも、「NO MSG」というグルタミン酸ナトリウムを使ってないことを示す表示が多くされていて、化学調味料を避けようとする風潮が強くあるそうです。


 ちょっと恐ろしくなることを言いましたが、実際は多くの人が中華料理を食べたり、料理に「ほんだし」などを使ったりしています。(そしてその味が好きという人も多いでしょう)ですから摂りすぎなければそれほど問題はない、ということだとは思います。
 それでも化学調味料は、私たちが日常食べるあらゆるものに入っています。
 ファストフード、チェーンの飲食店、コンビニ・スーパーの弁当や惣菜、加工・冷凍食品、お菓子、さらに麺つゆやダシ入り味噌、顆粒だし、ドレッシング、漬物などあらゆるものが化学調味料で味つけされています。私たちは毎日かなりの量を摂取しているはずです。
 また、食べ物を安く風味づけするために、「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」といったものがグルタミン酸ナトリウムのほかにも使われています。これらの物質も化学調味料と同じように、健康にあまり良いものではないそうです。(これらを作る過程で塩酸が使われていて、発がん性物質が発生している可能性がある)

 化学調味料が入っているものを食べ続けていると、人工的なうまみの濃い味に舌が慣れてしまいます。そうなると化学調味料の入っていない自然な味つけのものを食べても、味にもの足りなさを感じるようになります。
 化学調味料の強い刺激で舌が味を感じにくくなり、塩分を取り過ぎてしまうこともあるそうです。外食産業では味を濃くすれば、のどが渇いて飲み物を注文したり、口直しに甘いものを食べたくなったりすることを期待する面もあるのでしょう。
 化学調味料に舌が慣れてしまえば、その味がおいしいとずっと食べ続けることになります。多くの人はそれで構わないと思っているかもしれません。でも、化学調味料をあまり摂らないようにしている人間からすると、その味は舌に強い刺激の残る味でしかないように思えます。料理で「ほんだし」や「鶏がらスープの素」などを使う人もいると思いますが、あれも私にはモワモワしたおかしな味としか感じられません。

 でも、化学調味料を少しの期間摂らないようにしていると、舌が味覚を回復して、化学調味料の不自然な味を感じられるようになります。
 「ほんだし」や「だし入り味噌」、加工冷凍食品等の化学調味料・添加物の多い食品、チェーンの飲食店で食べること、コンビニ・スーパーの弁当・惣菜をなるべく減らす。また味覚を鈍らせる市販の化学物質だらけの歯磨き粉を使わないようにする。
 そうすると3ヶ月もたてば、今まで食べてきたものに違和感を感じることが増えてくるはずです。
 行うのは少し大変ですが、味覚を自然なものに戻したい方はお試しください。
 特にインスタントも含めたラーメン、中華料理なんかは化学調味料が多く入っていることが多いので、食べるのがつらくなると思います。そして、化学調味料の味に気づくようになると、食品添加物が口の中で残る感じにも気づきやすくなります。
 あまり敏感な舌になると、今まで食べていたものが食べられなくなり困ることもあるかもしれません。
 でも、化学調味料やたんぱく加水分解物で作られた見せかけのおいしさの裏には塩分や添加物の多さ、といった健康に対するデメリットがあります。また、その場ではおいしく感じても、後になって口の中が変になる後味の悪さがあるはずです。そして、それを消すためにまた何かを飲んだり、口にしたりしなければならなくなり、食べ過ぎにつながります。
 一方、舌が化学調味料の味を感じられれば、食べ物の本来のおいしさを味わえますし、それがもちろん健康にもつながると私は思っています。




 最後に化学調味料の思い出を一つ書きます。

 20年くらい前、沖縄で働いていた友達のところへ遊びに行ったことがあります。
 滞在中、友達がお世話になっている家でヤギ汁を作ることになりました。私が料理をすることをその家の人が聞くと、「じゃあ作ってくれ」と頼まれました。
 ヤギ汁は、ヤギのいろいろな部分と野菜、ヨモギなどを入れて、味噌で味付けして作るということです。
 ヨモギが匂い消しの役目をするみたいですが、ヤギの肉には独特の匂いがあると聞いていたので、その匂いを抑えるようにニンニクとショウガも多少多めに入れてみました。
 作っているときに友達が、以前カジキマグロ汁を彼が作った際には味の素をたくさん入れたらとても評判が良かった、ということを言いました。でも、私はあまり化学調味料を使いたくなかったので、ほんの少し入れるだけにしました。出来上がると自分としてはまあまあの味になったように思えました。

 ヤギ汁を作ることは特別なことのようで、近所の人も集まってきました。
 さっそく私の作ったそのヤギ汁を食べてもらうと、みんなあまりいい顔をしません。どうやら匂い消しに入れたニンニクとショウガが効きすぎて地元の人が食べなれたヤギ汁の味がしなかったみたいです。
 そして、「味も薄いからもっと味の素を入れてくれ」と鍋の中に大量に白い粉を投入されてしまいました。
 私もよかれと思って作ったのですが、せっかくのヤギ汁会が盛り上がらずとても気まずかったです。その家のおじさんは「明日になれば味がなじんでおいしくなるから大丈夫」と言ってくれましたが・・・
 そして、次の日からは大釜に作ったヤギ汁を私と友達で必死に食べるハメになりました。
 たぶんあのときの味の素たっぷりのヤギ汁を食べれば、今の私ならひっくり返って寝込んでしまうだろうな、と思います。






プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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