私は居間で、座椅子の背もたれをかなり倒して座り、テレビを見ています。このとき手を頭の上に上げて寄りかかるとなんともラクに感じます。
 座椅子の前にはこたつのテーブルが置いてありますが、冬にこたつで使うとき以外は足をそのテーブルの上に投げ出しています。
 これは、はたから見ればだらしない体勢かもしれません。でも、こうやって手足ともに上げていると、すごく気持ちよくて疲れがとれる感じがするんです。
 前回の記事では、腕を上げることのメリットについて書きましたが、足を上げることにもけっこう意味があるので、今回はそのことについて書いてみたいと思います。



 足は日常いつも体の下にあるものです。
 その足を腰より高い位置に上げていると、ラクで気持ちよく感じるのは、血液が心臓に戻りやすくなるからです。
 血液が心臓から全身の各部へ流れるときは、主に上から下への流れなので、重力の助けもあて血液は運ばれやすいです。
 一方、体の各部から心臓へ戻ってくる血液は重力に逆らって流れなくてはなりません。この帰ってくる血液が、スムーズに流れるのがとても重要になります。
 そして、下半身には多くの血液が流れるので、これを効率よく心臓に戻さなければなりません。
 足に流れてきた血液を戻すために大きな役割を果たすのが、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用です。歩いたりしてふくらはぎの筋肉が収縮することで、血液を上半身へ押し返します。
 しかし、座る時間が長かったりしてあまり動かない生活をしていると、このポンプ作用があまり働きません。
 また、脚の筋肉が少ない女性は、脚の血行が悪くなりがちです。
 足の血流が低下すると、疲労物質や老廃物がたまってしまい、足が疲れたり、むくんだりします。
 そういったときに足を上げると、血液が心臓に戻るのを助けて、老廃物を運んでくれるのでラクになります。これは腕を上げた場合でも同じことが言えます。
 足を上げて血液が心臓に帰りやすくなることで、血行も良くなります。血行が良くなればむくむことも少なくなるはずです。
 そして代謝も上がり、足の冷えの解消やダイエットにもつながると思います。

 また、足を長時間動かさないでいると血栓ができることがあります。
 その血栓が足から流れて肺に詰まってしまい、重篤な症状を引き起こすのがエコノミークラス症候群です。そのため長時間動けないときは、意識的に足を動かすことが必要になります。
 脚の血流が悪い場合も血栓ができやすくなりますが、足を上げて血液の循環を良くするのは血栓の予防にもなります。

 手足のケガをした箇所を心臓より高い位置に上げて、血液の戻りを良くすることで、ケガが早く治るということもあります。
 ケガをしたところは、血液やリンパ液があふれて腫れやすくなります。患部を心臓より高くすると出血が減って腫れを抑えてくれます。
 そして炎症などが起きたときに発生する毒素も、血液が戻りやすいと早く取り除かれるため治りが良くなるそうです。

 ここまで書いたように、足を腰より高く上げておくことには疲労回復、血行改善、血栓予防、ケガの回復などの効果があるので、この体勢をとることはとてもお勧めだと思います。




 私は本を読むときも机に足を投げ出していることが多いです。体をリラックスさせてラクなので本も読みやすいと思っています。
 テレビを見るときや読書の間と、私は日常的に足を上げていて、その時間が長いほうになるでしょう。そのおかげか分かりませんが、私は山登りとかしても脚が疲れたり、筋肉痛になったりすることがあまりありません。
 こまめに足を上げるので、疲労物質がたまりにくくなっているのかも、と考えています。

 いくら良いといっても、足を上げる格好を電車や図書館、映画館といった公共の場所で行うことはマナー違反になります。(会社でやっていたらクビになってしまうでしょう)
 だから、これはプライベートな場所で行わなければなりませんが、足を机の上に投げ出したりするのはたいてい男性で、女の人がやるのを見たことがありません。
 女の人はほとんどやらない姿勢だと思いますが、女性にむくみなどの足のトラブルが多いのも、足を上げないことがその原因の一つになっているように思えます。
 女性は脚の筋力も弱いですから、意識的に足を上げることが必要ではないでしょうか。


 私の祖母は94才ですが、いつも足の裏がしびれているそうです。医者にもこれは治らないと言われています。
 祖母の生活を見てると、脚が弱っているため一日の大半座って過ごしています。それだと脚がいつも下になってしまうので、たまには寝ころんで足を上げてみたら、と勧めるのですが、頑固なので絶対にやろうとしません。毎日ちょっとずつでも足を上げていればしびれも少しは良くなるんじゃないか、と私は思うのですが・・・



 足を上げるためには座布団などを敷いて足を高くして寝ころんだり、寝ころんで壁に足をもたれかけるのがいいそうです。
 寝た状態で何分か足上げを行うのではなく、睡眠中ずっと足を上げたままにしておく方法もあります。
 足のところに布団などを敷いて高くするそうですが、この場合は腰を痛めたりするため、あまり高くしないで5~10cmくらいがいいということです。


 サッカーの試合で延長戦になったとき、トレーナーや控えの選手が、疲労して寝ころんだ選手の両足を持って振動させている光景を見ます。
 この足を震わせることも、血液と共に疲労物質を流すのを助けます。
 振動で毛細血管の血流が良くなるのだと思いますが、本当に足が疲れたときには、人にこうしてもらうのもいいかもしれません。
 寝ころんで足を上げ、振動させることは自分でもできます。
 西式健康法に「毛管運動」という、あお向けに寝た状態で腕と足をできるだけまっすぐ上げ、太ももと二の腕のところから細かく振るようにする体操があります。
 こうやって振ることで手足の毛細血管が活性化して、血行が良くなるという健康法なのですが、これをやると確かにスーッとして血が良く戻る感覚があります。
 これはけっこう効果的な方法なので、足が疲れやすかったり、血行が悪かったりする人にはお勧めだと思います。

 しかし、なんといっても足の血行を良くするのに大切なのは、こまめに動いたり、よく歩いたりすることなので、そこは日常意識する必要があるでしょう。



 いま日本の家では畳の部屋が減っています。
 畳の上にゴロ寝したりすると足を上げる体勢をとりやすいのですが、椅子やソファに座る生活だとなかなか足を上げにくいのではないでしょうか。 
 しかし、多くのメリットがあるので、家で気軽に足を上げられるスペースがあるのはとても大切だと思います。





 今回は、「腕を上げる」ことについて書いてみたいと思います。

 昔、「お前、腕を上げたな」と言われて、バカにしたように腕を上げるジミー大西のギャグがありました。
 「腕を上げる」という言葉の意味を無視して、ただ腕を上げるのですが、私が今回取り上げる「腕を上げる」は技術の上達ではなく、ジミーちゃんがやったただ単に腕を上げるほうのことです。(笑)
 この腕を上げるというのはとても興味深い体勢だと私は思っています。


 腕を上げるといって思い浮かべるのは、バンザイやガッツポーズといった動作だと思います。
 これらの動きは気持ちが高揚したときや、喜びの感情が湧き起ったときに行われるものです。 
 ガッツポーズは勝利した興奮などでアドレナリンが分泌されたときに起こる動きだそうです。
 アドレナリンは交感神経を活発にするホルモンで、こぶしを握りしめるのもアドレナリンの働きになります。
 ガッツポーズというのはガッツ石松がやっていたことから名づけられたものらしいですが、名前はなくても嬉しいことが突然あったとき、昔の人もこぶしを突き上げたと思うのですが、どうだったのでしょう。


 バンザイやガッツポーズは嬉しい出来事があって、それから腕を上げますが、ただ腕を上げても嬉しくなるということがあるみたいです。
 そういう研究結果はいくつかありますが、ハーバード大学の研究者の行った実験では、腕を大きく上げるなどの体を開くポーズを2分間とると、やる気や認知機能に関係する男性ホルモン・テストステロンの値が20%アップしたそうです。そして、ストレスを感じたときに分泌されるホルモンのコルチゾールの値は25%ダウンしました。
 この実験結果は、腕を上げるポーズの健康効果を科学的に証明したものになるのでしょう。
 ガッツポーズをすると気分が高まるから健康法として行っている人がいるみたいですが、それをやっていた人は無意識にこの効果を感じていたことになります。
 そして、ちょっと話がずれますが、腕を上げることの多いバレーボールやバスケットボールといったスポーツを行うのも心身にとても良いということになるのかもしれません。


 私は家で座椅子を倒して背もたれに寄りかかりながらテレビを見るのですが、そのときに腕を上げた状態でいることがけっこうあります。こうすると楽なので無意識にこの体勢をとってしまいます。
 寝ているときにバンザイの体勢になる人もけっこういるみたいですが、やはり腕上げのポーズはとても気持ちいいものなのだと思います。



 腕を上げた体勢は、整形外科やスポーツの世界で使われる用語「ゼロポジション」と関係していると考えられます。
 ゼロポジションというのは、両手をくんで後頭部を支えたときの肩の位置のことを言います。
 この位置は肩が安定して体が楽になるそうです。
 ゼロポジションをとると肩甲骨まわりの筋力が最小になり、肩甲骨と上腕骨が無理なくまっすぐに保たれるので肩がとても楽になります。腕や鎖骨の骨折の場合には、この状態で固定されたりするそうです。
 スポーツの世界でゼロポジションは最も力を発揮しやすい体勢とされ、野球の投球動作やテニスのサーブ、バレーのアタックなどはゼロポジションが基本になるということです。
 ゼロポジションで体が安定・リラックスした状態になり、一番スピードが出る動きができます。
 強いボールを打ったり、投げたりするには力を入れればいいと考えてしまいますが、力の抜けた状態で腕を振ることが大切ということみたいですね。



 ここまで書いてきたように、腕を上げることやゼロポジションには、気分を高める、運動能力を上げる、リラックスさせる、といった効果があります。
 これらの効果は、ヒトが進化の途上まだサルだったころの樹上生活と関係があるのではないか、と私は考えています。
 ヒトの祖先もサルの段階では、木にぶら下がって枝から枝へ渡る生活をしていたはずです。
 腕を上げて枝を握るのはガッツポーズのようなものですが、そこには運動の楽しさや興奮があったのではないでしょうか。ガッツポーズで起きる感情はここから来てるように思えます。
 そして、握力はとても重要な筋力で、全身の筋肉と関係しているとされています。握力が低下すると全身の筋力も落ちるそうですが、このことは握力が大きな役割を果たしていた樹上生活のころの体の機能を受け継いでいるのかもしれません。

 最近、水泳の女子日本代表の池江璃花子選手が幼少期から「うんてい」をしていたことが話題になっています。このうんていをやる動きは、まさにサルが枝を渡るときの動きと同じでしょう。
 池江選手の家では、幼児教育の一つとしてうんていをやらせていたそうです。
 うんていを行うと、握力を鍛える、肩・肩甲骨まわりを柔軟にして運動能力が高まる、脳の発達を促す、といった効果があるそうです。
 また、池江選手は、うんていにぶら下がっているとリラックスできる、とも言っていますので、ぶら下がって腕を上げる体勢をとることは心身にさまざまな効果をもたらすのだと思います。
 今、学校や公園にうんていは少なくなっていますが、ヒトがうんていをやって進化の途上のサルの動きを行うことには大きな意味があるのかもしれません。

 現代人はうんてもしないし、体を動かすことも昔と比べれば少なくなって、腕を上げる動作をすることもあまりないでしょう。腕を上げる動きと言って私が思いついたのは、阿波踊りやバレーボール・バスケットボールくらいでした。
 日常で腕を上げることはとにかく少ないですが、ヒトの祖先が樹上生活していた期間もかなり長いはずで、腕を上げることで得られる健康効果はいろいろあるように思えます。
 テストステロン値の上昇やゼロポジションがまさにそうなのですが、それ以外に私が腕を上げることと関連があるのでは、と考えることとして、リンパの流れがあります。
 身体組織の老廃物を処理する大きなリンパ節は、首や鎖骨、わきの下など上半身の上部に多く集まっています。
 腕を上げてうんていの動きをすることは、その部分を大いに刺激して、体の免疫を担うリンパの働きを高めるのではないでしょうか。
 整体法に「リンパ体操」というものがあります。
 これは両手指を組み手の平を真上に上げるようにして伸びをし、そこから左右に体を倒してストレッチするというものです。ただストレッチをしているだけのようですが、こうやって上半身を動かすとリンパの流れが良くなり、ガンの予防も期待できるということです。
 このリンパ体操の動きは、うんていなどで上半身を動かすのに近いと考えられます。




 腕を上げる効果として、気分を良くする、テストステロン値を上げてコルチゾール値を下げる、ゼロポジションによるリラックス効果・運動効果、腕上げげストレッチによるリンパの活性化などがある、ということを今回書きました。
 また、うんていやぶら下がることにも健康効果はありそうです。

 うんていやぶら下がりは器具がないので行えませんが、私は腕上げの効果を少しでも得ようと、一日一回は腕を上げてリンパ体操や、自己流の体操を行っています。少しの時間行っているだけなので効果のほどは分かりませんが、ホルモン量の変化をもたらすと科学的に分かっているので、やって損のないことだとは思います。
 また、これを毎日やっているからか、肩が痛くて腕が上がらないなんてこともありません。
 腕を上げるのは野性を感じさせる動きだと思います。
 これは本当に簡単ですから、ガッツポーズを意識的にやってみたり、いろいろと腕を上げてみたり、リンパ体操を行ったり、あればうんていやぶら下がりを行ったりを、一日一度でも行うのはお勧めです。

 






 最近、汗をあまりかけない若者が増えているということです。汗がでないと熱が体内にこもってしまい、ちょっとした暑さでも熱中症になりやすいそうです。
 汗をかけないのは、汗腺が十分に働いていないためです。これは幼い頃にクーラーの中で過ごす時間が長くて、汗腺が発達しなかったことが原因と言われています。
 汗のでる汗腺を能動汗腺と呼びますが、この能動汗腺が作られるのは3才くらいまでだそうです。この時期までに汗をかくことが少ないと能動汗腺が作られません。
 赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃんがたくさん汗をかいてあせもができたり、熱中症が心配になったりするので、クーラーで部屋を涼しくすることが多いでしょう。
 しかし、クーラーを毎日長時間使って赤ちゃんが汗をかく機会を少なくすると、汗腺が発達しなくなり、大きくなってから汗をかけない、ということになってしまいます。

 暑いと人は汗をかき、その汗が蒸発することで体温を下げます。汗腺が発達しないと汗で体温を下げられないので、熱中症になりやすくなったり、汗をかかないように体がいつも体温を低く保つ「低体温」になったりします。低体温になると免疫力や自律神経の働きが低下したり、イライラしやすくなったりするそうです。
 こういったことから、汗がでず体温の調節がうまくできないというのは、その人の人生にかかわる大きな問題になります。
 クーラーの涼しさに慣れている人は、ちょっとした暑さでもクーラーを使うと思います。でも、3才までの子どもがいる家庭では汗腺を発達させるためにあまりクーラーを使い過ぎず、使っても大人が少し暑いと感じるくらいの温度で過ごすことが大切だということです。



 汗腺を発達させられるのは3才くらいまでですが、この汗腺の話のように、赤ちゃんの頃から注意してないと後々問題になることは他にもあります。今回はそれらのことについて書いてみたいと思います。
 

 子どもを清潔な環境に置きすぎない、ということも大切です。
 清潔はもちろん必要なのですが、親が必要以上に潔癖だったり、抗菌グッズを使いすぎたりすると、逆に子供が病気になりやすくなる、ということがあります。
 子どもが感染症にならにように、親は不潔なものや細菌を遠ざけようとしてしまいがちだと思います。
 しかし、幼児の頃、ある程度不潔な環境に触れることは必要だということです。細菌等に触れることで子どもの免疫力は高まるからです。
 私たちの身の回りにはさまざまな細菌やウィルス(抗原と呼ばれるもの)が存在します。これらの抗原が私たちの体に侵入したときに働く防御システムが免疫です。
 子どもの体は抗原に出会うたび効果的な撃退法を学び、それを記憶することで免疫力が高まります。この働きはふだんから抗原に接していないと活性化されません。
 そのため子どもの頃から、砂遊びなどをして外で遊ぶ、多くの人と接する、ペットやさまざまな生き物と触れ合う、といったことが大切になります。

 また赤ちゃんはいろいろなものを手に取って口にすることがあります。これは口の感覚を確かめて発達させている面もありますが、菌を取り入れている、ということもあるそうです。
 赤ちゃんに菌なんて聞くと、怖ろしくなってすぐ除菌したくなる人もいるかもしれませんが、除菌することはあまり良いことでなく、なるべく身の回りにはいろいろな菌があった方が良いということです。
 身近に存在する細菌に有害なものはあまりありません。そして、子どもは物をさわったり、口にしたりすることで、自然にさまざまな細菌を体に取り入れています。
 身の回りの細菌を取り入れると、私たちの免疫力に関係する腸内細菌を増やすことにつながります。腸内細菌が増えることで免疫力が高まるそうです。
 しかし、抗菌グッズを使ったり、殺菌力の高いボディソープや薬用せっけんを使ったりすると、私たちの体に有用な細菌が激減してしまい、それがかえって子どもの免疫力を低下させてしまいます。

 人が「清潔」になり、外の細菌から切り離された生活をするようになったのはここ50年くらいのことでしょう。それまでは生命の誕生以来何十億年と細菌にまみれて生きてきたのですから、細菌に触れる環境が私たちの体に必要なのは確かでしょう。
 ヒトの体にはものすごい数の細菌が存在しています。そしてそれらの細菌の働きがないと私たちは生きていけません。
 このブログでも以前から身の回りの細菌の大切さについての記事を書いているのでよかったら読んでみて下さい。
体は微生物でいっぱい」「細菌と触れ合う生活



 味覚も幼いころに作られるそうです。 
 5才から遅くても9才までに味覚は形成されると言われています。
 この時期に何を食べたかによってその人の味覚が決まるので事は重大だと思います。
 幼い頃に甘いものや脂肪の多いもの、化学調味料を多く使ったインスタント食品や加工食品、ファストフードなどを食べ慣れてしまうと、一生そういったものをおいしいと感じて求める味覚になってしまいます。
 そういった物ばかり食べていると、どうしても肥満や病気になりやすくなるでしょう。
 したがって幼い頃に何を食べるかはとても大切です。
 現代は、食に手間やコストをかけるのが大変ということもあるかもしれませんが、子どもの将来にわたる健康および親の健康を考えても、子どもが幼いうちから健康的な食生活を行い、味覚を育む必要があると思います。



 最後は子どもの体づくりについての話です。
 子どもの体づくり・運動能力の発達には成長に応じた段階があります。この発達段階はは臨界期という言葉で説明されたりもします。
 臨界期というのは、その時期を逃すとある行動の学習が難しくなる時期、その時期にあることを学習すれば能力を効率よく発達させられる時期、または一定の時期にならないと学習の効果を得られない、といった意味があります。
 臨界期は運動神経や体づくりだけでなく、言語や音楽の能力などさまざまなものにあるそうです。

 運動神経というのは体をコントロールする能力や瞬発力のことですが、運動神経の発達は9歳くらいまでに終わると言われています。
 この時期に外で楽しく自由に遊び、いろいろ体を動かすようにさせると運動神経はよく発達します。親は子どもが楽しく運動することに気を配って、この臨界期を逃さないようにしなければならないと思います。
 さまざまな動きを行うことが大切で、野球やサッカーなど特定のスポーツばかり行うのでは、運動神経はあまり発達しないということです。
 本当は友達同士で勝手に外で遊ぶのが一番だと思いますが、いまどきはそうするのが難しくなっているのでしょう。
 小学生までの子どもが持久力や筋力のトレーニングを行うのは、まだ体が十分発育していないため効果的ではありません。
 持久力は、中学生くらいになって呼吸循環器系の機能が発達してから鍛えるようにします。この時期に持久走やインターバルトレーニングを行ってスタミナや粘り強さを高めていきます。
 そして、15才以降になって身長の伸びがおだやかになったら筋力を鍛えて体の力強さを作ります。
 人の体力が一番あるのは17才~20代前までで、それ以降は体力のピークを伸ばせなくなるそうです。したがって、出来るだけこの時期に体力のピークを高めるようにする必要があります。
 とにかく親は、幼い頃からいろいろと楽しんで体を動かせる機会・環境を子どものために作ってあげるべきだと思います。そうすると子どもは運動するのが好きになり、中学生以降の体づくりも無理なく行えるようになるはずです。
 
 赤ちゃんの体づくりに関しては、以前「赤ちゃんの体づくりについて」という記事に私の考えを書いたので良かったらお読みください。








 髪型というのは人それぞれいろいろですが、分け目のある髪型をしている人が多いはずです。
 髪の分け方としては、おそらく真ん中で分ける人は少なく、左右どちらかで分ける人が大半だと思います。
 どちらで分けるかは、やりやすい方だったり、似合う方だったりというかんじで、ふつうあまり深く意識されていないでしょう。
 しかし、この分け目の位置と性格・生き方に関係があるかもしれない、と言われたら誰でもちょっと気になると思います。
 今回はそんな髪の分け方についての話をしてみます。



 髪を左右どちらで分けるかによって次のような性格特徴があると言われます。
 
 
  分け目が右(右分け)の人の特徴

 顔の右側はオフィシャルな自分を表す。よって右分けの人は、仕事運を上げたい、目標に向かって頑張るタイプ。本音を隠し自分を語らない秘密主義。人にどう見られているか気にして人見知り。
 人相学的に顔の右側は未来を意味するため、現状に満足せず高みを目指す人や完璧主義な人、新しい環境求める人が多い。


  分け目が左(左分け)の人の特徴

 顔の左側はプライベートな自分表す。よって仕事よりプライベート、恋愛を優先に考えるタイプ。左側は右脳がコントロールするので感情が表にでやすく優しさ、本音が相手に伝わりやすい。楽天的でコミュニケーション能力に長けている。人の欠点を気にしない器の広さがある。
 人相学的に顔の左側は過去を意味するため、現状に満足してガツガツせず、今を大切にする人が多い。
 

 私は昔から右分けですが、完璧を目指すとか、本音を隠す、といったところは合っているかなと思います。そして、私の周りの人や有名人を見てもこのことはけっこう当たっているかな、という気がします。
 

 分け方のそれぞれの特徴は統計や人相学、右脳左脳の働きの違いなどから導き出されたもののようです。
 しかし、私はこれらの要素以外に髪の分け方と体の傾き歪みが関係して、それが性格に影響することもあるのでは、と考えています。
 変わった説に聞こえるかもしれませんが、次のような出来事があってこのことを思いつきました。

 最近、白髪が気になっている私は、「髪の分け目には紫外線があたり、頭皮にダメージを与えて白髪の原因になる。だから白髪が気になる人は分け目を変えるのがいい」という情報をネットで見つけました。
 私の白髪は分け目付近に多くはないのですが、頭皮の血流を変える効果もあっていいかもと思い、分け目を変えてみることにしました。
 中学以来30年ほど右分けだったので、髪の流れがすでに作られ頭皮にクセが出来ていたのでしょう、分け方を変えてみるとかなり違和感があります。そして、左で分けることで何か体のバランスに影響を与えている感じもありました。

 そのとき、「髪の分け方と顔や体の癖、歪みは関係があるのでは」という考えが思い浮かびました。

 具体的に言うと、私は体が左に傾く癖があるのですが、そのことと私が右分けにしてることがつながっているように思えたんです。
 今まで右分けにしてたことが体を左に傾ける原因の一つになっていたのではないか、そのため左分けで髪を右に流すのは、上半身が左へ傾く癖を直すのに役立つのではないか、ということです。
 髪の分け方を変えるだけのことですが、髪の方向を決めるという弱い力でも、毎日持続的に行われればそれなりの影響があるはずです。特に髪の長い人ならその力はかなりあるとも考えられます。


 体が左に傾くと肝臓の働きが高まり、たくさん食べるようになる、ということが言われています。そして、そのことが他の欲求も高めて、現状に満足しないガツガツした積極的な性格につながるように思えます。
 逆に体が右に傾きやすいと、肝臓の働きを抑えて食に対して抑制的になり、性格もガツガツしない感じになります。
 この体の傾きと性格の関係の話は、以前「人の性格が表れるクセ」という記事の中で、ヤンキーが車の運転をする時なぜ左に体を倒すのか、といったことなどと絡めて私の見方を書きました。
 そこから考えると、体を左に傾けることと、右分けの上昇志向な性格(またその逆の右に体を倒すのと左分けの抑制的な性格)にかなり関連があるように思えるんです。
 体を傾ける方向で髪の分け目が決まるのか、髪の分け目で体の傾く方向が決まるのかよく分かりません。(まあ、全く関係ないかもしれませんが)
 でも、この体の傾きということが、分け目による性格の違いの要因の一つになっている可能性はある、と思います。


右分けで体が左に傾く=アグレッシブ・上昇志向 食欲旺盛

左分けで体が右に傾く=謙虚で満足度ほどほどでいい 食に淡泊

 
 すべてがこの分類に当てはまる、ということはないでしょう。それでも、私としてはけっこう当たっていると思うのですが、皆さんはご自分の周りの人を見てどう感じられますか?



 芸能人や髪型に気を使う人は、分け目を時おり変えることがあるかもしれません。
 しかし、多くの人は同じ側で分けていることがほとんどでしょう。
 もし、この分け目の性格分析や体の傾きとの関連という説があっているなら、分け目を変えることで今までと違う自分に変わることが可能になるかもしれません。
 右分けでガツガツしすぎな人(精神的にまたは実際の食欲において)とか、完璧を目指しすぎるという人。
 左分けで控えめすぎる人とか、食が細いという人。
 これらのことで悩んでいる人は、分け目を逆にするのがいいかもしれません。
 私もずっと右分けにしてきて、真面目すぎたり、ガツガツ食べるきらいがあると思うので、少しはくだけた感じになれれば、と分け目を左に変えてみています。(成果のほどはよく分かりませんが)
 分ける位置は、左右とも真ん中に近い分け方と、遠い場合があります。どちらにしても分け目が中心より遠いほうがより強い影響を与えるように思えます。
 もしかすると自分の性格に合わせたバランスの良い分け方があるのかもしれません。

 しかし、分け方が性格に影響を与え、体に偏りをもたらす可能性があるなら、髪型は真ん中分けか、分け目のないものにした方がいいのかな、とも考えられます。特に子どもはあまり分け目をつけないほうがいいのではないでしょうか。



 仕事に意欲的という右分けの特徴にあてはまってると思われる芸能人は、松田聖子や小泉今日子、左分けでは、山口百恵や中森明菜でしょうか。若い人には判りにくい例ですね。
 芸能人は実際の性格を窺い知れませんし、髪の分け方もよく変えます。また自己アピールが強そうだけど左分けという人もいたりします。
 いろいろ例を挙げて言うことも出来なくないですが、ちょっと強引な解釈になってしまう気がします。

 一方で政治家の場合には性格特徴がハッキリでているように思います。
 調べてみると昔の日本の政治家や、海外の政治家は左分けが多いみたいです。(実業家も国内外とも大半が左分け。1人誰もが知っている外国の政治家がビシッとした右分けになっています)
 そして今の日本の政治家には右分けの人が多いようです。
 安倍首相が右分けですし、前内閣、新しい内閣両方の閣僚に右分けが多くいます。そして与党議員や政府に関係する人にも右分けが多いです。
 野党にも蓮舫議員や前原誠司議員、菅直人元首相など、右分けはけっこういます。
 これらの右分けの政治家を見ると、押しの強そうな人、アクの強そうな人が多い気がします。
 特に私が印象的だったのは、最近自民党で不祥事を起こした議員、豊田真由子、中川俊直、今井絵理子、今村雅弘、武藤貴也の各議員や、不倫で辞職した宮崎謙介元議員などがみんな右分けだったことです。
 あるネットの調べで、国会議員は左分けのほうが割合として多い、というのを見たので、問題議員に右分けが多いのは、何か右分けの特性との関連が考えられる気がします。
 政治を行う人には抑制的なところがやはり必要なのかもしれません。



プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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