前回からの続き)

 前回はその危険性があまり知られてないものとして、トランス脂肪酸(マーガリンなど)と白砂糖を取り上げました。今回は食品以外のものについて書こうと思います。

 まずは、日常よく食卓で使われるラップです。 
 家庭で使うラップには「ポリ塩化ビニリデン」製と「ポリエチレン」製のものの2種類があります。
 もし、家で使っているものが無添加のポリエチレン製ならそれは安全ですが、ポリ塩化ビニリデン製のものだったら、健康に対してあまりよいとは言えないので、ポリエチレン製のものに替えることを勧めます。
 ポリ塩化ビニリデン製のラップはテレビでよく宣伝したりしていますが、問題がいろいろ指摘されている製品です。
 まず、ポリ塩化ビニリデン製のラップからは、乳がん細胞を増殖させる物質が溶け出すのが実験で確認されています。さらに、ポリ塩化ビニリデンは丈夫で硬いので柔軟剤を添加していますが、これに環境ホルモンが含まれ、胎児に悪影響を与える可能性があるとも言われています。
 また、「使うな危険!」(講談社)という本の中で、ポリ塩化ビニリデン製の家庭用ラップを水に浸して、それに金魚を入れる実験をしてみたところ、金魚が暴れだしたり、動かなくなったりしたそうです。
 こうなるといったい何で作られているんだろうと思ってしまいますが、製品を写真で名指しされた有名家庭用ラップ2商品の製造会社が、これに対して抗議したという話も聞かないので、これは事実ということでしょうか。
 無添加のポリエチレンラップは(無添加という表示があるものを選んでください)多少くっつきが悪かったりもしますが、ポリ塩化ビニリデン製のものより安全ですし、値段も安いですからこちらを選んだほうがよいと思います。
 さらに家庭用のポリ塩化ビニリデン製ラップより危険なのが、スーパーなどで使われる業務用のラップです。
 業務用ラップはよく伸びますが、柔軟剤としてアジビン酸エステル(脂肪族多塩基酸エステル)というアメリカで20年以上前に発ガン性ありとされた物質が添加されています。これは熱で溶けだしてきたりするので、これに包まれたものをレンジで温める時は別の容器に移した方が安全です。

 次に取り上げるのはトイレにぶら下がっていたり、男性の小便器の中に置かれている丸い消臭剤「トイレボール」と呼ばれる商品です。
 このトイレボールは特有なにおいがしてトイレの防臭効果、防虫効果があるそうですが、トイレボールの主成分はパラジクロロベンゼンで、これは花粉症をひどくさせる物質とされ、発ガン性も指摘されています。トイレボールをトイレに置くと、揮発して家全体がパラジクロロベンゼンに汚染されてしまうそうです。
 厚生労働省もあまり厳しくないパラジクロロベンゼンの許容値をだしていますが、それを軽く越えてしまうほどトイレボールからのパラジクロロベンゼンの揮発量は多く、とても危険ですので使うのはやめた方がよさそうです。

 ほかにも、合成化学物質で作られて、使用すると髪や肌をかえって痛め、また皮膚から有害化学物質を吸収してしまうシャンプーやボディーソープ。そして強い電磁波を発する電子レンジやIH調理器、携帯電話、スマホなども注意が必要です。
 薬にも効果がなかったり、飲む必要のないもの、かえって症状を長びかせるもの、抗がん剤や抗うつ薬などの怖い副作用をもつものなどがあります。また多種類の薬を飲むことにも弊害があります。

 このように、日常生活の中でごく当たり前に使っているものに、調べてみると危険性があるということがかなりあります。日本は行政もマスコミも企業の経済性重視で、消費者に対する安全を軽視する風潮があります。
 ヨーロッパでは、脳への危険性から子どもの携帯電話の使用を制限するようにしている事を多くの日本人は知らないと思います。
 薬の危険性については近頃少しずつ話題になってはいますが、日本人の薬の消費量は多く、風邪に対して効果のない抗生物質を処方したり、インフルエンザ治療薬のタミフルの全世界の消費量の約7割が日本だったり、アレルギーの根本的解決につながらないステロイドを多く使う弊害、新型抗うつ薬を使用し始めたことで自殺者がかえって増えたのではないかという話があったりするなど、薬の乱用ともいえる問題は数多くあります。
 シャンプーや携帯電話、製薬会社のCM、宣伝がバンバンされているテレビ、新聞等のマスコミからではそれらの危険を知るのは無理ですし、毅然とした態度をとってほしい行政も企業に甘いことのメリットでもあるのでしょう、ほとんど信用できません。
 そんな状況の日本で生活するには、知らぬが仏という態度でいるのもいろいろ煩わされず、運が良ければそれらの害も受けずにいられるので一つの方法かもしれませんが、健康に不安があったり、病気をしがちな人や騙されたくない、本当の危険性を知りたいという人は、自らこういった知識に関する本を読んだり、ネットで調べるなりして自分なりに判断する必要があると思います。
 私も「買ってはいけない」「食べるな!危険」や安保徹先生、近藤誠先生の本などはけっこう読みますが、それらから自分で納得した情報、知識で生活するようにしています。
 そうすると買い物では良い製品は少ないから不便だったり、少し値段が高かったりする事(それでも余計なものを買わなくなるので経済性は良くなると思います)以外は生活がとてもシンプルで健康的になり、有害化学物質にさらされない快適さを感じられます。
 さらに、なるべく薬を飲まないようにするのも体に良い事だと思います。
 様々な製品の毒性は、それを使えばただちに何か起きる訳ではないからわずかなのかもしれませんが、あらゆるものに有害性が懸念されるものが入っているので、それらが長年ちょっとずつ蓄積される事の影響は十分考えられます。

でも、本当に有害と考えられる物は多いので、すべての事を気にして際限がなくなりストレスになってしまい、それで健康を害しては元も子もありません。しかし、せめて少しずつでも毎日使うものに注意したり、不必要なものを使わないようにするのは大切なのではないでしょうか。
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