現代はインターネットやスマホなどのテクノロジーが発達した事で情報量が膨大になりました。それによってさまざまな物事を知れるようになって便利で効率的な世の中になり、楽しいことも増えました。そんなインターネットの恩恵は数え上げる事ができないでしょう。
 その一方で、圧倒的な量の情報に溺れてネット中毒になってしまったり、必要のない余計な欲望をかきたてられたり、社会の変化が速くなってついていくのがストレスになる、また犯罪やネットいじめといった弊害も多く生んでいます。
 そして、SNSやLINE、メール、携帯電話などでいつでも誰かとつながっていられるようになり、これもまた便利で楽しい事ですが、誰かとつながっていられるというのは見方を変えれば、それに束縛されてしまい一人でいることができないのを意味していると思います。
 これらのインターネット、スマホ、SNS等の出現で私たちの生活はそれ以前と大きく変わって(若い人はこれらがなかった時代のことは知らない訳ですが)、あれこれ考えをめぐらせなければならない事柄が増え、自分だけの干渉されないゆっくりした時間が減ってしまったとも言えなくもありません。
 四六時中ネットで自分の興味のある事のみに接し、役に立つ情報を探していたり、誰かとつながっていると自分という意識から離れられなくなり、自己意識が肥大化してしまいます。
 人は自分を中心とする限られた意識から離れる時間を持つのが大切で、その状態でないと人は周りのいろいろなものに気付く事ができないと私は思います。何気ない景色の美しさや自分の周りにいる人の存在・気持ち、世の中のたくさんの物事にはあまり自分の関心ばかりにとらわれていると気づけません。
 そうする事が何か役に立つのかと考える人も多いでしょうが、それは自分を狭めて、息苦しくする考え方だと思います。あまり自分のことばかりにとらわれた態度は、後になって自分に跳ね返ってきます。
 (こんな事を言う私も自身を省みてみて、自分ばかりに関心が向いていることが多いですが・・・。)
 自分であることから離れて周りに目を向ける事は、それが何かはうまく説明できないけれどとても大切なことではないでしょうか。

 現代人はこういった感じにネット社会の影響や生活環境が厳しくなっている事などで自己意識が大きくなって、周囲に無関心になっているところがありますが、パニック障害になる人も自分へ意識が集中して周りが見えなくなっているところは同じだと思います。パニック障害の症状は昔からあったみたいなので、テクノロジーの発達が病気の原因ではないだろうけど、これまで述べた社会の変化も多少は関係があるでしょう。
 思考が絶えず働き、生真面目にああしよう、こうしなきゃ、自分に自信が持てない、人からどう思われているだろうかと考えがちなパニック障害の人の性格と予期不安・広場恐怖によるパニックが起きたらどうしよう、あそこへは行けないといった考え、さらにネット社会によって増える様々な情報も合わさり、頭の中にはたくさんの考えが湧いていっぱいになってしまいます。そして、あれこれ考えてしまう事で、不安がさらに大きくなってしまうという事もあると思います。
 この絶えず思考が働く原因としては、呼吸が浅い・乱れている、緊張をもたらす脳内物質ノルアドレナリンが多く、不安を和らげるセロトニンが少ない、幼少期に安心感を十分得られていなかった事などが考えられますが、体力、気力を含めた体全体のエネルギーがあまりないので気持ちに余裕がないというのもあると私は思います。体力・気力がないので物事を効率的にやろうとしたり、物事をやりきる自信がないので考えをめぐらせてしまうという事があるのではないでしょうか。

 以前、神経症の治療で有名な森田療法の本を読んでたら、森田正馬氏が神経症の人にどこかに行く用事を頼み、その人がそれをやってきたという報告をした時に「不安にならずにできました。」と言うと、森田氏が「あなたが不安になるかどうかは関係ない。ただわたしは用事を済ましてほしいと言っただけだ。」と答えたというのが書いてあったように覚えています。
 また他の本で、あるカウンセラーが精神的な症状を持った青年に、今日は何をやった?と尋ねると、その青年が買い物や銀行に行くといったとりたてて詳しく話すほどでもない用事をした事を、今日はいろいろやりましたという口ぶりで話すのを聞いて違和感を持ったという文章も読んだことがあります。
 この2つの話の、物事を行うのにそのことを考えるのではなく、それが「自分に」出来るかどうか考えてしまうとか、大した用事でなくてもそれを行うのにやらなきゃと考えなければ出来ないという事は、いろいろ気にしてしまう性格でパニック障害になられた方には(私もそうですが)、気持ちが理解できるという人がいると思います。
 一般的にはなんでもない普通の事を行うのに考えてしまうのは、やはり体全体のエネルギーが少ない所から来ているのではないでしょうか。(パニック障害はスポーツマンや会社の社長といった体力のあるタイプの人が発症する場合もあり、そういった方は今話している例には当てはまらないと思いますが)
 精神疾患にはならないような人は体力・気力があるからいろいろ意識しないで物事がやれて、想定外のことが起きたとしても自分なりに対処できます。また、こうしたらどう思われるだろうとか受動的に考えずに、自らの感情、やりたいことを持ってるのも大きな違いのように思います。
 結局、考えをめぐらすのは自らのエネルギーの不足を補い、頭を使って物事をなんとか行い、周りについて行こうとして一生懸命にやった結果とも考えられます。しかし、休むことなくあれこれ考えてしまう事はエネルギーの浪費ですし、繰り返しますが不安は考える事自体が作りだす面があります。ですから、「大変だ」とか「怖い」と考えずに物事が行えれば一番いいのですが、考えないでいようと思うのも考えなので、考えないようにすることはなかなか難しいことだと思います。(考えないでいるための方法については次回に書こうと思っています)
 しかし、物事を楽にやるために体力・気力のエネルギーを高める事はやろうと思えばいろいろと出来ます。実際こちらからのアプローチのほうが簡単で成果が出やすいのではないでしょうか。
 気にしすぎる性格やパニック障害を改善するために、体のエネルギーを高めるのが特に意識すべき大切なことだと思います。
 エネルギーを高めるためには規則正しい生活、睡眠、良い食事は基本でしょう。そのほか定期的な運動と楽しめる趣味(大きな声を出すのは良いので好きな人はカラオケなどいかがでしょうか)で自らの体力・気力を高めるようにすれば、様々なことをやりきるだけの自信を持てるようになっていくと思います。

 このブログでは日常生活で努力なしにできるエネルギーを高める方法を紹介しています。日常に意識を変えて行えば、よい成果を得られるちょっとした方法です。これらはすぐに大きな変化をもたらさないかもしれないですが、毎日やっていけばその積み重ねは大きな違いになって現れると思います。

 スミマセン、最後は無理やりな宣伝になってしまいましたm(__)m
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