(前回からの続き)

 「食事でかかる新型栄養失調」の中には、食事でミネラルを補給すると良くなる可能性のある病気や症状として、うつ病、躁うつ病、糖尿病、リウマチ、冷え症、低体温、アトピー、化学物質過敏症、認知症、腰痛、アスペルガー症候群、自閉症、発達障害、などが挙げられています。
 これらのものは治らないか、治療が難しいとされるものが多いですが、その症状・病気発症の原因としてミネラルの不足があることが考えられます。医者や栄養士はミネラルの大切さや、食品のミネラルがこれだけ不足していることを認識していないので、ミネラルの不足について一度考えてみないと、薬を飲むなどの治療は見当違いのものになり、病気を長引かせるだけになるかもしれません。
 この本ではミネラルの摂取で様々な症状が回復した例が多数掲載されています。興味を持った方、また眉唾に思われる方も、とても興味深い本なので一読をお勧めします。

 このように、現代では健康的な食事をしていると思っている人でさえもミネラル不足に陥ってしまう状況にあります。
 「食事でかかる新型栄養失調」ではミネラルを摂取するための方法として煮干し・ダシの出る魚のアゴ・昆布でダシをとって、それを様々な用途で使うことを勧めていいます。そして、多くのミネラルを含んだ「無添加白だし」という商品を「食品と暮らしの安全基金」で販売しているようです。
 その本自体「白だし」の宣伝という意味もあると思いますが、私は買ったことはありません。しかし、本の中に書かれているように、ミネラルはかなり意識的にとらないと不足してしまうので、食事でミネラルを摂取するための注意点を書いてみます。

 ミネラルが豊富に含まれる食材は、丸ごと食べる小魚(シラス、ちりめんじゃこはミネラルが少ないそうです)昆布・海苔・ひじきなどの海藻類、アーモンド・カシューナッツ・クルミ・栗・銀杏などの木の実、ソバ・ゴマ・雑穀等の種子類、大豆・大豆製品・小豆などの豆類、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、コーヒー、ココア、チョコレート、ハチミツ、また玄米や全粒粉、黒糖、自然塩などの精製されてない食品などです。これらを積極的に摂るように心がけます。
 油は精製されてないエクストラバージンオリーブ油やゴマ油を使うとミネラルの補給になります。
 野菜は旬のものを選び、調理する時にはアク抜きや下ゆでをあまりしないほうが栄養素が失われないので良いそうです。あと野菜の皮の部分は、ミネラルと共に抗酸化作用のあるファイトケミカルも含まれるので皮ごと調理するようにします。
 そして、ミネラルがあまり含まれていない「ほんだし」を使うのを止めて、昆布や煮干しでダシをとったり、ミネラルの吸収を阻害するリン酸塩の含まれてない食品(加工食品や外食では含まれないものを探すのは難しいですが)を選ぶようにしたいです。外食ではピザやレバニラ炒め、モツ煮、ソバなどがお勧めだそうです。

 「食事でかかる新型栄養失調」の出版される前に同じ著者、出版社で出された「食べなきゃ危険!」という本があります。
 「新型栄養失調」の本がカルシウム、マグネシウムなどの主要なミネラル不足を問題にしているに対して、この「食べなきゃ危険!」では検出するのが難しく、働きもよくわかっていないものが多い微量なミネラルの不足に注目して、それらを多種類含む「無添加白だし」を使うことで、アスペルガー症候群、高機能自閉症、広汎性発達障害などの子供の症状、問題が改善された事について詳しく書かれています。
 ミネラルは心身の働きの調整に必要ですが、脳の神経伝達物質を作るのにもミネラルは必要なので、ミネラルが不足する事で、上記の子供の症状が強く表れていた可能性が考えられるそうです。
 実際にダシの摂取でアスペルガー症候群などのほかに、子どもたちの低体温、偏食、アレルギー、化学物質過敏症などが改善して、食欲・身体の動き・気力・学習意欲の向上や気持ちが落ち着き穏やかになるといった実例が「食べなきゃ危険!」の中に数多く掲載されています。
 特に印象的なのが、アスペルガー症候群と診断され、相手の気持ちを読むのが苦手でこだわりが強い、パニックを起こす、偏食など様々な問題を抱えた「こうちゃん」という8才の男の子の改善の記録です。
 こうちゃんは絵を描くのが好きで、自分の気持ちや周囲に理解されないもどかしさを絵に表現してきていました。そのこうちゃんの描く絵は絶望的な気持ちを表現していたものが多かったのですが、「白だし」を摂取するのと共に少しずつ明るく自信に満ち溢れたものに変わっていくのを見ることができます。この絵の実際の変化を見ると、ミネラル摂政の効果がありありと分かります。
 そして、こうちゃんが自らの問題を克服して周囲を驚かせ、見違えるように変わっていく様子が詳しく書かれています。
 「食べなきゃ危険!」は近年その数が増加して一生治らないものとされ、治療法も抗うつ薬を飲むくらいしかないようなアスペルガー症候群、発達障害などの子供の病気の気づかれない原因に、現代の食品のミネラル不足の問題が関わっているのではないかと考えさせる本です。

 「食事でかかる新型栄養失調」と「食べなきゃ危険!」の出版は2010年ですが、内容としては社会問題になってもおかしくないものだったと思います。しかし、東日本大震災やそれに続く放射能汚染の問題の影響、また食品業界、外食産業となれ合いの関係にある行政、宣伝費をもらっているマスコミは全くと言っていいほどこの問題に関心を示さなかったため、多くの人がこの事実を知るまでに至ってません。食品のミネラルが増えたという話も聞かないのですべては以前のままということだと思います。
 知らぬが仏でミネラル不足からくる症状によって病院に通い、薬を飲み続けるのも人生かもしれませんが、そうなるのが嫌だと思ったら、これらの本を一読して、ミネラル不足の問題を一度考えてみてはいかがでしょうか?知っているのと知らないのでは人生に大きな差が出ると思います。
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