タイトルは「あしせん・あたません」と読んでください。
 これは今まで自分の中で便宜的に使ってきた言葉で、今回の記事を書くにあたりもっとほかによい言葉がないか考えましたが、思いつくものもなかったので、これを使うことにしました。これらの言葉で、体の性質の一面、歪みが一日の中でどのように変化するか、また男女の歪みの違いなどについて私なりの考えを書いてみようと思います。

 人は寝床から朝起きると、足の不自由な方を除けば、足で立ち上がって動きだし一日を始めます。
 人は立って、歩いてさまざまな行動を行うわけですが、その時に行動の元、起点になるのは足です。そして、当たり前すぎる話、立って動くとき転ばないよう体はバランスをとりますが、それは足を地面の上に置いて支えることで可能になります。現代生活では座って何かを行うことが多くなっているけど、人間の行動の基本は立って行うことであるというのは、誰にも納得してもらえると思います。
 そうやって足を起点にして動いていると、体に歪みがある場合(たぶん誰にもあります)、歪みは動作の元になっている足のところから体の上へ上へと昇っていきます。足は立ってバランスをとるために動きが制約されているので、そこから歪みが上のほうへ押し上げられていくのは、イメージとして理解していただけるでしょうか。
 この歪みが上がっていく現象を私は足先の原理と呼んでいます。これは行動(仕事)するときに起きる、人を心と体という要素に分けたなら体のほうを中心にした動きです。
 そして、動き続けて歪みが上のほうへ上がりすぎてしまうと、疲れてくるので休みたくなります。座ったり、寝転んだりして休むときは足は解放されるので、上に上がっていた歪みが下がってきて、体が再び整えられます。
 この歪みが下がる現象が頭先の原理です。頭先のほうはどちらかというと休息や心・意識に関係したものです。
 足先では足から歪みが上がっていきましたが、こちらは頭の方から歪みが体の下へと降りていきます。これを分かりやすくするためには、眠っているときに体に起きることで説明するのがよいと思います。
 睡眠には脳の活動が低下して休んでいるノンレム睡眠と、体が休み脳は夢を見て記憶の整理などをしているといわれるレム睡眠の2種類があり、ノンレム睡眠が全体の80%を占めます。この2つの睡眠で脳を整え、疲労を回復させているので、眠ることは脳のメンテナンスという意味合いが大きいと思います。つまり足先の時とは逆で、眠っているときには頭が起点になっているということです。
 脳が休んでいる=頭が動かないので、足先で足から歪みが上昇したように、睡眠時には、歪みは動かない頭から足のほうへ向かっていきます。寝相の動きはこの歪みを下げて、整えるためのものです。
 人の体は1日の間にこの足先・頭先のサイクルを繰り返していると私は思います。 頭先でよく眠って、朝起きたときには頭や体はスッキリし、疲労や歪みが取り除かれて、そこから足先での行動が始まります。
 もちろん体は複雑に成り立っているので、この説明は図式的すぎるところもあるでしょうが、大まかな原理としてはこういうことが起きていると思います。
 頭先は主に睡眠・休息に関係するものですが、表情や会話など頭・顔を使って行われるコミュニケーション、リラックスしながら頭を使う読書やテレビ、インターネットを見ることは頭先の行為です。
 また勉強やデスクワークなどは行動(仕事)なので歪みを上げる性質のものですが、それらは脳を使うために頭を固定するので、歪みを下げる性質も持ち合わせていると考えられます。

 ここまでの説明ではちょっと分かりにくかったかもしれませんが、この原理が男性と女性にどう影響しているかを見てもらうともう少し理解してもらえると思います。
 まず男性では足先、行動(仕事)の原理のほうが優位になっている人が多いと思います。
 足先が優位なので、男性は歪みが上がりやすくなります。これが長年続き、歪みが上に集まって頭・顔を固くさせることで、中高年男性にありがちな頭の固さ、性格の頑固さ、人づきあいが苦手といった特徴が起こってくると考えられます。真面目なことや勤勉は大切なことですが、行き過ぎると足先によるこのような弊害が起こるかもしれません。
 一方、女性は足先で行動するほかに頭先の行為、人とのコミュニケーションを好み得意な傾向にあります。さらに化粧をしたり、髪形を整えることも頭先の行為だと思うので、女性は男性に比べると頭先が優位でしょう。
 だから、女性は足先が優位な男性のように頭の固さなどには陥りにくく、状況の変化に対応しやすいのですが、頭先優位の弊害として歪みが下がりすぎて足のトラブルを抱えやすくなります。足のトラブルとしては、外反母趾や魚の目、下半身の冷え、膝痛、脚の静脈瘤、O脚X脚などがあり、これらの症状が女性に多く現れるのは、頭先のためと私は考えています。

 この「足先・頭先の原理」に気づいたのは、ここまで書いてきた、体のあり方の観察や男女差の比較などからですが、私の体の歪みが大きかったという理由もありました。
 通常、体の歪みが上下するといっても、たいていの人の場合、その影響は一日の中では意識されないほどだと思います。(少しずつ積み重なることで大きなものになりますが)でも、体の歪みがあって、そのせいか体力が人並みにない私のような人間の場合、その現われ方は顕著になるので、こういう体の仕組みに気づきやすかったということがありました。(朝、顔が整っていても、一日を過ごしていくと明らかに形が変わってくるのが分かります)
 あとかなり前に、よく眠るために足首、膝をひもで縛って寝るという女の人をテレビで見たことがあるのですが、「とてもよく眠れます」と答えるその女性の顔がものすごい歪んでいたのを見て、「歪みって上がったりするのだな」と感じたのも、この考えの元になったと思います。

 足先が行き過ぎて頭が固くなったり、頭先で足に問題が出たりしないようにするには(まあこれは私の仮説ですが)、どちらかに偏りすぎない生活のバランスが大事ということになるでしょう。
 頭が固くなっている人は、人との関わり、趣味・息抜きの時間を持つようにする、足のトラブルがあって動くことが少ないという人は、よく歩くようにしたり、こまめに体を動かしたりするなど逆のことを意識するようにしてみると良いだろうと思います。
 でも、人間も動物なので、本来は足先で体を使い行動することが多いほうが正しいあり方ですが、現代ではネットの発達や様々な物事が便利になることで、自分で体を動かさない頭先の生活になってしまいがちです。
 
 次回から、今回説明した「足先・頭先の原理」、歪みの上がり下がりに関連したことで「知れば役に立つ」――かもしれない話をいくつか書きたいと思います。
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