今回、一度は試してもらいたい健康法として紹介するのは、「耳ひっぱり」です。
 この「耳ひっぱり」は一度試してやり方を覚えれば、一生役立つ方法になるはずです。
 そのやり方を紹介する前に、私が「耳ひっぱり」を知ったいきさつがあるので、それについて少し書かせてください。


 私は、効果が目に見えて大きく、簡単にできる健康法がないか、といつでも探しています。
 そんな風に日々過ごしている私が、つい最近、両耳をいろいろ引っぱってみると、体が反応するのに気づきました。その反応はどうやら体を整え、姿勢を良くするもののようです。
 健康法マニアで新しい方法好きの私は「これは久々に面白い発見だ!」と少し興奮してしまいました。
 しかし、その発見で興奮したその後、たまたま本屋へ行ったら、健康法のコーナーに「一日一分であらゆる疲れが取れる耳ひっぱり」(藤本靖著 飛鳥新社)という本があるのに気づきました。
 手にとって見てみるとその本には、耳を引っぱるとさまざまな健康効果があることや、その効果が起きる体の仕組みについても詳しく書いてありました。
 これがシンクロニシティというものなのでしょう、私の新しい(と思った)発見は本になって事細かに解説されていたのでした。
 目の前にある文章を読めば「耳ひっぱり」について全て知れるのだから良さそうなものですが、何事も自ら考えて見つけたい性格の私は、少し落胆してしまいました。
 家に帰ってネットで調べてみると、ボディーワーカーの藤本靖さんが提唱する「耳ひっぱり」は2年ほど前からマスコミにも取り上げられて話題になっているようです。
 私はただいろいろ引っぱればいいと思っていましたが、耳ひっぱりのセミナーも行っている藤本さんは、体の専門家としてどういった引っぱり方が一番いいかということも(おそらく試行錯誤して編み出されたものでしょう)説明してくれています。
 そのやり方でやってみると、よく「効く」のが確かに感じられます。これは効果をすぐその場で感じられ、本当に手軽にやれる方法だと思いました。


 では、前置きが長かったですが、その耳ひっぱりの正しい行い方を本の通りに紹介します。

 ・中指を耳の中心のくぼみに入れ、親指と耳をはさむ
 ・ひじは軽く横に張る
 ・耳を斜め後ろ方向に2,3ミリ引っぱる
 ・目線は遠くの水平線を見ているイメージ
 ・立っても座っていても、どちらでも良い
 ・引っぱり方はほんの軽い力で行う
 これを1分くらい呼吸に意識を向けながら行うだけです。
 耳ひっぱりの効果は姿勢が良くなり、疲れがとれる、頭がスッキリする、体が柔らかくなる、など他にもいろいろありますが、多くの効果が期待できるとのことです。

 耳を引っぱることがこれほど効果的である理由は「あらゆる疲れがとれる耳ひっぱり」詳しく書かれているので、そちらをご覧ください。とても興味深い説明がされています。
 ここではその理由を簡単に要約してみます。

 頭蓋骨を構成する骨の中に蝶形骨というものがあります。
 蝶形骨はとても重要な骨で、前頭葉(理性や思考など人間の高次脳機能を担う)と、視床下部(呼吸などの生命の根本を司る自律神経の中枢)を支えています。
 蝶形骨が歪むと神経や血管を圧迫して、脳の機能の低下をもたらすと言われています。そして、蝶形骨は内臓を支える横隔膜や、体の姿勢を保つ大腰筋ともつながりがあるので、蝶形骨の歪みは脳だけでなく全身に影響を及ぼすということです。
 現代は働きすぎや睡眠不足、過剰なストレス、目を酷使して姿勢を悪くするパソコン・スマホの使用、などの影響で蝶形骨が歪み、頭痛や目の疲れに悩む人が増えています。
 そういった人が耳ひっぱりを行うと、耳についている側頭骨が広がり、その側頭骨にはさまれている蝶形骨が、歪みから解放されて正しい位置に戻ります。そして、今まで両側からはさまれ圧迫されていた蝶形骨がゆるむと、頭だけでなく全身も整えられ、頭がスッキリしたり、体が楽になったりする効果が起きるということです。
 また、耳を軽い力で引っぱるのはどうしてかというのは、頭の骨は強い力で動かそうとすると、ずれないように逆に堅くなってしまうので、ソフトに調整する必要があるそうです。

 この本当にソフトに引っぱるというのも面白かったですが、私には本の中でとても興味深く感じられたことがもう一つありました。
 それは耳を引っぱり身体の内側がほぐれるときに出てくる背骨をねじるような動きについてです。これは身体の自己調整の動きなので、無理に止めずに動くままにしておくと、元のまっすぐな姿勢に戻るということが書いてあります。
 実は私が、耳を引っぱると体にいいんじゃないか、と最初に思ったのは、この動きが大きく出るからでした。
 これは自発動という、体が自らを調整するために起こす動きです。自発動を行うと体の歪みがとれてとても気持ちいいのですが、これを起こすためには少しコツがいります。
 しかし、耳をソフトに引っぱると、自発動を簡単に起こすことが出来ました。そして、その自発動は、体の重要な骨である蝶形骨を調整することで起きるものなので、特に健康効果が高いのだと思います。
 ふだんから自発動を行っている私は、耳を軽く引っぱるだけで、たぶん体がとても歪んでいるからでしょうが、大きな動きが出てくるので、とてもやり方の指示通りに1分も引っぱっていることは出来ません。

 本には耳ひっぱりを応用した方法もいろいろと出ています。
 目の緊張をとるために耳を引っぱって目をぐるぐる回してみる(こうすると、とても回しやすくなるので驚きます)とか、胃腸をスッキリさせる耳を引っぱりながらの舌出し、アゴの緊張をとる耳たぶ引っぱり、などが説明されていて、これらもかなり興味深かったです。


 最後に、耳を引っぱることについての私の考えを少し述べて終わりにしたいと思います。
 人の耳の形はよく見ると、大きい・小さい、前向き・後ろ向き、耳たぶが薄い・厚い、などあって千差万別です。
 これらは親から受けついだ生まれつきの形ということもあるかもしれませんが、後天的な頭・顔の筋肉の使い方によるところもあると思います。したがって、耳をさまざまな方向に引っぱれば、考え方や習慣等によって固定化された頭・顔の筋肉のこわばりをほぐすことが出来るはずです。
 耳を上や下、後ろ・前に引っぱる、一方を上げてもう一方を下げる、などいろいろ出来ると思います。また、右手を頭の後ろにまわして左耳をつまんで後ろに引っぱり、それと同時に左手で右耳をつまみ前に引く(逆も行う)という方法も効果が感じられるのでお勧めです。もちろん耳はすべて軽い力で引っぱります。
 こうやってあれこれと引っぱることも、頭のこわばりや頭蓋骨の歪みを和らげてくれると思います。

 結局、最後はアレンジした自己流のやり方も書いてしまいました。性格的にどうしても言われた通りでないものを求めてしまいます。
 でも、耳ひっぱりは何はともあれ、基本のやり方をやるのが一番良いと思います。
 
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