トイレで大きい方をした後、皆さんはどのような拭き方をしますか?
 いつもどんな拭き方をしているか、なんて深く考えたことがない人が多いと思いますが、これは本当に人それぞれ違うものです。
 トイレはプライベートな空間ですから、人のやり方を見るといったことはなかなかありません。自分で当たり前と思っている方法が、人と違って驚くということがあるようです。
 座ったままで拭くか、それとも腰を浮かして中腰(直立の人もいる)で拭くか。手は前側・股のところから入れるか、後ろから入れるか。拭き方も肛門の前から後ろに拭くのか、後ろから前へと拭くか。
 また、紙の折り方や拭いた後に紙を見るかといったこと、それからウォシュレットの使い方と考えると千差万別になります。
 この違いは、幼少期に親から教えてもらったとか、体型によるものなのでしょうか。
 私は、誰でも座ったまま拭くものだと思っていたので、中腰になって拭くという人がいるのにはビックリしてしまいました。(拭く場合に何回か拭くと思いますが、そのとき中腰の人はどうしているのでしょうか?)

 ネットのアンケートを見ると(今は何についても調べられますね)、どの拭き方が多いかの結果はまちまちでしたが、中腰の人よりは座ってやる人が多く、手は後ろから、拭き方は前から後ろというやり方が多いようです。
 どの拭き方が正しいとかはないと思いますが、女性は汚れを前に持ってこないために、肛門の前から後ろに拭くのが原則だそうです。
 そして、もう一つ避けた方がいいと思われる拭き方があります。それは今まで私が行ってきたもので、拭くときに片尻を浮かすやり方です。
 この拭き方はあまり良くない方法なので、こうしている人は、今回説明する方法に変えた方がいいと思います。


 このところ体を歪ませる習慣についての記事を書いてきたので、他に歪みをもたらすものはあるだろうか、と日常の動作を意識して見ていました。
 すると、トイレで片尻を挙げている自分に気づきました。
 これは体の歪みにつながるかもと思ってしまいました。何しろ何十年と毎日、片側の尻だけ上げ続ければ、そこに筋肉や骨格のクセがついて、体を歪ませるのは十分考えられるからです。
 この片尻を上げる拭き方をしている人が、どれくらいいるかはわかりません。私が行っていた、片尻を高く上げて横から手を入れる拭き方をしている人は少ないかもしれませんが、いくつかのネットのアンケートを見ると、座って拭くのに軽く片尻を挙げている、という人はある程度いるようです。
 しかし、軽くだとしても毎日同じ側の尻だけ上げていると、筋肉に偏りができて、体の歪みの原因になることはあると思います。

 もし、片尻を上げることが歪みをもたらすという推測が正しかったら、私は40年近く良くない拭き方をしていたことになります。そして、幼少期から体を歪ませる習慣を続けたことで、私はどれだけのマイナスを被ったのだろう、としばしボウ然としてしまいました。
  私は座るとき背中が丸まっただらしない座り方をしてしまいますが、その原因の一つはこの拭き方があったかもしれません。
 しかし、そんなことで落ち込んでいてもマイナスの上塗りをするだけですし、その損失はハッキリとはしません。だから、今からでも歪みをもたらさない拭き方に変えるのが最善の選択だと考え、いろいろと試してみることにしました。

 まず、座った状態で腰を浮かさず、後ろから手をまわしてみると、とてもいい感じで拭けました。
 他にも、座って片尻を浮かさずに前から手を入れて拭いたり、中腰で拭いたりしてみましたが、片尻を浮かしさえしなければ、どれもバランスの良い方法だと思えました。私が驚いた中腰で拭くというのも、両足が踏ん張れることで骨盤の偏りは起きないから、これはこれでありうるやり方のようです。
 その中でも、私に一番合っていたのは座って後ろから手を入れるものでした。手が後ろから来るので、拭くのは肛門の手前から後ろが楽になります。
 ネットで見る限りでは、このやり方が一番多いようですし、この拭き方だと骨盤の位置がしっかり決まり、姿勢が良くなるような感じがします。今まで片尻を挙げていた人には、これが一番お勧めの方法だと思います。
 
 肛門は多くの神経が集まり敏感な場所ですが、お尻を拭いて刺激を与えると、その刺激が広がり肛門の周囲にある骨盤底筋群にも伝わっていきます。そして骨盤底筋群は姿勢を保つお腹や背中・太ももの筋肉とつながっているので、その刺激がそれらの筋肉にも伝わることになり、姿勢を良くさせると私は考えています。
 また、肛門への刺激で何らかのエネルギーが生まれ、それが背骨を上がっていくような感覚もあります。ヨガや気功では、エネルギーを背骨の下から上へと上げていくことをしますが、この拭いたときのエネルギーが上がる感覚は、これらのことにも関連があるように思えます。
 骨盤底筋を鍛えて姿勢を良くするエクササイズや、ヨガの基本的な行法には、肛門を締めるということがあります。それらを行うほどの効果は得られないでしょうが、骨盤を傾けず正しく尻を拭くことでも同じような効果を多少得られると思っています。
 人は日常的にトイレに行くので、小さな効果でも続けていけば、その積み重ねは大きいはずです。私の実感として、これを長く続けることで徐々に姿勢が良くなっていくように思えます。
 そして、その効果を得るためには、姿勢を良くする効果が十分伝わらない片尻が浮く拭き方ではいけません。しっかり便座に座り、手の入れ方も背中が丸まる股(前)からでなく、背筋が伸びる後ろからがより良いでしょう。
 この拭き方は、ネットのアンケートによればおそらく一番多くの人が行っているものなので、害があることはないはずです。このやり方で拭きにくいと感じる人は、拭くときに座る位置を少し前にずらすとやりやすいと思います。
 これは毎日トイレで拭くことで姿勢を正していくという、まさに無努力な健康と呼ぶにふさわしいものでしょう。 


 拭き方なんて人それぞれだから好きなようにするのが良いでしょうが、片尻を上げて行うという拭き方だけは考え直すことを勧めます。また片尻を上げてなくても、前から拭く人、中腰で拭くという人で体の歪みが気になったり、姿勢が悪かったりする人は、今回説明した方法を一度試してもらえればと思います。
 私もこのことはつい最近始めたばかりなので、姿勢が良くなるというのは、まだ仮説の段階にすぎません。でも、その短期間でも腰の位置がしっかり決まる感覚がありますから、効果は期待できるのではと感じています。続けてみて、また何か変化がありましたら記事にしてみます。

 
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