今回取り上げる健康法は、近ごろかなり話題になった健康法「ふくらはぎもみ」です。
 これは前回紹介した「耳もみ」と同じく、手軽にできて大きな健康効果が期待できる方法です。そして、試しに行ってみるだけで、効果がすぐに実感できる健康法だと思います。


 ふくらはぎは、ヒトの血液循環にとって重要な働きを持つ器官で「第二の心臓」とも呼ばれています。
 ふくらはぎの筋肉が、ヒトのようにしっかりしている動物は他にはいません。
 このふくらはぎは、直立歩行をするようになった人類が、足に流れた血液を心臓に戻すために発達させたものだということです。
 ふくらはぎの筋肉の収縮と弛緩によるポンプ作用で、静脈血を心臓へ力強く押し戻してくれます。そして、このふくらはぎのポンプ作用が十分働くと、全身の血流も良くなることから「血液循環の要」「第二の心臓」と呼ばれます。

 健康な人のふくらはぎは、つきたてのお餅のように柔らかく、弾力があって温かいそうです。しかし、心身に不調を抱えた人のふくらはぎは、硬い、しこりがある、柔らかすぎて弾力がない、冷たい、熱い、などの状態になっています。
 こういったふくらはぎをさすったり、もんだり、押したりしていくと、だんだんと健康なふくらはぎになっていきます。ふくらはぎの状態が良くなっていくと、全身の血行が良くなり、心身の不調(特に血圧や心臓の問題)の改善や、疲労回復が期待できます。

 「ふくらはぎもみ」のやり方としては、アキレス腱から膝に向けてもんでいく、寝転んで片膝を立てその上にふくらはぎを乗せてほぐす、親指を重ねて押す、などがあります。(さわって痛すぎる場合はさすっていくところから始めます)

 私は「ふくらはぎをもむのがいい」という言葉は良く見聞きしていましたが、それほどやりたいとは思いませんでした。それは、ふくらはぎを普通にもんでみても凝ったところを感じず、あまり痛くもなかったので、自分には効果的と思えなかったからです。
 しかし、たまたまふくらはぎもみの正しいやり方の動画を見る機会があり、そのとおり行ってみると、私のふくらはぎにもたくさん凝って痛む箇所があるのが分かりました。
 どうもやり方のポイントとして親指を重ねることがあるようです。
 こうすることで痛みのあるところをうまく押せるようになり、ふくらはぎをもむことに興味を持つようになりました。

 親指を重ねて押すときは、あぐらをかいて前に出したふくらはぎを押していくのがやりやすいと思います。
 ふくらはぎを内側、中央、外側とに分けて、アキレス腱から膝にかけて押すようにすると良いそうです。
 押していくと特に痛む箇所があるので、そこを痛すぎない程度の刺激で念入りにほぐします。押して痛むところは簡単に解消されないから、毎日続けていくことが大切でしょう。
 私は湯船の中で行っていますが、それほど時間はかかりません。そして、少しだけでも行えば、足がスッキリするなどの効果を実感できるので、楽しみながら続けられると思います。

 この「ふくらはぎもみ」の大きな効果を見つけ、それを心疾患などの治療に用いていた石川洋一医師の著書には、ふくらはぎもみを行ってはいけない場合がいくつか示されています。それによると足の筋肉・関節・血管が炎症を起こし腫れや痛みが強いとき、高熱があるとき、足を骨折して一年以内、なんらかの手術の後2・3週間以内、は行わない方がいいそうです。

 ふくらはぎをもむことで脚を細くする効果があるとも言われています。ふくらはぎをもんでで血行が良くなって代謝が上がったり、押してリンパを流すことで老廃物をスッキリさせたりすれば、脚が細くなるのも可能でしょう。
 そして、私はそういったダイエット効果の他にふくらはぎもみには、O脚・X脚などの脚の歪みを改善する効果もあると思っています。
 脚の歪みは複雑な原因からもたらされ、その矯正もかなり難しいものがあります。
 しかし、考えてみると、O脚やX脚の状態を支えているのは私たちの筋肉です。したがって、ふくらはぎをもんで筋肉のアンバランスを直せば、脚の歪みが改善されることにもつながるはずです。
 ふくらはぎの硬さやしこり、筋肉が委縮したところをもんでリラックスさせ、本来のふくらはぎの筋肉のバランスを取り戻せば脚の形も変わってくる・・・と思ってO脚の私は毎日せっせと押しています。

 ふくらはぎがほぐれて良い状態になることは心理的な面にも好影響があることも考えられます。
 ふくらはぎを見れば人の心の状態が分かると主張する人もいますが、私の考える心理的な面というのはそういったことではなく、ふくらはぎは行動力と関係があるのではないかという事です。これも私の推測ですが、ふくらはぎの筋肉は立って行動を起こすときの起点になっているので、ふくらはぎがほぐれて良い状態になるほど行動力や積極性がでてくるように思えるのです。


 最後のところの「脚の歪みを正す」や「行動力がつく」というのは、私の余計なつけ足しだったかもしれません。しかし、ふくらはぎは血液循環において重要な働きを持つ器官ですし、親指を重ねて押していくとだんだん状態が良くなっていくのは確かです。
 全身の血行を良くするには、ウォーキングなどで足の筋肉を使うことがまず大切ですが、それと共にふくらはぎをほぐすことを行っていれば、運動効果もさらに上がるはずです。
 ふくらはぎのコリはたぶん数多くあり、なかなか解消しにくいものだから、毎日少しずつ気長に続けるのがいいと思います。行えば行うほど体が良い方向へ変化していくはずなので、ふくらはぎもみ(3分くらいで出来ます)是非一度お試しください。



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