7年ほど前、一日中尿意を感じて困ったということがあります。
 それまでもどちらかというとトイレは近い方でしたが、そのときはいくらトイレに行っても、またすぐに行きたくなる状態でした。何度もオシッコをして、もう出ないはずなのに尿意が起こってくるので、夜も眠れず頭がおかしくなってしまいそうでした。
 病院に行くと、尿検査ではなんの異常もないので(尿でかなりいろいろ分かるみたいです)、前立腺炎じゃないかとの診断です。薬を飲んで様子をみてくださいと言われ、すがるような気持ちで薬を飲んでいいると、症状は多少軽くなり、24時間尿意があるということはなくなりました。
 それでも、トイレに行く回数はかなり多いまま変わりません。そして、薬がなくなり飲まなくなると、症状がまた悪くなっていくように思えます。
 再び病院に行くと、検査ではどこも悪いところはないから気にしすぎではないか、と言われました。
 一応何でもないのなら、医者や薬にこれ以上頼っても仕方ないと感じ、自分で良くするすることにしました。
 その後、自分なりにいろいろと試行錯誤して、どうにか頻尿になる以前の状態に戻ることができました。今回の記事では、その頃に私が行った方法を紹介したいと思います。
 それらが頻尿になぜ効果的だったのかは、はっきり説明できないのですが、行うとその当時の悩ましい尿意を減らすことができた方法です。これらを地道に続けていった結果、頻尿が改善したと私は思っています。
 今もどちらかといえばトイレは近いほうですが(午前中は特に行きたくなります)、日常生活に支障をきたすことはありません。
 原因のはっきりしない頻尿で悩んでいる人はけっこういるみたいですから、そういった方に少しでも役に立てばと思っています。それほど難しいことはない方法なのでよろしかったお試しください。



 まず初めに紹介するのは、脚のつけ根のそけい部を押すという方法です。これは寒い時期になってトイレが近くなってきた、というときに今でも行っています。
 そけい部に頻尿改善のツボがあるのか、リンパ節をほぐすことに意味があるのか理由は分かりませんが、尿意を抑えるのにかなり有効な方法です。
 ここを押すと体に悪いということはないでしょうから、寝る前や入浴時にゆっくりもみ押しすることをお勧めします。

 次に紹介する方法は、あお向け寝でヒザを立てた状態にして、そこから腰を浮かすというものです。
 頻尿の原因として考えられるものに、骨盤の歪みがあります。こうやって腰・お尻を持ち上げることで、骨盤が調整されるのか、尿意がやわらぐのを感じました。
 腰を上げて筋肉を鍛えるというかんじではなく、ただちょっと上げるだけで効き目があったので、寝床などでやってみてください。

 私の頻尿は夜寝ているときが特にひどく、一番大変な時期は尿意が気になって、毎晩5回くらい起きていました。
 ですから、寝ているときにトイレに行く回数を少なくする方法はいろいろと工夫しました。
 その中で効果があると思ったのは、うつぶせで寝ることです。
 枕なしでうつぶせに寝ると、多少尿意があっても大丈夫という気持ちになれました。また、膝を曲げて脇のほうに引き上げるような体勢のうつぶせ寝もけっこう効果的でした。
 うつぶせ寝をすると、骨盤まわりの筋肉の緊張がほどけるということがあるそうなので、そのことが尿意を刺激するなんらかの筋緊張をリラックスさせてくれるのかもしれません。
 でも、うつぶせ寝は去年の11月7日の「うつぶせ寝の効果」という記事に書きましたが、できる人とできない人がいると思うので、無理に行わないようご注意ください。

 夜中に何度も尿意を感じるのはさすがにつらかったですが、その時トイレに起きるたびに行っていた独自の対策があります。自分で「尿意視」と呼んでいた方法ですが、私はこれを地道に行ったおかけで、悩ましい尿意から解放されたと思っています。
 「尿意視」のやり方は前のものよりちょっと複雑です。
 まず、トイレに行きたいと思ったら、その尿意、オシッコをしたいと思わせる下腹部の感覚に意識を向けます。
 そうしたら、その尿意の感覚を感じなくする、またはその感覚から逃げるような感じで体を動かします。
 これはちょっと分かりにくいかもしれませんが、意識を集中して行うと、体をよじらせるような動きが出てくると思います。この動きは、人それぞれ違うものになるはずです。
 トイレに行ったらこの「尿意視」をまずやって、それからオシッコするようにしてみて下さい。これを行っていくことで、尿意を起こす原因となっている体の歪みを正して、排尿機能の異常をより正しいものへと近づけてくれると私は考えています。
 これは、すぐに尿意をしずめるという方法ではありません。私自身これで良くなるか疑問を持ちながら行っていました。でも、尿意視を行うたびに、体(特に背骨)の歪みを直しているのが感じられます。
 私は、体のほとんどのトラブルは歪みからくると考えているので、頻尿も体が整いさえすれば改善すると思っていました。だから、こうやって歪みを正していけば絶対に良くなるはずだ、と思って尿意視を続けたところ、だんだんとトイレに行く回数が減り、頻尿が気にならなくなりました。今では夜のトイレは、一回行くかどうかというかんじです。

 最後に紹介する方法は自発動です。これは「尿意視」と関係したものです。
 私が「頻尿は気のせいじゃないか」と病院で言われたときに、「じゃあ自分で何とかしよう」と考えたのには理由があります。それは、そのころ自分なりに健康法として行っていた自発動に自信があったからです。
 自発動というのは、体が自らを健康にしようとして起こす無意識的な動きのことです。(自発動の詳しいことはカテゴリーの自発動のところをご覧ください)
 自発動を行うと、体の歪みが自然に整ってきます。しかし、自発動は体全体を整えていくものなので、頻尿にすぐ効果があるわけではありません。
 そのため、頻尿をより早く改善させるために考えたのが尿意視です。尿意視の動きは、頻尿改善のために起こす自発動といえます。
 
 トイレに行かないために水分をあまり摂らなかったり、西洋薬や高価なサプリを飲み続けている人もいると思います。しかし、そういったことは不自然な方法だと思うので、根本的な改善のためには、そういったものに頼らない自分なりの方法を見つける必要があるのではないでしょうか。
 私としては頻尿を改善するためには、自発動と尿意視を行うのがとても良いのではないか、と思っています。


 頻尿は膀胱や尿道・前立腺などの尿路感染症、また糖尿病や腎機能の低下などの病気などによって起きることがあります。ですから、今まで何でもなかったのに症状がでてきたら、まず病院に行って診てもらう必要があるでしょう。
 しかし、原因が分かり、治療してもらって良くなればいいのですが、原因が分からなかったり、心因性のものと言われたり、薬を飲んでも治らなかったりという人もいるはずです。そんな人に、今回紹介した変わった方法が役立てばと思っています。
 


 今回の記事はかなり前に書きました。しかし、そのときにブログに載せなかったのは、記事を書くために頻尿の経験を思い出していたら、再び頻尿気味になってしまったからです。(やっぱり頻尿は心の持ち方ということがあるようですね)
 症状を克服できていない人が、頻尿改善を言ってはいけないだろう、と記事は書いたままになってしまいました。
 そういう経緯があったのですが、その頻尿もしばらくすると治まりましたし、今回前に書いたものを読み返しても症状がぶり返すこともなかったので、記事にしてもいいかなと思いました。
 頻尿は、老化や心因からくるもの、自律神経のバランスの悪さといったことからも起きて、原因が良く分からないということも多いそうです。だから改善させるためには、気長に取り組まなければならないのかもしれません。
 しかし、私もなかなか良くならず、一日に何度も襲ってくる尿意に、「ホント勘弁して」と暗い気持ちになってしまうこともたびたびでした。
 そんなときに、私の気分を軽くさせてくれる言葉がありました。これは病院に行ったときに、若い先生が言ってくれたものですが、頻尿に悩む人にとって良い言葉だと思うので、これを最後に書きます。

 その先生は、頻尿がひどいという私のノイローゼ気味な訴えに、「尿がでないで困っている人に比べれば、出る方がよっぽどいいのだから、どんどん気にせずにトイレに行けばいいんですよ」と言ってくれました。
 トイレに行き過ぎるのが、恥ずかしく良くないことだと思っていたから、この言葉には救われた気持ちがしました。
 考えてみれば、オシッコをしてスッキリすることは気持ちの良いことですから、トイレに行くのは楽しいことだと考えれば悪くはありません。
 それからは「行きたいなら気のすむまで行けばいいだけのことだ」と開き直り、我慢したり落ちこんだりせずにトイレに行くようにしました。(もちろん尿意視もやりながらです)
 頻尿で悩んでいる方も、つまらないことが多い世の中で、自分には 楽しみが人より多い、と考えるようにしてみると少し気が楽になるのではないでしょうか。
 そして、そうやってオシッコするのは楽しい、と思いだすと、変な話、あまのじゃくな性質を持つ体は楽しことを減らそうとして、尿意を感じさせなくなる、なんてことも起きるかもしれません。


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