一度はやりたい健康法三回目のテーマは、全身のコリの解消についてです。


 人は疲れがたまると、肩や腰などが張ったり凝ったりします。そんな時は体を休めたり、凝ったところを自分でもんだり、マッサージをうけたりして疲労を回復します。
 疲れたときに現れるコリは意識できます。でも、普段体が疲れてないように思ってる時でも、自分では気づかないコリが体にはいろいろとあります。
 ここで言うコリとは、押してみて痛い所を意味します。
 人によって体の使い方の癖、体型の特徴、内臓の調子などの影響で、体のあちこちに意識しないコリが存在しています。
 そして、そうしたコリはどんなに痛いものでも、もんだり、押したりして刺激すると、時間がかかることもありますが、徐々にとれていきます。
 今まで気づかなかったコリを解消することには、不調の改善、病気の予防、気持ちを落ち着かせる、体型・体質を良くする、などの効果を期待できます。
 コリの解消は体をあちこち触ってみて痛い所を探し、そこを押すだけですから簡単です。自分の体を知る意味でも一度やってみてはいかがでしょうか?

 
 痛いコリといえば、足ツボ押しなどがわかりやすい例ですが、全身に隠れたコリには、押すと本当に悶絶するほど痛いものがあります。
 そういった痛さを想像すると「絶対にやりたくない」と考える人が多いと思います。
 実際強い痛みを感じれば、よほどの物好きか、高い料金を払ったマッサージやエステを受けるという場合でもない限り、たいていの人はそんな事を二度としたくないと考えるでしょう。
 痛みのストレスは心身にダメージを与えるので、その反応は正常ですが、コリの解消のためにはそこを刺激するしかありません。



 そこで今回は私が考えた、コリ押しの痛みがストレスにならない方法を紹介したいと思います。このやり方で不調の気づかない原因であるコリを解消して下さい。


 まず押すと痛くてたまらないコリを探し、そこを押して刺激します。(次回、どこに痛いコリがあるか説明します)
 自分で押すのであまり痛くなるまで押せないかもしれませんが、ある程度の痛むところまで押して下さい。
 ここで痛いとたいてい誰でも顔を歪めますが、押したとき、顔を歪めたり、しかめたりしないのがポイントです。
 具体的に言うと、眉間にシワを寄せたり、目に力を入れたりせず、さらに歯をくいしばったり、唇に力を入れて一文字やへの字にもしないようにします。そしてもう一つ、手も力をこめて握りしめたりしないで下さい。
 コリを刺激して痛みを与えた時、たいてい人は目の周り、歯(口の周辺)、手指を力ませて痛みを我慢すると思いますが、これをやらないという事です。
 痛みを感じたときに、目・歯・手へ力を入れずに動かさないでいると、痛みをなるべく感じないように身をくねらせ、痛みから逃げようと無意識に体を動かすと思います。
 こうやってなんとか痛みを逃がそうとすると、痛みは感じるのですが、何故かそれをやり過ごすことが出来て、激痛のコリを刺激するのがそれほど嫌でなくなります。

 目・口・手に力が入ると脳にストレスがかかるので、それが痛みを嫌がる原因になる、と私は考えています。
 この三ヶ所に力を入れないでおけば、脳にダメージを与えないので、痛みにうまく耐えることが出来ます。さらに身をよじらせる無意識の動きも、コリの解消に大切な働きをしていると考られます。
 激痛のコリを押すコツをまとめますと「顔には力を入れず涼しげにし、手を握りしめないで、身をよじって痛みをやり過ごす」です。
 このやり方を覚えてもらえば全身のコリの解消が上手くできます。もちろんそれほど痛くないコリは、どんどん刺激して解消してください。


次回は痛いコリがある場所、解消しておいたほうがいいコリについて書いていきます。
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