私の住んでいるところは扇状地で、川の増水・氾濫によって土砂が山から運ばれてきてできあがった土地です。だから、そこらじゅうの地面の土は河原のように石まじりになっています。そのため土の栄養が少なくなり、農業にすごく適しているという地域ではないかもしれません。

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 こんなかんじです。
 他の地域のフカフカした土の畑なんかを見るとうらやましくなります。
 ここで行う素人菜園で化成肥料を使わずに野菜を育てています。ですから、うまくやらないとあまり収穫できないのですが、そういった条件の下でも異常に良く育つとても生命力の強い野菜があります。
 今回はそんなスーパーと言っていいかもしれない作物について書いてみようと思います。





 うちの畑の元気すぎる野菜、初めはゴーヤです。

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 これで2株ですが、7月頃から9月も終わりの今までずっと収穫し続けています。1株からたぶん100個以上は取れているはずです。
 同じ場所でキュウリも植えたのだけれど、ほんの申し訳程度、1株で10本くらいしか生りませんでした。たぶん肥料が少なかったのかもしれません。本当はキュウリやトマトがたくさん取れるとうれしいのですが・・・
 とにかくゴーヤの生命力はすごいです。今日も11個取れました。

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 もらってくれる人もそんなになく、いつも「どうやって食べればいいの?」というかんじになります。


 そんなたくましいゴーヤは、栄養や健康効果もやはりすごく高いです。
 まず加熱しても壊れないビタミンCが、レモンの2~4倍もあります。
 カルシウムは牛乳の14倍、鉄分はほうれん草の2倍あるそうです。食物繊維やβカロテン、カリウム、ビタミンB1なども多く含まれています。
 苦みの成分が血糖値を下げる働きをするので糖尿病によいとされ、そのほかにもガンの予防、高血圧・コレステロール値の改善、美肌効果とさまざまな効用があると言われています。また生で食べると、DNAの端についていて細胞の寿命の目安になるテロメアを長くするという話もあります。

 とにかくたくさん取れますし、健康効果も絶大ですからいろいろ調理してせっせと食べています。私はもう苦みもあまり感じなくなっていて、生のスライスをバリバリ食べても全然平気です。




 次に紹介するのはこれです。この黄色い花の咲くワイルドな作物、何かわかりますか?高さは私の背丈以上あります。
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 8月に茎が高々と伸びた状態のこの作物を見たとき、私はヒマワリだとばかり思っていました。
 今年の8月中、私の住むところでは雨が2週間くらい全く降らない時があり、毎日野菜に水やりをしなければなりませんでした。畑に水道がないので、ジョウロに水をくんで水やりしなければならず、暑い中、水場と野菜を行ったり来たりするのはとても大変なんです。
 そのため野菜だけにしか水がやれず、そのヒマワリらしきものにはほとんど水をやることがありませんでした。
 ヒマワリは全く花を咲かせる気配がなく、私は「あー水をやらないからだな。かわいそうだけど仕方ない」と思っていました。しかし、不思議なことになかなか枯れる様子はありません。
 そして、9月に入ってようやく、これが「キクイモ(菊芋)」だと知りました。ここ数年、秋になるとたまに買っていたので食べたことはありましたが、こういった風に育つとは知りませんでした。
 今年のあの暑さの中、これだけの大きさのものが水をやらなくてもしおれなかったのには驚きです。救荒作物と言われるサツマイモよりはるかに強いと思います。

 あの雑草並みの生命力の強さから、おそらく栄養価もかなり高いはずです。
 調べてみると、他のイモのようにでんぷんは含まれていないのでカロリーが低く、ビタミンやミネラル・ポリフェノールが豊富に含まれている、ということです。
 そして、主成分として13~20%含まれるイヌリンという物質は、血糖値を下げる効果が高く、糖尿病の予防・改善にとても有効だそうです。イヌリンには腸の善玉菌を増やす働きもあり、それが免疫力の向上や便秘解消をもたらすという効果もあります。
 
 収穫はもう少し先ですが、大きい株が3つあるのでけっこうたくさん取れると思います。クセがそれほどない味で生でも食べられます。みそ汁の具や煮物などに入れるとおいしいので今から楽しみです。




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 この野菜、1つ1つが大きく、50センチ以上あるものがたくさん取れます。
 これは「鶴首カボチャ」という、日本で昔から栽培されてきたカボチャです。たしかに形が鶴の首に似ています。
 とても繁殖力が強くて、今年は1株から15個くらい取れました。
 やせた土地で、肥料もロクに与えてないのによくこれだけ生るものだ、と毎年感心しています。
 いつも皮の色がオレンジに変わってから収穫していましたが、調べるとどうも皮が青いうちだとズッキーニのように食べられるらしいので、今度やってみたいと思っています。
 生で食べられるという話もあったので、スライサーで千切りにして食べてみましたが、とても甘かったです。そして、生でたべられるならと、ぬか漬けにも入れてみました。これもちょっと面白い味でした。
 とにかくたくさん取れますし、人にあげてもあまり喜ばれないかんじのものなので、ウチで何とか消費しようとしています。しかし、いつもどう調理するか困っています。
 西洋カボチャのようにホクホクした食感ではないので煮物にはあまり向いてないですが それでも煮物にしたり、スープにしたり、みそ汁・カレーに入れたりと飽きないように工夫が必要です。
 冬頃まで少しずつ食べて、残りは皮をむいて乱切りにして冷凍保存で夏前頃まで食べています。
 栄養的にもカボチャなのでカリウムやビタミンC、食物繊維を多く含み、ガンを防ぐβカロテンも豊富だと思います。
(次回は、このカボチャをおいしく食べる調理法について書くつもりです) 




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 手前の鶴首カボチャ(これが1株です)とキクイモは隣り合って生えていて、怪獣同士の共演みたいになっています。
 実は、この2つの作物は栽培しようとしたものではなく、埋めた生ゴミの中にあったカボチャの種と、キクイモの皮から勝手に生えてきたものです。
 これだけどんな所でも育つ繁殖力があれば、将来日本が食糧不足になったとき、これらはとても重宝するのではないかと思えます。空いた土地さえあれば何もしなくてもどんどん作れるのですから。(実際キクイモは敗戦後の食糧難の日本で栽培が奨励されていたそうです)




 畑の水場で、私の友達のサワガニに「写真撮るよー」と声をかけたら家族みんなで出てきてくれました。

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というのは嘘です。
脱皮した後の殻を並べました。(^^ゞ





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