今回と次回は、楽に山登りする方法について書いてみたいと思います。

 私の趣味は山登りなのですが、努力しない健康法なんてことをいつも考えているせいか、登山でも楽に登れる方法がないか、といろいろ工夫してきました。
 そして、5年ほど前に息を切らさないで山に登るという方法を見つけ、それを行っています。この方法に慣れると登りでの呼吸がかなり楽になり、息切れすることがなくなります。
(私は泊まりの登山はしないので、私の言う山登りというのは軽装備で行う日帰りのものを指します。力のない私には10キロを大きく超える荷物を背負っての登山は無理です。したがってふだん重い荷物を背負って登山する人がこの方法を行えるようになるかは分かりません。しかし、不可能ではないはずですし、効率よく呼吸するのに役立つはずなので良かったら参考にしてみてください)



 登山は有酸素運動なので体に良いとされています。しかし、すごい急な坂道を登ったり、山の中を長時間歩いたりするので、消費カロリーもかなりあってけっこうキツい運動になると思います。
 特に登りで息切れして、口でハアハア呼吸するようなことが多いと、体内で活性酸素が大量に発生する原因になります。
 活性酸素はDNAを傷つけたり、細胞を錆びつかせたりして病気や老化の原因になります。
 若いうちは激しい運動を行っても発生した活性酸素を処理する能力が高いので平気ですが、中年以降になるとその能力が低下してきます。したがって、中年以降は激しい運動は避けるべき、ということが言われています。
 そういったことから私は、登山でも息があまり切れないようにして登ろう、と考えました。口でハアハア息をすることがなければ、活性酸素の発生も少なくなるはずです。
 そのためには、登るときにすべての呼吸を鼻だけで行えるようになればいいと考え、自分で思いついたトレーニングを行うようになりました。
 そして、そのトレーニングの甲斐あってか、しばらくすると、どんな急坂でも息を切らして口で呼吸することなく登れるようになりました。
 すべての呼吸を鼻で吸い、主に鼻から吐きます。少しキツい山道になると鼻から吸って口で吐くようになります。口から吐くときはオーバーペースということなので、少しゆっくり歩くようにします。
 これを行うためには、かなり遅いペースで歩く必要があると思われるかもしれませんが、慣れれば普通のペースで山道を歩けるようになります。


 前置きが長くなりました。ここからどうやって息を切らさずに山に登るか、という本題に入ります。
 坂を上っているときに口で息するほど多量の酸素が必要になるのは、登りでの体の動きになんらかの無駄があるからだと私は考えます。(もちろん心肺機能のトレーニング不足ということもありますが)
 ですから登りでの体の使い方を効率的にすれば、鼻からの呼吸だけでじゅうぶん体中に酸素が行き渡り、楽に登れるようになります。
 そして、そのために私が行ったことは何かと言うと、思いきりゆっくり登るということでした。
 普通に歩けば息が切れる坂道を、鼻からの呼吸だけで本当にゆっくり登っていきます。全身をスローモーションのように1センチずつ動かすかんじで、バランスをとりながら動くようにします。
 途中で息が苦しくなったら動きを止めて息を整え、そこからまたゆっくり動いていってください。
 これを続けていくことで、坂道を登るときの効率の良い体の動かし方がだんだん分かるようになります。またそれとともに鼻からの息を大きく吸うことができるようになるはずです。
 ゆっくり動いて息が切れなくなったら、少しずつ動きを速めていきます。初めは山には登らず、坂道を短い時間歩きながら慣らしていくのがよいと思います。
 
 注意点として、初めはあまり無理をせずに、苦しくなったら口で息をするようにしてください。(我慢しすぎると頭がクラクラしてしまいます)
 そして、これを練習している時は、はたから見るとちょっと変に思われるかもしれないので、あまり人のいなさそうな所で行うようにした方がいいかもしれません。
 体がこの動きに慣れるのには少し時間がかかるかもしれませんが、一度やり方を覚えると一生使えるはずです。
 集中して練習すれば2~3週間くらいでマスターできるようになると思います。そして、鼻からの呼吸だけで登山ができれば、日常生活はだいたい鼻呼吸ですむようになります。
 また階段を上がると息が切れるという人も、この思いきりゆっくり動くやり方で階段を上がるトレーニングをすれば、より楽に登れるようになるでしょう。



 私はとても簡単な呼吸法を毎日いくつか行っています。これについては以前の記事で書きました。「無努力呼吸法」「無努力逆腹式呼吸」「呼吸を深くする方法
 これらの呼吸法、本当にちょっとした事しかやらないので効果があるのかと思ってしまう方法ですが、続けていくことで登山での鼻呼吸がさらに楽になるということを実感しました。だから、ほんの数分だけ行うわりには効果のある呼吸法だと思うので良かったらお試しください。


 ここ数年、この鼻呼吸だけの登山を行ってきました。この方法で登るのは行き帰り6時間くらいで行ける山のみだったので、どちらかというとハードとは言えない登山だったと思います。
 昔、若い頃は標高差2000m以上の山を12時間かけて歩くとかやっていたこともありますが、そういった行程をこの方法で挑戦する勇気はちょっとありませんでした。
 それでも、鼻呼吸で富士山に登ることが出来たら、本当に使える方法だと言ってもいいだろうと考えていたのですが、今年は都合が合わず富士登山は来年に持ちこしになりました。
 仕方がないので富士山5合目から山頂までの標高差の1500mと同じくらいのコースを歩こうと、このところは以前よりハードな山に行っていました。けっこう大変でしたが、何とか来年には富士山に鼻呼吸で登れそうです。
 そして、最近そうやって山に通っていたら偶然、登山がより楽になる歩き方に気づきました。
 ちょっと歩き方を変えるだけですが、登りが本当に楽になり、自分の体ではないように思えてしまうほどです。
 次回はその歩き方について書いてみます。 




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