皆さんは因果応報ってあると思いますか?
 因果応報はもともと仏教の言葉で、前世の行為によって現世での幸不幸が決まるという意味ですが、今では自分の行った行為の善悪がそれに相ふさわしい結果をもたらすということで使われています。
 国語辞典によると悪いほうの意味で使うことが多いそうですが、まあ、善いことをすればいいことが起き、悪いことをすれば不幸に見舞われる、ということを言い表す言葉ということでしょう。
 同じような意味の言葉として、「自業自得」「身から出た錆」「天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず」なんていうのがあります。

 「因果応報」なんて特に脅すように言わなくても、ふつう悪いことをしてはいけないはずです。しかし、どうしても人の心には、「自分だけが良ければいい」というエゴイスティックなところがあり、その心・気持ちに従って行動してしまうこともありがちでしょう。
 特に、現代は自分勝手なふるまいをする人が多くなっていると思います。
 私自身の心を覗いても、わがままで自己中心的なところは数多く見受けられます。
 しかし、そういった自分勝手な心から出た行為が良くない結果を招いた、という実例をここ最近3つほど見聞きしました。
 それらを聞くと、やっぱり因果応報というものはあるんだな、自分の行いに注意する必要があるな、どうしても思ってしまいます。
 今回は道徳の時間みたいなかんじですが、その因果応報の法則を感じさせる話について書いてみます。



 ある家族は外出時、混んでいる駐車場だと身障者用の駐車スペースにいつも車を止めていました。
 ちょっと前のこと、近くの公園でやっていたお祭りへ行ったときにも、当り前のように身障者スペースに駐車しました。
 周りの人の視線も感じましたが、「止めるところがないし、障害者なんてそんなに来ないんだから別にかまわないだろ」と開き直っていたそうです。
 その後、あちこち見て回っているうちに、そこの子どもがなんでもない段差で足をひねって歩けなくなり、車イスを借りなければならなくなりました。(あとで診てもらったら骨折していた)
 車イスを押して駐車場に戻ると、身障者スペースには車イスのマークが・・・。
 その家族は、それを見て自分たちのふるまいを少しは反省したということです。



 次は70才を超えたおじさんの話。
 そのおじさんはとんでもなくケチで、損得のことになると自分さえよければ他人はどうでもいい、というかんじの人だったみたいです。
 お金もたくさん貯め込んでいたということですが、数年前に脳の病気をしてから物事がだんだん分からなくなり、今では損得勘定どころかお金が何かというのも分からなくなってしまったということです。
 その人のお金に汚く、あまりに他人を思いやらない態度を知っていた人達は、今までの行いが報いになって表れた、とどうしても考えてしまうということでした。
 


 最後はかなり年齢のいったおばあさんの話です。
 その人の旦那さんはおとなしい人で、おばあさんに畑仕事やさまざまなことをいつも言いつけられ、コキ使われていました。
 おじいさんはとにかく何も言い返せない人で、黙って言われることに従っていたそうです。そして周りの人もその様子を見て、かわいそうで仕方なかったということでした。
 長年言われるがままだったそのおじいさんは、最後もあまり大事にされることなく、奥さんより先に亡くなりました。
 おじいさんのお葬式が終わり、骨を納めるために家族・親戚でお墓に移動したときにそれは起きました。
 お墓の前でおばあさんが、線香に火をつけようと新聞を燃やしていました。すると、急に強い風が吹いてきて、火がおばあさんの喪服に燃え移りました。
 おばあさんは火だるまになり命は助かりましたが、その後ずっと寝たきりになってしまったそうです――――

 

 今回私が見聞きした例のように分かりやすくはなくても、人の苦境や不幸には、それをもたらしている原因をその人が抱えているように思えることはけっこうあります。そして、自分の行いがそれに合った結果をもたらす、というこの摂理に気づけるかどうかで、人の人生はいろいろ違ってくると私は思います。
 もちろんあらゆる不運・不幸が、因果応報のせいということはないでしょう。しかし、今現在悪いことがあったとしても、自暴自棄になって良くないことや、人を傷つけるようなことをしなければ、新たな不幸の種をまかずに済むとは言えるのではないでしょうか。




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