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今回は私流のマンダラの描き方を説明します。
 マンダラをアート作品として作るワークショップなどもあるようですが、私の方法はそういったものとは違っていると思いまます。私のやり方ではマンダラを最初から意識的に描こうとはせずに、自然に出てくるようにします。
 前回の記事で書きましたが、スイスの心理学者ユングは、精神に病を抱えた人に絵を描かせるとマンダラの絵がよく現れることがあり、それは病気が治るときに多い、ということを発見しました。ユングの「個性化とマンダラ」(みすず書房)という著書には、ユングの患者が自由に絵を制作する中で、どのようにマンダラが出現するかが書かれています。
 私が紹介する方法も、こういった自由な描画からマンダラが生まれるようにするものです。

 とはいっても普通に絵を描いて、無意識的にマンダラを描き始めるなんてことはあまりないでしょう。そこでどうすればマンダラが出てくるかというと、その鍵は長電話をしているときのいたずら書きにあります。
 長電話をしている時に手持ち無沙汰でいたずら書きをして、変わった絵を描いたことがある人は多いはずです。意識は話すことにいってるのですが、手は勝手に訳の分からないものを描いているというあれです。
 あのいたずら書きを長電話をしながらではなく描いてみるようにすると、マンダラが出てきやすくなります。

 紙に筆記具の先をのせてリラックスし、心・手の赴くまま自由に描きます。頭で考えて何かを描こう、とかせずに、手が動くままにいろいろ書いてみます。
 説明して理解してもらうのはちょっと難しいかもしれませんが、どう描けば心が落ち着くか感じながら手を動かすかんじです。とにかく人に見せるための絵を描くわけではないので、あまり気にせず書いてみてください。
 
 ペンを持つ手が目的もなく勝手に動く感覚がつかめてくると、だんだんこうやって描くのが楽しくなってくるはずです。
 楽しさとともにこのいたずら書きを続けていけば、具体的なものや抽象的な線、文字のようなもの、なぐり書きなど人それぞれいろいろ出てくると思います。
 自分の意識とは関係なく手が動くように感じ、ちょっと怖くなるかもしれないですが、これは別に霊に取りつかれているとかではないので大丈夫です。
 こうやって描いているうちに、どれくらいかかるかは分かりませんが、画面に丸の形が現れだし、それがマンダラにつながっていくと思います。
 そして、このマンダラを描いていくことで、体や脳を整える健康法としての効果が実感できるようになるはずです。

 これを行う上で注意する点としては、とにかく手が求める動きを行うということです。
 意識的にマンダラの形にもっていこうとはせず、手が求める嘘のない線を描き続けていく中でマンダラが現れるようにします。
 また頑張って描こうとしないことも必要です。リラックスして描き、飽きたらそこで止めるようにします。
 これは音楽を聴きながら、テレビを見ながらでも描けます。意識的でない線を描くためにはこうするのも良いかもしれません。
 冒頭に載せている写真では完成したかんじのマンダラですが、きっちり最後まで完成させなくても良く、自分で「もうこれは描きたくない」と思ったらそこで止めて、次のものを書いたほうがいいと思います。


 私は自発動という、体が意識と関係なく動いて、自らを自然に整えてくれる動きを健康法として行っています。
 筆記具を持つ手を自由に好きなように動かすというのは、この自発動を行う感覚が分かればやりやすいと思います。紙の上でペンを手に持って行う自発動の結果、マンダラが現れてくるとも言えるのかもしれません。



 マンダラが自然に出てくるようになると、さまざまなバリエーションのものを描くようなると思います。
 私はマンダラの本質は抽象的・幾何学的な形・線であると考えていますが、マンダラ的な構図の中に具体的なものを描きたいとか、マンダラに色を付けてみたいという人もいるかもしれません。
 この場合、もちろん心が楽しく落ち着くのが何より大切なことなので、そうやって描くことをお勧めします。でも、あまり作品として作り上げようとすると、自然にマンダラが現れにくくなるかもしれないので、そこは注意が必要だと思います。
 



 ここで私がどんな感じにマンダラを描いているかお見せしたいと思います
 使っている筆記具はシャーペンです。力を入れなくても線が引ける4Bの芯を使いシャーペンで描いています。
 紙はA4のチラシの裏です。どうでもいい紙を使うのは美術作品を作っているのではないのと、描いても途中で止めてしまったり、マンダラの形にならずグチャグチャ線を引いて終わりということもあるからです。

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 まず初めに、紙の中央に中心点を書きたくなります。
 前回の記事で、世界中に神聖とされるマンダラ形のものがあり、さまざまな植物や物質の中にもこの形が見られるということを書きましたが、それらのマンダラすべてにおいて最も重要なのはシンメトリーの基点となる中心だと思います。
 マンダラの形の不思議な力、調和の源はこの中心にあるのではないでしょうか。私がマンダラを描いているときも、ここからすべて始まっているという感覚があります。

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 中心から縦と横に線が伸びて、斜めの線が入り

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 そこから円が出てきて

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 線の間を分割していって、これが細かくなっていきます。
 意識的にこれをやっていているように見えるかもしれないですが、手が自然とこう描くことを求めてこの手順になります。自分でも本当にこれを求めているのか?もっと他の描き方をしたいんじゃないか、と自問しながら描いていますが、どうしてもこれになります。

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 だんだん細かくなると全体に均等に線が伸びなくなり、最近はこんなかんじで終わることが多いです。

 今ではたいていこの描き方になっていますが、こうなるまでにはさまざまな段階がありました。それについては次回の記事に書くつもりです。



 今回紹介したマンダラを描くことは、私たちが毎日行っている人間的・社会的な活動とは少し違う次元で起きるものだと思います。
 社会は意味・効率を求めますが、このマンダラを描くのは私たちの生活する現代社会の価値観からすれば全く無意味で無駄ということになるでしょう。
 しかし、この描き方ができるようになると、社会的な意味・価値とは異なる何かをこのマンダラに感じられると思います。
 こうやってマンダラを描くことには体を整えてくれる効果もあるのですが、これには言葉でハッキリ言えない引き込まれるような不思議さ・魅力があります。
 どのくらい描くとマンダラが現れるかは分かりませんが、人に見せないいたずら書きを行うだけでもとても楽しいものなので、気長に続けてみてください。そして、手の動くままに描いていって、あなた自身のマンダラ作りだし、紙の上に現れる宇宙の神秘に触れてみてください。





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