五年ほど前、山登りに行った時になにかの虫に刺された所がなかなか治らないことがありました。そのうち良くなるだろうとそのままにしていると、そこがだんだんジクジクしてきました。そうしていると、ある日体のあちこちにかゆい湿疹がでてきたんです。
 ふだんから医者嫌いなんて言っているから罰があたったと思い、急いで皮膚科に行くと病名は忘れてしまいましたが、その虫刺されのジクジクが原因のアレルギー性の湿疹とのことでした。
 一種類のステロイド剤をもらい、毎日朝晩と塗りました。内服薬も飲んだと思います。
 ステロイドはあまり良くないと聞いたことはありましたが、そんな事を言ってる余裕が全くないほど湿疹は体中を覆いつくすようにでていました。あちこちかゆくてとてもひどかったです。
 それでも二ヶ月ほど薬を塗っていると症状はおさまり治ったように見えました。


 しかし、それから二か月たち、指に赤いかゆいのがでてきたな、と思っていたらまたたく間に再発して、前と同じかそれよりひどい状態になってしまいました。
 いくつもでている湿疹のかたまりの上からまた湿疹が出るというような感じで、それを見ると頭がおかしくなってしまいそうなほどでした。
 前に行った公立の病院に再び行くのも考えました。でも、薬をもらうとき薬局で、この薬は首に塗らない方がいいと医者が言わない注意をされたのが引っ掛かって、別の評判のいい皮膚科で診てもらうことにしました。 
 そこの先生に以前どんな薬を使っていたかと、薬のチューブの写真がたくさん載っている紙を見せられ、私が指さすと先生は「やっぱりあそこの大学病院から来る医者はダメだ」と怒っていました。どうも一番強烈な薬だったらしいです。
 その皮膚科では体の部位別、状態別に五種類ほどの塗り薬をくれました。
 親切な先生でよかったと思い、それからは薬をせっせと塗り分け、内服薬を飲み、保湿剤も塗りましたが、症状は一進一退というかんじでした。
 そんなある日、なかなか治らない湿疹を見てると「もし薬を使って治ったとしても、結局また再発してこの先ずっと薬を続けなくちゃならないんじゃないか?」と考えが直感的に浮かびました。
 ひどい湿疹がさらに悪化するのを考えると怖かったのですが、それからは薬はやめて前回前々回に書いた対処法を実行しました。するとひどかった湿疹も徐々に消えていきました。
 今では食べ過ぎの生活(甘いもの、脂っこいもの)が続いたりすると赤いポツポツがかすかにでて、食べ過ぎを警告するシグナルみたいになっています。


 自分としては除去食(卵と乳製品を摂らない)が一番効果的だった気がしますが、この方法はとても痩せると思います。私の場合たぶん10キロくらいは減ったと思うので積極的には勧められないですが、卵と乳製品を減らすのは試してみる価値はあると思います。
 前回の対処法の所ではたくさんの事を書きましたが、何が功を奏するかは分からないので関心のあるものをよかったら試してみて下さい。



 たいていの人は湿疹がでたりすれば普通医者に行って、出された薬を使うのでしょうが、ステロイドに関しては相当慎重になる必要があると思います。言われた通りに薬を塗り続けて、薬なしではいられなくなるという所までいく前に自身でいろいろ調べてみてください。
 そして使用歴が長い人は簡単にはやめられないでしょうが(急にやめると命にかかわる場合がある)、脱ステロイドの専門医などを頼ってそちらの方向にかじを切るほうが正しい選択に思います。
 私の場合、初めの虫刺されが良くならなかったときに早く医者に行けば、湿疹などにならなかったかもしれません。(それでも単なる虫刺されがいつまでも治らないでいたことや、ひどすぎる湿疹、他にもこの当時オッシコに四六時中行きたくなる症状になったり、精神的な不調に陥ったりしたのを考えると、体がかなり弱っていたのだと思います)
 私が湿疹で本当に苦しんだ期間は五ヶ月位でした
 そんな五ヶ月程の経験は、何年も苦しい思いをしている人からすれば短いもので、私の紹介した対処法も「そんなのもう知っているよ」というものだったかもしれないですが、これまで三回続けて書いたかゆみに関する記事のあれこれが少しでもお役に立ったらと思います。
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