日本人の2016年の平均寿命は女性が87.14才、男性が80.98才だそうです。これは過去最高で、男女とも香港に次いで世界2位になります。
 また100才以上の人も約6万7千人いて、こちらも過去最高になっています。
 人が生きられる限界はおよそ120才くらいまでだと言われてますが、この年齢に近づく人もこれから増えるのではないでしょうか。
 120才となると日本人の平均寿命が約80才だとしたら、それから40年もあります。還暦の60才からだと倍の60年ですから、とてつもなく長い時間ですよね。
 とはいっても、100才や120才まで生きられる人は少ないでしょうが、なるべくなら長生きしたいと多くの人が思うはずです。
 
 私の祖父母は100、97、94才と皆長生きなので、家系的に私も長生きできるほうかもしれません。 私は体が丈夫ではないので長く生きれる自信はないですが、健康法マニアとして長生きしたい、とは思います。(健康にこだわりすぎる方が長生きできない、って事もあるかもしれませんが・・・)
 今回の記事では、長生きに関しての研究や長寿者の生活などから、長寿を全うするために大切だと考えられることについて書いてみます。


 

 現在、NHKで「シリーズ人体」というスペシャル番組が8回にわたり放送されています。
 このシリーズは、さまざまな臓器が自ら作り出すホルモンの働きについて、最新の研究で判ってきたことを解説してくれる番組です。
 臓器(脂肪や筋肉、骨なども含みます)の作るホルモンは、いろんなメッセージとなって他の臓器へ働きかけ、体を絶妙に調整して私たちの健康を守ってくれているそうです。
 体は従来考えられていたように、脳が司令塔としてすべてコントロールしてるものではなく、この臓器同士のネットワーク・対話によって成り立っている、ということです。
 脂肪細胞が食欲をコントロールするホルモンを放出して脳に作用させる、とか、心臓が疲れると血圧を下げる働きをするホルモンを出するなど、各臓器がいろんなメッセージを自ら発している例が示されていて驚きでした。
 これらのホルモンの働きを調べることで、病気の治療や体の仕組みの解明が期待できるということです。
 このように医学の世界はものすごいスピードで進歩していますから、これまで治らなかった病気が克服されて、人がさらに長生きできるようになるのは確かだと思います。



 「シリーズ人体」(今までのところ腎臓と、脂肪・筋肉について取り上げられた)で最新の研究成果を見ながら私が考えたのは血管の大切さです。
 この臓器間のホルモンによる対話は血管を通じて行われていますから、血管がしっかりして血流が良くないとこのネットワークも十分働かないだろう、と感じました。
 血管の状態が良ければ体のあらゆる細胞に酸素や栄養がしっかり行き渡り、新陳代謝が活発になって健康が保たれる、と言われますが、臓器間ネットワークでの役割も含め、血管のしなやさ、若々しさは健康と長生きにとってすごく大切ということになるはずです。


 血管の若さを保つためには有酸素運動がとても効果的です。
 軽く息が切れるくらいの運動を行うことで心拍数が上がり、血流が良くなります。血液がよく流れれば、血管内で一酸化窒素が作られ、この一酸化窒素が血管を拡張させて血流をさらに良くして、血管を若く健康な状態にしてくれます。
 有酸素運動で全身の血行が良くなると脳への血流も増えますが、これは脳細胞へ酸素・栄養を多く運ぶことになって脳の老化防止につながります。
 また、運動は思いきり息を切らすような激しいものを行う必要はありません。
 マラソンなどの激しい運動を行うと、血管が締めつけられて血管の状態を悪くさせますし、体に毒になる活性酸素が大量に発生して、逆に老化を早めることになるそうです。
 なので長生きをしたい中年以上の人にはウォーキングなどの有酸素運動が最適です。


 世界の長寿地域を調べた研究によると、長寿者には運動の習慣を持つ人は少なく、その代わりに畑仕事などでよく体を動かしている、ということが多いそうです。
 したがって、長生きのためには特別に運動しなくても、日常生活の中で家事などさまざまなことを行って、体をこまめに動かすほうが大切なのかもしれません。
 掃除、洗濯、料理などの家事は体を動かすことの基本になります。これらのことを日常しっかり行うように心掛けていれば、ふだんの活動量が多くなって体の衰えを防いでくれます。
 


 よくテレビで東京の街を散歩しながらいろんな場所・お店を紹介するといった番組があります。
 あれを見ていると、ときおり80才以上のお年寄りが家族でやっている店で働いてたりするのですが、その人達がとてもしっかりして若々しいのに驚くことがあります。
 東京はゴミゴミ騒々しく、空気も悪いから長生きには向かない、と田舎者の私は勝手に想像してしまいます。
 でも長生きするためには、環境以外の要因も大きいのでしょう。都会のお年寄りが元気に働いている姿から、おそらくその理由は自分のやること、仕事がある、ということではないかと思います。
 自分が毎日行う役割があって、それを続けることが生きがいになっていれば(もちろんお金が稼げるのもあります)、高齢になっても頭を使い、体をよく動かす生活に自然になります。
 そして、それが若々しさや、長生きにつながっていくのでしょう。 
 今、日本で一番寿命が長い県は長野ですが、長野県の高齢者の就業率は全国で一番高いので、働いて体を動かし、自分のやるべきことがあるのが、やはり長生きするために重要ということがわかります。
 


 それでも働きたくても仕事がない、または年をとって働くのはイヤ、という人もいるはずです。
 そういった人は、何かの活動や趣味、楽しみなど、やりたいことを持つようにするのが大切になるでしょう。これは、ただ何となく行うというものでなく、自分が本当に好きなこと、長生きして行いたいものであるのがいいと思います。
 誰にも負けない趣味とかでなくても、友達とおしゃべりするとか、好きな料理を作る、といったありふれたことでも、その人が心から好きで楽しめるものであれば、それが生きる意欲になって自然と長生きにつながるはずです。
 生きる支えになるような趣味や、したいことを持つのは人生にとって重要なことで、本当に好きで心から愛してやることがないと、人生はつまらないものになってしまうと私は考えます。
 心から楽しめるというは、他人と比べて何か行うことや、外の人からの評価を気にして行うような物事ではなく、ただ自分がそれを純粋に愛情を持って行えることです。
 これは生きることそのものにも関わる話になりますが、本当に好きなことはたぶんリタイヤしてからではなかなか見つけられないので、若いうちから自分が何をやりたいのかを見出す必要があります。

 仕事や人との関わり、趣味など、無心で楽しめることがあれば、人は誰でも長生きできるように自分の人生を形作るのではないでしょうか。



 (次回に続きます)

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