毎年、お正月にはお汁粉を作ります。
 圧力鍋であずきを煮れば簡単にできるので、お汁粉のあんこは手作りです。
 私はあのお汁粉の甘さと独特の舌ざわりが子どもの頃から好きで、お汁粉を食べるとなると少し気分が上がります。
 そして、私はお汁粉だけでなくあんこ自体好きなので、正月以外にも作ってあんみつや小倉トーストにしています。


 あずきは弥生時代から栽培されていたとも言われるほど日本人になじみ深い食べ物です。
 豆なのでたんぱく質や食物繊維を含み、カロリーも少ないので、あずきが健康に良いのは間違いありません。
 また、最近は煮汁を飲むとという「あずき水ダイエット」が話題になっています。中国ではあずきをたくさん食べるダイエット法があるというのも聞いたことがあります。
 栄養があってやせる効果もあるあずきに、砂糖を加えて甘くして口どけのいいあんこを作るというのは、とても良く考えられた組み合わせに思えます。

 ―――といったことを記事にしようと思い、あずきについて少し調べたら、私の想像以上の健康効果があることを知り驚いてしまいました。 
 今回はこのあずきの素晴らしさについて書いてみます。
 これを知ったら、あずきやあんこを積極的に食べたくなるかもしれません。




 あずきの栄養価は本当に高いです。
 まず、あずきはたんぱく質を約20%含んでいます。このたんぱく質は必須アミノ酸の含有量の多い良質なものです。

 食物繊維はゴボウの3倍もあります。
 あずきの食物繊維は不溶性のものが多く、便通をよくする、腸内の有害物質を排出する、といった働きをしてくれます。

 糖質や脂質の代謝、疲労回復、皮膚の保護などさまざまな働きをするビタミンB群も豊富です。

 カリウムや鉄分、亜鉛、カルシウムといったさまざまなミネラルを含みます。
 体の余分な塩分、水分を排出して高血圧やむくみの予防・改善に役立つカリウムは、含有量が多いとされるバナナと同程度あります。
 不足すると貧血になる鉄分もほうれん草の2.7倍含まれています。

 
 そして、あずきの栄養で特に驚きなのは、抗酸化作用のあるポリフェノールがとても多いことです。
 ポリフェノールは体の老化を防ぐとされます。あずきには世界のあらゆる食品の中でトップクラスの量が含まれています。
 ポリフェノールというと赤ワインが有名ですが、北海道産あずきのポリフェノールは赤ワインの1.5~2倍あるということです。
 
 あずきの皮に含まれるサポニンという成分にも抗酸化作用や、中性脂肪値を下げる、血液をきれいにして血栓を溶かす、むくみを解消する、などの効果があります。


 あずき水にはポリフェノールやサポニンなどの成分が溶け出ているため、利尿作用や脂肪の分解などが促進されて、ダイエット効果を期待できるみたいです。
 今回、煮汁の健康効果が高いと知ると、今までエグみが強いと捨ててたのに、「なんてもったいないことをしてたんだ、次からは飲むようにしよう」と見方がすぐ変わったのには、自分でも苦笑してしまいました。


 好みがありますが、あんこは皮にサポニンや食物繊維、ポリフェノールなどがあるので、こしあんよりつぶあんの方がいいと思います。(私は昔からこしあんの甘さが苦手なのでつぶあん派です)
 煮あずきのGI値は45と低いのに対し、あんこは80と高くなります。
 しかし、砂糖を加えてあずきを煮ると、抗酸化作用のあるメラノイジンという物質ができるそうです。

 食べるなら煮あずきの方がいいのでしょうが、あんこも食べすぎないようにすれば健康効果は高いはずです。
 最近は甘いお菓子といえばクリームやバターをを使ったものを食べることの方が多いです。しかし、あんこは健康効果もあってカロリーも低いですし、添加物もあまり使われないので、その良さはもっと見直されてもいいと思います。



 あずきは安いので自分で煮るのがお勧めです。
 ここでは煮汁をあずきに含ませる作り方を紹介します。
 あずき300gを2分ほど乾煎りした後、鍋に移し500㏄の水で強火にかけます。
 沸騰したら火を弱め、差し水を約100㏄加えます。再度沸騰したら弱火にして水気がなくなるまで30分ほど煮ます。

 これはあずきの研究をしている農学博士の加藤淳さんの勧める煮方です。
 乾煎りすることで渋みを抑え、ポリフェノールなど煮汁に溶け出す成分をすべてあずきに吸い含ませることができるそうです。 
 でも、私は手軽にできるので圧力鍋を使っていつも煮ています。
 あと、煮る前に痛んだあずきがないか見ることと、あずきをよく洗うことは行ったほうがいいと思います。
 

 煮たあずきは、ご飯やサラダ、スープ、煮物などに加えたり、砂糖を加えてあんこにしたりとさまざまな使い方が可能です。たくさん作って冷凍保存することもできます。



 和食の特徴として、味噌、しょう油、納豆など大豆をいろいろ使うことが挙げられます。
 大豆は多くの栄養が含まれる素晴らしい食品ですが、小さい豆・あずきも今回書いたように若返り、ダイエットなどさまざまな健康効果があります。
 ふだん、あずきといえば、お赤飯やまんじゅうで食べるだけです。
 でも、さまざまな栄養を含み、赤ワインより抗酸化作用があるあずきはスーパーフードとも言えるでしょう。身近にあって値段も高くないですから、もっと私たちの食生活に取り入れてもいい食べ物ではないでしょうか。



コメント

Re: あずきはスーパーフード

レインボーさん、コメントありがとうございます。

アズキを作っていらしゃるんですね。自家製無農薬のものってうらやましいです。
知識でポリフェノールが多いとか聞くと、よりありがたみが増すってことありますよね^^

あずきはスーパーフード

>さまざまな栄養を含み、赤ワインより抗酸化作用があるあずきはスーパーフードとも言えるでしょう。

〇あずきはスーパーフード、なるほど、いい記事でした。
 私は無農薬栽培でアズキを作っていますが、それは大変美味しいです。この記事を読んで、2倍作りたくなりました(笑)。
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
ツイッター@mudoryoku

最新記事
ブログ村
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ