最近、「毒出しうがい」というものが話題になっています。テレビで紹介されたのを見たり、本屋でこのタイトルの本を目にしたりした人もいると思います。
 「毒出し」というと何か怖いことをしそうだけれど、これはただ食後に強くうがいをして、口の中をきれいにするということです。
 やり方は少し慣れが必要ですが難しくはなく、一度覚えれば口の健康にとても役立つので、今回はこの「毒出しうがい」について書いてみたいと思います。

(「毒出しうがい」は歯学博士の照山裕子先生という方が編み出された方法です。
 この記事は「歯科医が考案 毒出しうがい」(アスコム刊)を参照しています。「毒出しうがい」についてより詳しく知りたい方はそちらをご覧ください)



 食後、歯と歯の間に残った食べかすは、時間がたつと歯垢(プラーク)になってしまいます。歯垢は細菌のかたまりで虫歯、歯周病の原因になるものです。
 「毒出しうがい」は、この食後の食べかすをきれいに洗い流すために行います。
 

 やり方は、水30mlくらいを口に含み、上、下の歯、左、右の奥歯に各10回ずつ、水を強く速くぶつけるようにうがいします。
 上の歯をきれいにするときは鼻の下がふくらむくらい、下の歯をきれいにするときは唇の下がふくらむくらい、左右の奥歯のときはそれぞれ頬がふくらむくらいに行っていきます。クチュクチュと音が大きくするくらい力強くやるといいそうです。
 初めは口のまわりの筋肉をうまく動かせなくて疲れたりしますが、続けていくうちにだんだん慣れてきます。(とはいっても、私も順番にやっていくのは出来なくて、まだ強く全体的にやるかんじなのですが)
 
 このうがいは水でやるのが良く、うがいをした水は吐きだしても、飲み込んでも大丈夫だそうです。
 食後や間食した後に行うようにしますが、一日に何度やってもいいので、朝起きたときや、歯みがき後に行うのも効果的です。
 また、「毒出しうがい」を行うと、口のまわりの筋肉がたくさん使われるので、よく噛めるようになる、唾液が増える、口の周りのたるみ・シワを改善する、といったことにもつながるそうです。
 

 強くうがいをして食べかすを洗い流すと、虫歯菌や歯周病菌のエサになる歯垢がつきにくくなるので、虫歯の予防、歯周病の予防・改善の効果が期待できます。
 歯周病になると、「歯原性菌血症」と呼ばれる症状になりやすくなるので注意が必要ということです。 
 「歯原性菌血症」は、歯周病による出血によって口のばい菌が体内に入りこみ、血流とともに全身へまわって、さまざまな症状を引き起こすというものです。
 この歯周病と全身の健康の関連性は最近よく言われるようになり、動脈硬化や脳梗塞、アルツハイマー病、心臓や腎臓の疾患、糖尿病、リウマチなどの一因になるということが解ってきたそうです。 
 虫歯や歯周病、口臭などといった口のトラブルの他に、これらの重い病気の原因になるかもと知ると、とても怖く、いつも口の中をきれいにしておきたい、と思うようになるのではないでしょうか。


 「毒出しうがい」の本には、毎食後これさえやれば歯垢がつかなくなって、歯みがきもほとんどいらなくなるといったことが書かれていますが、食事の後は強くうがいしても歯垢がつくので、やはり歯磨きは必要でしょう。
 しかし、外出先で歯が磨けないときや、おやつで甘いものをちょっと食べたときなどに行うのにはとてもいい方法に思えます。
 ふつうにうがいした場合、食べかすは口の中に残ってしまいますが、「毒出しうがい」をすれば、かなりきれいになります。
 この方法は少しの期間意識して行うようにすれば、コツを覚えて一生使えるはずなので、やって損はない方法だと思います。




 食事の後すぐの口内は酸性になっていて、歯みがきすると歯が削れやすいそうです。したがって歯みがきは、食後30分くらいしてから行ったほうがいいと言われています。 
 しかし、弱アルカリ性の「重曹水」でうがいすると、酸性の口内が中和されて、食後すぐにでも歯みがきできます。
 「重曹うがい」については以前書きましたが、これを行うと、口内を良い状態に整える、虫歯菌の活動を抑える、といった効果があります。
 重曹水は500mlの水に重曹小さじ1を加えるだけで手軽に作れて、冷蔵保存もできます。
 私は食後いつも行っていますが、口の中がスッキリするのを感じられます。
 
 
 このたび「毒出しうがい」のことを知ったので、重曹水で「毒出しうがい」を試してみることにしました。
 行ってみると、重曹水は水よりなめらかなため少しやりにくいですが、歯の間に残る食べかすもよく取れて、口の中がよりきれいになる感じがします。
 「毒出しうがい」と「重曹うがい」、どちらが一つ行っても効果がありますが、両方やるのはとても良い方法に思えるのでお勧めです。

 


 虫歯や歯周病といった口内のトラブルは本当に厄介です。
 歯の健康が損なわれてよく噛めなくなれば、食事もあまり楽しめなくなりますし、脳への刺激も減ってしまいます。
 今までこういったことは口の中だけの問題で、命にかかわることはないと考えられがちでしたが、「歯原性菌血症」でばい菌が全身に悪影響をもたらすのであれば重大事ですので、口内のケアというのはやはり大切ということだと思います。
 こういったことを防ぐため、簡単に行えて効果の高い「毒出しうがい」と「重曹うがい」ぜひ一度お試しください。




コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
ツイッター@mudoryoku

最新記事
ブログ村
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ