中年以降になると忘れっぽくなり、うっかりミスや人の名前が出てこないことが多くなったりすると思います。 
 そして、現代はケータイ・スマホがあるので記憶力を使わなくてもよくなっています。このことが物忘れを助長してる面もあるかもしれません。
 昔は誰もがいくつか覚えていた電話番号は、携帯電話まかせということが多いでしょう。
 また、スマホがあれば忘れたことをいつでも調べられます。最近はスマホがないと目的地にたどり着けないなんていう人もいるみたいです。 
 メールなどで字を書くことも減ってますから、漢字の書き方もかなりあやふやになっています。
 私もつい今しがた、「記憶力」と書こうとしたら「気憶力」としてしまい、何か変だ、と気づき、なんとも頼りない気持ちになりました。
 便利なのは良いことですが、覚えようとしたり、思い出したりすることが少なくなると、どうしても脳の働きも衰えてしまうでしょう。

 若い頃に頭が良かったなんてことはないですが、年をとってくると脳が衰えたかも、と感じさせる経験が増えて少し不安になってきたりします。
 特に「えーとアレ何だったっけ」ということが多いですから、記憶力をどうにかしたいです。
 記憶力の衰えを感じる人はけっこういると思います。
 昔は、脳細胞は増加することはないので、脳の働きはだんだん衰えていくものだと考えられていました。
 しかし、記憶に関係する脳領域「海馬」の神経細胞は、よく記憶しようとして刺激すると増えるということが分かってきたそうです。
 したがって、ちょっとずつでも意識して記憶力を使うようにすると、脳機能の若さを保つことにつながります。
 記憶力は学生時代、勉強するときに必要でしたが、中年以降にも脳の老化に対抗するために鍛えないといけないのかもしれません。
 脳トレがブームになったこともありますが、記憶力を少しでもしっかりさせたい、と私もちょっとした工夫を行うようにしています。
 今回は記憶力を上げるための簡単なコツやトレーニングについて書いてみたいと思います。



 記憶するといっても、学生時代のテスト勉強みたいに真面目にやるのも大変ですから、遊びで覚えることを習慣づけるようにするのがいいと思います。
 
 人の名前や電話番号、誕生日、アドレス、パスワード、社会の出来事、といったことはよく忘れてしまったりします。これらは手軽に記憶できて、覚えると役立ったりするので、記憶力のトレーニングにふさわしいのではないでしょうか。


 学生時代には、記憶するためには書いて覚えるということが定番だったと思います。
 これは今でも使えるテクニックだと思いますが、記憶したいものをゴロあわせにしたり、イメージを使って記憶するのも良い方法になります。 
 ゴロあわせはとても記憶に残りやすく、私は家族友人の携帯電話の番号をゴロにして記憶しているものがけっこうあります。
 また、中学生の頃、ゴロで覚える英単語の本を使っていましたが、これはとても役立ち、その中の言葉を今でも覚えてたりします。

 九九もゴロあわせの一種で、これも一度覚えれば一生忘れないものだと思います。 
 あと、以前、円周率を何万桁も暗記する人の話を読んだことがありますが、その人は数字にゴロを合わせて物語を作り、それに感覚的なイメージを足していって覚える、ということでした。

 物語になるほどのゴロあわせをしなくても、電話番号とかは短いので、自分でイメージしやすいものを作れれば簡単に覚えられるはずです。 
 例えば5446という数字だったら、プロレスファンだった私の場合、「越中詩郎」と覚えちゃいます。
 1141だったら「いい良い」として、その番号の人が良い人ということにする。5628だったら「ゴローの庭」で野口五郎の家の庭を想像する、というかんじにすれば絶対忘れません。

 また、人の名前をよく忘れてしまう場合にはイメージを作って覚えておくようにします。
 例として「クリントン」だったら、クリントンが甘い栗きんとんを食べる姿を思い浮かべたり、「大谷翔平」だったら切り立った崖のある谷底に笑福亭笑瓶が大谷選手とキャッチボールしているのをイメージするといったかんじです。
 このとき大切なのは、イメージは突飛でおかしなものであったほうが良く、イメージするときに五感を使って臨場感を持たせるようにすることだそうです。
 ゴロあわせにイメージをつければ完璧ですが、数字に意味のないゴロを振っても、その音の響きでけっこう覚えられます。



 数字の羅列や言葉を逐一しっかり記憶するのは左脳的(言語的)な記憶で、ゴロとかイメージを使う記憶は右脳的な記憶ということを聞いたことがあります。
 そして、左脳的な記憶より右脳的な記憶の方が、その容量が大きいと言われています。
 よく人の名前が出てこない場合、「顔(イメージ)は分かってるけど名前(文字)が出てこない」となりませんか。
 脳が扱うデータの量としては文字情報より画像情報の方が大きいはずですが、顔だけ思い浮かぶというのは右脳(イメージ)の記憶機能の方がたくさん情報を保存できるからみたいです。

 この右脳の話は、幼児教育で有名な七田眞さんの本で知りました。
 七田式では、この右脳の記憶力を鍛えるために小さい子どもにさまざまな暗唱をさせます。
 子どもには難しく意味がよく分からないはずの論語や古典文学といったもので暗唱させたりするのですが、こうすると右脳の記憶回路が働いて成績もよくなるみたいです。
 この暗唱というのは、ゴロ・音で覚えるということなのだと思います。
 七田式をやっている子どもに、水泳の池江璃花子選手や、フィギュアスケートの本田姉妹などがいますが、たしかにみんな賢そうな印象です。


 長文の暗記・暗唱は、脳への効果が高そうですが、ちょっと難しい感じがします。
 一方、短めの電話番号とかなら遊びとして楽しくやれます。
 初めのうちはうまく記憶できないかもしれないけど、自分流にゴロを作ったり、イメージしたりを何回か繰り返していけばコツがつかめるでしょう。
 遊びでやるものだから思い出せなくても、「やっぱりダメ」と落ちこんだりしないのが、大切なところだと思います。


 この記事を書くためにネットを調べていたら、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあるということを知りました。
 このエビングハウスの忘却曲線というのは、ドイツの心理学者エビングハウスが、無意味な言葉をどれくらい覚えてられるかを調べて作り出したものです。
 それによると、人は暗記した後、20分後には42%を忘れ、1時間後には56%を忘れてしまい、1日後には74%を忘れてしまいます。そして、エビングハウスが調べたところ、このことに年齢差は無かったということです。
 ここから考えると、記憶力の低下というのは、年をとって覚える意欲がなくなった私たちが勝手に、脳が衰えた、と思い込んでいる現象なのかもしれません。 
 そして、記憶力が悪くなった、とネガティブに考えれば、脳も考えた通りの状態にだんだんなってしまう、ということもあるでしょう。
 しかし、記憶力は子ども・若者と変わらない、若い頃は記憶しようとしてたから覚えられた、と知れば気分も楽になるのではないでしょうか。
 記憶力は覚えようとする意欲の問題ということなら、ゴロあわせやクロスワードパズルなど遊び感覚で記憶力を鍛えたり、興味・関心のあることを行ってさまざまな知識を増やしたりするのが、やはり良いと思います。
 


 記憶力を良くするために、生活の中で気をつけたいのは、次のようなことです。
 
 記憶が定着するのは睡眠中なのでしっかり眠ることは大事です。何かを記憶したいときには夜に覚えようとするのが効果的だそうです。

 歩くなどの運動は脳にとても良く、運動によって海馬の細胞が増えるとされます。また、有酸素運動をして全身の血行を良くすれば、脳へ送られる血液も増加して脳機能を高めてくれます。

 過度のストレスは当然のことですが、脳にも悪影響を与えます。
 あと、記憶力が落ちることの原因に脳の過労があったりもします。
 ちょっと前に「デジタル認知症」という記事を書きましたが、スマホ・ネットの使いすぎは脳を疲労させるので、デジタル機器を手放せない人で、物忘れが気になるという場合は注意が必要だと思います。


 
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