06 | 28 |
2018 |
骨盤の底のところには骨盤底筋群という筋肉がハンモックのようについていますが、今回はここを鍛える筋トレのことについて書きたいと思います。
骨盤底筋群は、子宮や膀胱といった内臓を支える、排泄のコントロールを行う、身体の軸を保つ、といった働きをします。
ここの筋力が衰えると、オシッコの漏れやキレが悪くなるといった尿トラブルや、姿勢の悪化、痔などの原因になるということがあります。
尿のトラブルや痔といったことは、加齢とともに起きやすくなるので、このことに関心のある人も多いかもしれません。
骨盤底筋群の機能を維持して、こういった症状を予防改善するためには、「肛門締め」のトレーニングが効果的です。
「肛門締め」のやり方は、文字通り肛門をギュッと締めるのですが、閉めた後、さらにグーッと力を込めて肛門を上に引き上げるように意識します。
これを繰り返し、ある程度疲れて力が入らなくなるまで行います。
回数を決めて行うよりも、出来るところまでやることが大切だと思います。
試してみて、じっくり力を入れるのが苦手、と感じたら、素早い動きでキュッキュッと締めるようにしていくとやりやすいです。
こうすると、だんだん行うことに慣れてきて、力を入れるやり方も出来るようになります。
このトレーニングをやっているのは外からは分からないため、いつでもどこでも行えます。
あまりやりすぎると面倒になるので、毎日でなくて2~3日に一度行うくらいでいいと思います。
肛門締めには、尿トラブル・痔の改善の他にも、前立腺肥大の予防や、冷え性の改善などの効果もあるとされます。
また、ヨガでも肛門を締めることは重要と考えられています。
なんでも肛門のあたりに「ムラダーラチャクラ」というエネルギーを生みだす場所があるとされ、肛門締めはこのチャクラを活性化してくれるそうです。
私自身はオシッコのちょい漏れが気になりだしてから肛門締めを行うようになり、かれこれ3年以上はやっていますが、チャクラが活性化したという実感はほぼないです^^
しかし、このトレーニング、続けていくと、ある日、ちょっとした良い効果をもたらすことに気づくと思います。
それが何かはあえて言いませんが、肛門締めは、このいいことの効果も期待できる方法なので、興味を持たれた方はぜひお試しください。
肛門を閉めることは他の人からは見えません。
私は、この体の内側で発揮される力というのは重要だと考えています。
内側で働く力というのは、噛む力や握力、呼吸の力、肛門を閉める力、足指を使って踏みしめる力などです。
これらは原始の昔からよく使われてきた力だと思いますが、現代ではあきらかに衰えてきているのではないでしょうか。
固いものは食べずにやわらかいものを食べることが多くなっていますし、生活が便利になり握力を使う機会も減っています。
裸足で歩いたり草履をはく代わりに、靴下やサンダル、スリッパをはくので足指を動かすことは少なくなり、踏んばる力も弱くなってきています。
和式便所を使わなくなったのも、踏んばる力や骨盤底筋群の衰えと関係しているかもしれません。
こういった内側の力は、生物としての人の根源的な生命力につながっているように思えます。
例えば、歯を食いしばる、手や足の指を握りしめる、肛門を閉める、などを行えば、自分の中で力が湧いて、やる気や忍耐力のようなものが出てくるのを感じられます。
固いものを食べたり、足指を使ったり、今回書いた肛門を締めたりすることは、日常的にあまり意識されないことですが、こういった力を保つことは、私たちの生命力のためにとても大切ではないでしょうか。
骨盤底筋群は、子宮や膀胱といった内臓を支える、排泄のコントロールを行う、身体の軸を保つ、といった働きをします。
ここの筋力が衰えると、オシッコの漏れやキレが悪くなるといった尿トラブルや、姿勢の悪化、痔などの原因になるということがあります。
尿のトラブルや痔といったことは、加齢とともに起きやすくなるので、このことに関心のある人も多いかもしれません。
骨盤底筋群の機能を維持して、こういった症状を予防改善するためには、「肛門締め」のトレーニングが効果的です。
「肛門締め」のやり方は、文字通り肛門をギュッと締めるのですが、閉めた後、さらにグーッと力を込めて肛門を上に引き上げるように意識します。
これを繰り返し、ある程度疲れて力が入らなくなるまで行います。
回数を決めて行うよりも、出来るところまでやることが大切だと思います。
試してみて、じっくり力を入れるのが苦手、と感じたら、素早い動きでキュッキュッと締めるようにしていくとやりやすいです。
こうすると、だんだん行うことに慣れてきて、力を入れるやり方も出来るようになります。
このトレーニングをやっているのは外からは分からないため、いつでもどこでも行えます。
あまりやりすぎると面倒になるので、毎日でなくて2~3日に一度行うくらいでいいと思います。
肛門締めには、尿トラブル・痔の改善の他にも、前立腺肥大の予防や、冷え性の改善などの効果もあるとされます。
また、ヨガでも肛門を締めることは重要と考えられています。
なんでも肛門のあたりに「ムラダーラチャクラ」というエネルギーを生みだす場所があるとされ、肛門締めはこのチャクラを活性化してくれるそうです。
私自身はオシッコのちょい漏れが気になりだしてから肛門締めを行うようになり、かれこれ3年以上はやっていますが、チャクラが活性化したという実感はほぼないです^^
しかし、このトレーニング、続けていくと、ある日、ちょっとした良い効果をもたらすことに気づくと思います。
それが何かはあえて言いませんが、肛門締めは、このいいことの効果も期待できる方法なので、興味を持たれた方はぜひお試しください。
肛門を閉めることは他の人からは見えません。
私は、この体の内側で発揮される力というのは重要だと考えています。
内側で働く力というのは、噛む力や握力、呼吸の力、肛門を閉める力、足指を使って踏みしめる力などです。
これらは原始の昔からよく使われてきた力だと思いますが、現代ではあきらかに衰えてきているのではないでしょうか。
固いものは食べずにやわらかいものを食べることが多くなっていますし、生活が便利になり握力を使う機会も減っています。
裸足で歩いたり草履をはく代わりに、靴下やサンダル、スリッパをはくので足指を動かすことは少なくなり、踏んばる力も弱くなってきています。
和式便所を使わなくなったのも、踏んばる力や骨盤底筋群の衰えと関係しているかもしれません。
こういった内側の力は、生物としての人の根源的な生命力につながっているように思えます。
例えば、歯を食いしばる、手や足の指を握りしめる、肛門を閉める、などを行えば、自分の中で力が湧いて、やる気や忍耐力のようなものが出てくるのを感じられます。
固いものを食べたり、足指を使ったり、今回書いた肛門を締めたりすることは、日常的にあまり意識されないことですが、こういった力を保つことは、私たちの生命力のためにとても大切ではないでしょうか。