(前回からの続き)

 前回は、去年から逆流性食道炎の症状が出てすごくツラかったこと、そして逆流性食道炎を治すために食べる量を減らしたり、姿勢を正しくしたりした、ということを書きました。
 今回の記事では、この食べる量と姿勢の二つの他に、私が逆流性食道炎の症状の緩和・改善に役立ったと思うことを紹介します。
 ちょっと変わったものばかりですが、実際に私には効果があった方法なので良かったら参考にしてみてください。



 まず初めの方法は、「胃の不調への対処法」という記事に書いた「みぞおち押し」です。
 これはお腹の肋骨のきわをみぞおち中心に押していく方法になります。
 行うときは、横向きに寝転んでやると押しやすいです。
 みぞおちや肋骨のきわを押すと、痛みやコリを感じるところがあると思いますが、そこを念入りにほぐすようにします。
 こうやってみぞおちを押していくと、胃の不調が軽くなるのを感じられるでしょう。
 私は胃が変だな、という時にはまずこれをやります。
 でも、こうやって押すとかえって気持ち悪くなる人もいるかもしれないので、少し注意してください。




 次は唾液を飲み込んで、のど~食道~胃の通りを良くするという方法です。
 私はこれを毎朝行っていますが、内側から姿勢を良くしてくれるので、逆流性食道炎に効果があると思います。

 まず、洗面台の鏡の前に立ち、口や舌をモゴモゴと動かして、唾液を出します。
 ある程度の量の唾液がたまったら、それをゴクリと飲み込んでください。
 すると、ツバの感覚がのどのところに来ると思いますが、その感覚を鏡を見ながら、のど~胸~腹(おへその下あたり)と体の中心に沿って下ろしていきます。
 実際に唾は下りてないですが、感覚をとらえてそれを移動させるようにします。
 これを行うと、姿勢が自然に整って、のどから胃までの通りが良くなるのが感じられるはずです。
 姿勢がシャキッとしたり、唾液がでやすくなったりするのはとても良いことなので、逆流性食道炎改善だけでなく、毎朝行うのをお勧めできる方法だと思います。
  
  


 のどや胸の違和感が特にひどいときには、そこの箇所の皮膚をつまんで引っぱり上げる、ということを行っていました。
 こうすると、なぜかゲップがたくさん出て気持ちの悪い違和感がなくなるんです。
 その場しのぎな感じがするかもしれませんが、なかなか使える方法です。




 以前「オーム健康法」という記事を書きましたが、そこで説明した方法も効果的だったと思います。
 詳しくは記事の方を参照して欲しいですが、これはインドで聖なる音とされる「オーム」(「あうん」という言葉はこれが元になってる)を口にしながら、調子の良くないところへ両手の指を添えるというものです。
 「オ―ム」の音を発するのは少し工夫が必要で、「オ」の音は「ア」と言うときの口の形にしてから「オ」と発します。
 「ム」の音は口を閉じた「ン」の音です。
 実際の発音を字で表すと「オン―――」というかんじで、音の最後は長く伸ばしていきます。
 「オーム」と発音しながら、症状のあるところへ指をあてたり、のどから胃のところへ指を下げていったり、ということを行ってみてください。
 ちょっと怪しげに感じられるかもしれませんが、かなり根本的な改善効果を感じられる方法だったので一度お試しください。




 最後に症状の緩和で一番効果的だった方法を紹介します。
 これは私が自分で見つけたものでなく、「導引術」という中国に古来から伝えられてきた方法です。
 不調に応じてさまざまな行法がありますが、私はその中から胃の不調改善のためのものを三つ行いました。
 これはたぶん経絡や気功といったものと関係する方法です。とても効果的で、一度試してもらうと中国の伝統医療の奥深さを感じてもらえるでしょう。
 
 まず、一つめのやり方です。
 右足を前に出しあぐらをかきます。脚は重ねません。
 右の手のひらで右足の裏をしっかり押さえつけます。
 押さえたら左の手のひらを開いて上に向け、重い石を支えるように上へ高く上げてください。
 そしたら、顔も上げて左手の甲をしっかり見つめ、口から息を吐きます。(息を吸うときは鼻からです)
 息を吐いたら、その体勢から今度は首を下に曲げて、あごが胸につくまで頭を前に倒しながら、口から息を吐きます。
 これを足を組みかえて左右3~5回行っていきます。


 二つめの方法。
 あぐらをかき、ゆっくりと呼吸して気持ちを鎮めます。
 両手にこぶしを作り、前方の床(足のちょっと前くらい)につける。このとき腕は伸びています。
 顔を右に向けて右肩をグーっとしっかり見つめるようにします。
 見つめながら息を口から吐いてください。
 これを左肩でも行い左右交互に3~5回繰り返します。


 三つ目の方法。
 あぐらの体勢から前にある足をもう一方の足の太ももとふくらはぎの間にはさむようにして座ります。
 左手を下にして両手を重ね、それを胃のところにあてます。 
 頭をゆっくり右に向けるようにして、口から息を吐きます。
 このときやや斜め上方をにらむようにしてください。
 そして、重ねた両手をお腹につけたまま左の脇腹のあたりにずらすかんじで横に動かします。
 息を吐き終えたら口を閉じ、初めの座り方に戻ります。
 これを逆方向でも行ってください。
 両方を3回行います。
 

 この三つの行法を行うと、背筋に芯が通ったようになって姿勢が良くなり、胃の気持ち悪さが軽減するのが感じられました。
 手や頭、呼吸の連動性にそれぞれ意味があるのだと思いますが、とても役に立つ方法でした。

 導引術には他にもさまざまな行法があって、とても参考になるものが多いです。
 早島正雄さんという方の書いた本に出ているのですが、興味を持った人はお読みください。(今は古本でしか手に入らないようです)
 

 
 ここまで症状改善のための方法をいろいろ書きましたが、これらは行うのにあまり時間はかからないので、ぜひ一度試して欲しいです。




 症状があって食べられなかった期間は、それほど体力的なツラさは感じず、けっこうふだん通りに動けました。
 消化には大変なエネルギーが必要とされるそうですが、それまでのようなお腹いっぱいの食べ物を消化しなくてすむから、そのエネルギーを他へまわせていたのかもしれません。
 以前、「一日一食」とか「不食」といった少食に関する本を読んだことがあります。
 とても興味深い話でしたが、自分にはできないなー、と思っていました。
 それが逆流性食道炎で強制的に食べないでいたら、それほど食べなくても動けるというのを実際に身をもって知り、そちらのあまり食べない方へ行くのも悪くないかも、と思うようになりました。
 それでも、体重はみるみる5キロほど減って(BMI値が17台になりました)、周りからは心配されましたが―――


(この記事、今回で終わるつもりでしたが、長くなってしまったので、続きは次回に書きます)



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