(前回のかんたんチューブトレの続き)
普通筋トレといえば腕、肩などを鍛えることをまず考えると思います。前回説明した私のやり方だと、あお向けでの上半身のトレーニングですね。
しかし、体を上下、前後の4つに分けた場合、多くの人が鍛えたがる上半身の前面、腕や胸はほかの箇所より鍛える重要度は低いところです。重要さでいえば後ろの上下が一番で、その次に下半身の前面、そして上半身の前の順だと思います。
体の前は人の意識的な面に、後ろは無意識的な面に対応していて、前面の筋肉は私たちが社会生活する上での動作のコントロールに必要ですが、それよりもさらに深い所に存在する生き物としての生命力は背面の筋肉に大きく関係していると私は考えます。
人間の赤ちゃんはまずうつ伏せで這うことで自ら動くことを始めますが、あれは私たちが人間に進化する前の段階、四つ足の生物だった頃の動きと同じもので、ハイハイをすることで幼児は四本足の生物の特徴、胴の背面の筋肉を使って体を動かす事を身につけて人間という生き物としてのスタートを切るのです。
ですから私達が日常生活を送るのに、背面の筋肉がしっかりとして体を動かせれば生物の体としての機能、生命力が得られるのですが、現代社会では人間は膨大な量の要求、プレッシャーにさらされながら動かなくてはならず、そのためにどうしても体の前面の意識的な筋肉を過剰に使わなければならなくなります。長時間労働や人間関係の複雑さ、不安定な社会、テクノロジーの発達など心身をすり減らして適応しなければならない事がたくさんあります。
そうすると本来生命力の源として前面の筋肉より大切な背面の筋肉が減少してしまうのです。
皆さんも一度合わせ鏡をして自分の背中がどんな風なのか見てみて下さい。

この体の背面(背中、お尻)=生命力という考えは昔なにかで読んだのがきっかけで持ち始めましたが、自身と(二十代の私の背中は本当に貧弱でした)、いろんな人を観察してみたり、生命力の強い動物の背中の逞しさなどを見ると間違ったものではないと思えます。
私の勧めるかんたんチューブトレで足を縛ったり、うつぶせで鍛えたりするやり方に気付いたのはつい最近で、それまでは自分で重要度が低いといっていた腕、胸を鍛える方法しかやってませんでした。ですので背面の筋肉は、今現在それほどついてはいません。しかし今まで腕、胸をトレーニングした経験から必ず背面も鍛えられるはずなので、そうなった時に私の、背面=生命力という考えもはっきりした答えを得られるでしょう。

私の考えの正否はともかく、このトレーニングは続けるのがあまり苦になりません。
3,4日に一回、それも5分くらいやるだけですから続けられるということがあるのでしょうが、それとは違う理由もあると思います。
初め私がチューブでトレーニングしはじめた時は立ってやっていました、(長続きしなかったです)
人は立っている時に姿勢を維持する筋肉を無意識的に使っていますが、この姿勢維持とチューブで腕などを鍛える動作を一緒に行うことは筋力の弱い人にとってストレスになるのではないでしょうか。
姿勢を保つのは脳幹(呼吸や体温調整などを行う生命の中枢)の働きですが、筋力が少ない人が立ってトレーニングを行うと姿勢維持の機能に対するストレスがかかります。それは人体にとって大切な役割を持つ脳幹にストレスを与えるのを意味しています。
私はこのことが筋トレを続けられない原因の一つではないだろうかと考えています。生命の基本活動を守るためにあえて続かなくさせているということです。
私の苦手な腕立てやスクワットなんかも姿勢保持が必要です。一方ピラティスや体幹を鍛える方法が人気なのは、それらが姿勢を維持する筋力を中心にトレーニングすることで、先ほどいったストレスがかからずに運動できることによるのかもしれません。(無努力流の体幹トレも後々紹介します)

しかし寝ころがってチューブトレを行う場合には姿勢を保つ筋肉を使わないですから脳幹に対するストレスはかからず、チューブで負荷をかけた所だけに集中できるので効率的に鍛える事ができ、続けることが容易になります。
そして私もまだやってないですが、このチューブトレを続けてある程度体が作り上げられた時に、寝ころんでの体勢から座ってのトレーニング、さらに立ってやるという風にステップアップして姿勢維持の筋肉と一緒に鍛えることが出来るようになっていくかもしれないですが、これはまだ先の話ですね。

ウエイトトレーニングや激しく鍛える事が出来る人からすれば生ぬるい事をいっているように見えるかも知れないですが、こういう工夫をしないと鍛えられない私のよういな人もいると思います。
興味を持たれた方は一度やってみてください。

チューブトレーニングは初心者向きであまりスポーツへの応用がきかないという意見もネットで見ました。実際チューブは初めリハビリ用に開発された物みたいですが、インナーマッスルに効くという意見は私も納得できる所がありますし、さまざまな角度で鍛えられる応用性がある、強度の調整もしやすい、握力や手首の力を鍛えられるなど長所も多いと思います。
さらにあの男子レスリング重量級五輪三連覇、世界選手権九連覇の‘霊長類最強の男‘といわれたロシアのカレリンもチューブを使っていたみたいです。(写真をみたけどすごい体でした)
リハビリから霊長類最強まで、そう考えるとチューブトレーニングもなかなか奥深いのかもしれないです。
私もやっていって何か気づいた事があったらまた記事にします。
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