人それぞれ懐具合にもよるでしょうが、神社でお賽銭をあげるときや、街中の募金でお金を入れるとき、一円や十円といった小銭ならあまり気にしないで払いうけど、五十円、百円となると少し考えたりすると思います。
 また、五円十円は落としても拾わないことあるかもしれませんが、五十円・百円・五百円といったお金ならほとんどの人が拾うはずです。
 しかし、五円十円でもたくさん集めればけっこう額になるでしょうし、銀色の硬貨をためれば一万円くらいにはすぐなります。小銭と言ってもバカにはできないものです。

 冒頭からこんな話をしたのは、日常ちょっとしたことで怒ることは誰でもあると思いますが、そうやって怒るのは小銭を落とすのと同じようなものだ、という気がするからです。
 小さなことで怒るたびにいくらかのお金を(怒りの大きさによってその額は変わるでしょう)捨てているみたいなもので、自らの健康や運気を損ねてしまいます。この損を人生で積み重ねればかなり大きなものになってるのではないでしょうか。
 今回の記事では、余計なつまらないことにイライラするのはホントもったいない、ということについて書いてみます。
  


 生きていれば怒りたくなることはたくさん起こります。
 私も「何があっても怒るな」と言いたいのではなく、不正や理不尽なことなど怒るべき事柄には怒ったほうがいいと思っています。
 怒りが活力になるということもありますし、怒りを我慢して抑制するのは精神・身体的にも良くないです。怒りは何らかの形で発散させられるべきものでしょう。 

 しかし、そういった必要な怒りと、ちょっとしたことで怒るのとでは違いがあると思います。
 つまらないことに怒る例(無限にありますが)としては、忙しいときに勧誘の電話が来た、とか、運転中にノロノロした車が前にいる、他人の失敗で少しの迷惑がかかる、テレビを見ていたらムカつくことを言う出演者がいた、などでしょうか。
 こういった自分で起こしたことでもなく、損害もたいして受けてないことに怒るのはホントもったいない、小銭を落とすような行いと言えると思います。



 私は小銭を落としたくないので、些細なことで怒らないようにしていますが、もともと神経質な性格ですから、どちらかといえば怒る反応をしやすい方です。
 いつも朗らかで、この人怒ったりするのかな、という人はいますし、元気な高齢者はクヨクヨしない穏やかな性格の人が多いように思います。
 怒りたくなることは誰にでも起きるはずなのに、そういったことに対して怒らない人はどんな風に対処しているのだろう、といつも思っています。
 穏やかでいられるコツがあるならホント見習いたいものです。
 まさかですが、怒らない人には怒るような物事が起きないのでしょうか?(笑)



 怒りは体をさまざまな形で傷つけます。 
 怒ると、交感神経が過剰に働き、血圧が上がったり、血液がドロドロになったりして、血流が悪くなる、心臓病や脳卒中のリスクが高まると、いうことがあります。
 また、怒りで活性酸素が大量に発生し、血管や内臓の正常な細胞を傷つけて、病気や老化の原因になったりします。
 胃・肝臓・肺といった臓器にも良くない影響があるということです。

 自分が悪いわけでもない些細なことでイライラして健康も害してしまうのは、小銭というか紙幣を落としてしまうようなレベルのことかもしれません。
 現代、クレーマーやDV、児童虐待、キレる高齢者、あおり運転など、怒りっぽい人が増えているのは確かでしょう。
 怒るのには、過剰なストレスや社会的要因等それなりの原因があるのかもしれませんが、自己中心的に感情・不満を他人にぶつけてもいい、それが正しい、という考え方をする人が多くなってるとも私は考えます。 
 しかし、怒ればスッキリするようでも、後々まで悪い気分を引きずりますし、ケンカになって怒りがさらに増幅するということもあって、相手を傷つけるだけでなく、自分の心身を痛めつける結果になりがちです。結局、怒りで自分に損を引き寄せているとも言えるでしょう。


 怒りが物事を悪化させることも多いと思います。
 怒ると視野が狭くなって考えが短絡的になったりしますが、感情的にならずに冷静でいれば物事・問題を見渡せて適切な判断を行いやすくなります。
 私もネットで買った商品の不具合なんかでクレームの電話かけることがけっこうありますが、怒りたいときでも丁寧な口調で話したほうが最終的に良い結果に落ち着く場合が多いです。(相手がこちらをなめているときは怒ったほうがいいですが)
 ある状況に対して怒ってしまうと、続く現実も怒りを招く状況が生まれやすくなるのではないでしょうか。
 一方、同じ状況に対して笑えれば、状況は笑えるものに変わってくる、ということがあるように思います。


 笑いは心身や運気にとってもすごく重要です。 笑うことで血圧が下がったり、酸素の摂取量が増えたり、ガン細胞を殺すNK細胞が活性化したり、と多くの健康効果が期待できます。「お得な健康法5 笑って健康
 したがって、ツラい状況にいてもユーモアで笑いを生みだすことを意識したいものです。
 怒りは簡単に発せますが、ツラいときでも笑うためにはいつもユーモアを持とうとする冷静な心が必要です。そして、悪い状況を切り開けられるのはそういう笑いのある心だと思います。


 
 「ウザい」「ムカつく」という言葉は現代よく使われるようになっています。
 私はこれがちょっとしたことを怒りに変える元凶になっていると考えます。
 何か自分の思い通りにならないことに対して、「ウザい」「ムカつく」とすぐに言ってしまうと、自分の中に怒りの感情を素早く形作って、それを継続させてしまいます。そして、冷静に物事や自他の心を見られなくなります。
 これらは、怒りや不快な感情をわざわざ自分で呼び寄せてしまう、小銭を落とさせる言葉でしょう。
 口癖のようにこういった言葉を使う人もいるかもしれないですが、無意識的な言葉で感情に形を与えてしまわないよう気をつけたほうがいいと思います。

 湧きあがった怒りは肯定や否定をせず、黙ってその心の動きを見つめるようにすると、自然に消えていきます。
 でも、もし怒りを肯定したり、否定したりすると心にとどまって根付き、後々までさまざまな影響をもたらすようになってしまいます。


 ちょっとしたことで怒るのは、物事が自分の想定から外れたときだと思います。
 この場合、自分の見方が基点になって怒りが起きます。
 もし自意識やプライドを強く持っている人ならば、自分の考えから外れる出来事にはより大きな怒りを持つはずです。
 怒らないようにするためには、自らの想定とは違った現実を心の中で言葉を発さず見つめるようにします。言葉は自己ですが、この自己を通さずに起きた物事や自分の心を直接見ます。
 自意識から離れて物事に接すると、今まで気づかなかった思わぬ発見もあるものです。
 

 人が怒りやすくなる原因には、甘いものの食べすぎ、飲みすぎによる低血糖やカルシウム不足、ということもあるので、毎日ジュースをたくさん飲んでいるなんていう人は注意が必要です。



 つまらないことに怒らず小銭を落とさないようにしていけば、その貯金は人生でかなりの額になるはずです。


コメント

Re: 自分を見つめ直せました。

ながともさん、コメントありがとうございます。

世の中が便利になりすぎるとちょっとしたことでイライラしてしまいがちなんですよねー。

私自身もつまらないことであまり怒らないように、と思いこの記事を書いたのですが、このことに関して何か
考えるきっかけになれたとしたら嬉しいです。

自分を見つめ直せました。

記事拝見させて頂きました。

とても深いですが、非常に大切な事だと思います。
健康面から見ても、イライラしたり怒ったりするよりも笑っている方が必ずよい影響が現れますね。

自分を見直すとてもよい記事でした。
ありがとうございます♪
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