前回は、骨の状態を良く保つことの健康効果について書きました。
 
 骨を健康にするためには、カルシウムやビタミンD・Kといった栄養を摂る、日光にあたってビタミンDを体内で作る、運動などでよく体を動かして骨に衝撃を与える、といったことが大切です。


 そして、最近は骨を強くすることの大切さがメディアでも取り上げられるようになり、そのための方法として「かかと落とし」がいい、と言われています。
 「かかと落とし」は、立った体勢でつま先立ちでかかとを上げ、そこからかかとをストンと落として床にぶつけるというものです。
 こうやってかかとに衝撃を与えることで、骨が作りだす「オステオカルシン」などの健康に良い効果のあるホルモンを分泌させるようにします。
 
 「かかと落とし」は専門の医師が勧める方法なので良いものだと思います。
 でも、これをやると、かかとを落とした衝撃が脳にまでズーンと響く感じがして、私はどうも好きではないんです。
 昔、Dr中松の本を読んでいたら、ランニングをするのは脳に衝撃を与えるため良くない、と言っているを読んだことがあります。
 Dr中松はすごい発明家ですが、極端なことを言ったりするので、走るのが良くないというのは大げさかもしれません。
 しかし、脳を無理に揺らすのはあまり良くない、ということはあながち間違ってもないと思います。
 バレーとかでのジャンプの着地の仕方も、かかと落としのような脳に直接響くものではないはずです。
 少なくとも、かかと落としをすると変な気持ちになるので、私には合いませんでした。
 また、かかと落としは脳に響くということでなく、膝などに負担になるから立った状態でやらないで、椅子に座ってやるといい、という専門家もいます。
 


 かかと落としが苦手という人は少ないかもしれませんが、体を動かして骨に刺激を与えるのは大切なことです。
 そのためによく歩いたりするだけでもいい、ということだけれど、何か他の方法はないかと考えたとき、直接刺激を与えたらどうだろう、と思いつきました。
 つまり、骨を叩いてみたら、ということです。
 骨は全身に大小いろいろあるのだから、刺激してホルモンを分泌させるのは、かかとだけでなくてもいいはずです。
 

 
 そこで、さっそく体中の骨を叩いてみました。
 自分で叩くと、初めは少しジーンと痛かったです。
 でも、叩いた後に気持ちよさもあり、何か骨が活性化しているかんじもありました。
 これはいいかも、と毎日続けていると、ジーンとすることはなくなり、骨もだんだん固くなってきたようでした。

 そして、骨が強くなってきたためか、次のようなことがありました。
 誰でも日常的に物にぶつかって痛いということがあると思います。
 私などはそそっかしいので、こういうことがけっこうあるのですが、骨を叩くようになってからは、このぶつかったときの痛さをあまり感じなくなったんです。
 骨が固くなったことで体的にも、以前より強くなったように感じています。

 こうしてかかとだけでなく、全身の骨を刺激すれば、「オステオカルシン」などのホルモンの分泌がたくさん行われて大きな健康効果が期待できると思います。
 全身の骨を叩いても2、3分ですむので、これはとても手軽な方法と言えるでしょう。



 この「骨叩き」、ただ自分で体を叩けばいい、ということなのですが、注意してほしいことがいくつかあるので、やり方と一緒に説明します。
 
 手や腕、肩、足、すね、太もも、骨盤、鎖骨といったところは、骨がしっかりしているので、こぶしで叩きます。
 思いきり叩くのではなく、こぶしでコンコンといったかんじで叩いていくようにします。
 女性とか、年配の人の場合あまり強く叩くと骨が折れてしまう、なんてこともあるかもしれないので注意してください。
 
 かかともこぶしで叩いてもいいですが、かかと同士を打ちあわせることを私はやっています。
 これだとかなり強く刺激できて、脳へ響くことはありません。


 あばら骨は折れやすく、内臓に近いため、あまり衝撃加えないほうがいいので、こぶしでなく手の指先でトントンと刺激します。

 背中の骨は自分の手では叩きにくいため、孫の手みたいな木の棒を使うのがいいです。
 背中のあばら骨や肩甲骨をこれで刺激していきます。
 肩甲骨はかなり大きな骨なので骨ホルモンもたくさん分泌してくれるのではないでしょうか。
 

 顔や頭、首の後ろといったところも、あばらと同じように指先で刺激します。
 頭や顔の骨を刺激するのは、美容にも良いと思います。
 骨の専門家によると、顔にほうれい線などのシワができたりするのは、加齢によって頭・顔の骨が縮んで皮がたるむためだそうです。
 頭・顔の骨が小さくなるのを防ぐためには、骨に良い生活習慣を送るのと一緒に、これらの頬や下あごの骨を直接刺激するのも効果があるように思います。
 

 こうして叩いていくと体中の骨をまんべんなく刺激できます。
 ほとんど時間はかからず、3分あればできるので、毎日行えると思います。
 私もこれを始めてから半年ほどですが、かなり骨が強くなっているのを感じています。
 興味を持たれた方はぜひお試しください。

            
コメント

Re: No title

あびっこさん、コメントありがとうございます。

ネットで、かかと落としが好きでない、というのはほとんど見なかったので、そう感じる人(しかも専門の施術家の方)がいると知って、私だけの極端な意見じゃないと少し安心しました。

私は、骨を叩くのは健康法の一つとして考えていましたが、体がよく動かせない人の健康維持にも使えるということなんですね。
すごく参考になりました。

No title

私も「踵落とし」はあまり好きではないので
患者さんには私が踵を叩いて刺激を与えています。

特に歩行が困難な患者さんには喜ばれますし
家族の方でもできるので、教えて家庭でもやってもらってます。
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