前回は、パリ第13大学の行った「添加物の摂取が10%増えると約12%ガンになりやすくなる」という調査研究について取り上げて、日本のマスコミ、新聞やテレビでは大切な情報を知らせないということを書きました。
 今回は、世界的に話題になったのに日本ではネット以外でほぼ取り上げられなかったグリホサート関連のことについて書いてみます。

 

 今年五月、日本でもよく使われている除草剤「ラウンドアップ」の成分「グリホサート」によってガンを発症したとして、米カリフォルニア州の夫婦が製造会社のモンサントを訴えていた訴訟で、州裁判所は訴えを認め賠償命令をだしました。
 その賠償金が約2200億円と巨額だったため海外では大きなニュースになりましたが、製造販売会社に気を使ってるのか、日本のマスコミではほとんどこれに関する報道を見かけなかったです。
 


 これまでラウンドアップは安全とされていましたが、WHOの機関が発がん性を認めたり、アメリカの裁判でも、製造会社が十数年前に発がん性を認識してデータを改ざんしていたという内部資料がでて来たりということで、原告の訴えを認め懲罰的な判決がだされました。
 今、こういったグリホサートでガンになったという訴訟は1万件以上起こされているそうです。



 グリホサートの危険性は発がん性だけでなくて、ラットを使った実験ではグリホサートにさらされると子や孫に前立腺や腎臓、卵巣、出産の異常が増加するということが報告されています。
 そのため欧米を中心に世界33ヶ国で使用禁止や規制強化が行われるようになっています。

 一方で、日本はどうなっているかというと、驚くことにグリホサートの農作物への残留量の基準を緩和しています。
 緩和の程度も信じられないもので、トウモロコシは従来の5倍、小麦は6倍、ソバ・ライ麦は50倍にもなります。
 これは本当にひどすぎ、食べる人の健康のことなど考えてないと言えるでしょう。
 この緩和はアメリカの意向、外圧なのでしょうが、これを認める日本の行政も情けないです。
 こんな状態なら私たちはもう自らの身を自分で守るしかないですから、海外からの穀物は注意して減らすようにしなければならないです。


 日本ではこの残留量の問題だけでなく、除草剤としても大量に使われてます。
 店頭で簡単に手に入るのは日本だけらしいですし、農協もさまざまな作物への使用を勧めてます。
 これだけ除草剤として使えば私たちの身に返ってくる結果になるでしょう。
 グリホサートの危険性は本当にもっと知られるべきです。 



 この前の日米FTA交渉で、日本に必要ないアメリカのトウモロコシを買うという決定がなされました。
 このトウモロコシは遺伝子組み換えのものだと思われます。
 遺伝子組み換え作物はグリホサートをかけても枯れないように遺伝子を操作されたものなので、このトウモロコシはグリホサートが使われていると考えられます。
 モンサントは遺伝子組み換え作物のタネとグリホサートを売る会社ですが、世界の国々ではモンサントに対する大きな反対キャンペーンが行われていて、遺伝子組み換え作物、グリホサートはだんだん避けられる傾向にあります。(中国でも規制を強めているそう)
 それに比べて、あまりこのことが報道されない日本では、人々の関心が低いと思います。



 グリホサートの残留量の緩和は私たちの健康に影響を与えるでしょう。
 そして、さまざまな食品に使われて、日本人が世界一摂取していると言われる遺伝子組み換え作物の問題や、安全が気になるゲノム編集食品といったことも気になります。
 これらの食品の問題に加えて、日米FTAやカジノ、兵器爆買いと、結局日本はアメリカの言いなりになって抵抗できないというのが事の本質なのでしょう。
 政治も情けないですが、広告料で縛られて大切なことを伝えないマスコミも酷いですし、こういったことに関心を持たない人が多いのも事実です。


 日本人は薬好きで、医者からもらう薬が多すぎたり、ドラッグストアにさまざまな薬が売ったりしてますが、そんなに薬に頼らなければならないのは、健康的な食事というものを見失っているからではないか、と私は思っています。
 

元農林水産省大臣の山田正彦さんのこちらの記事もご参照ください「極めて 大切な話です。」
こちらも→長周新聞「世界中が禁止するラウンドアップ 余剰分が日本市場で溢れかえる」 



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