私の昔からの食に関するモットーは『好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べる」でした。なので、今まで体に良いから嫌々食べるとか、食べたいけど太っるから健康に良くないからと我慢するということをほとんどした事がありません。理由は簡単で我慢するとストレスになるからです。
食事は本来リラックスさせる行為のはずですが、あれはいけない、こうしなくちゃと常に考えていると、ストレスを解消させるはずの食事が逆にストレスを作る元になってしまいます。
そのストレスがたくさん溜まると、ダイエット中ならこらえきれなくなり逆にたくさん食べてリバウンドしてしまったり、何か健康的と言えないストレス発散をしなければならなくなったりしがちではないでしょうか。
そういう楽しくない結果を招く位なら、初めからストレスのたまらない食べたいものを食べる食事をした方がいいと私は考えてきました。
食べることの我慢から来るストレスは人間の根源的な欲求である食を楽しめなくさせるます。このストレスは思っているより大きく、人生全般に悪影響を与えかねないと私は思っています。
スタイルや健康といった頭の考えで、食べるという本能を後ろめたい目で見て抑制すると、押さえつけられた本能は必ず何らかの形で暴発します。私達の思考と本能ではその深さ、エネルギーの大きさが違うので、本能を抑える行為は失敗に終わる事が多いでしょう。
そうはいっても本能のおもむくままに食べれば絶対に甘いものカロリーの高いものをたくさん食べて太り、最終的には病気になってしまうのだから我慢は必要だと多くの人は考えます。しかし、本能はそれほど愚かで私達を破滅に導くようなものなのでしょうか。

このことに触れる前に、食べることに関するもう一つの大きな問題を先に指摘させてもらいたいと思います。それはストレス食いと呼ばれるストレスを解消するための食べ方についてです。
先ほど述べたのは食に対する抑制から起きるストレスでしたが、ここでのストレスは食に関係ない事での一般的なストレスです。
これは嫌な事があってストレスを受けた時に、ウサを晴らすためにやる誰もが経験したことがある食べ方だと思います。多少体に負担がかかっても、たくさん食べたり、飲んだりしてストレスが解消されればたまになら悪くありません。しかし、このストレス解消のための食べ方が日常化している場合には注意が必要でしょう。確かにこの状態で好きなように食べたら、肥満や病気になってしまいます。
ですからこれは好きなように食べるうんぬんの話ではなく、原因となっているストレスを取り除くのが先決です。
そして、この食べる事でストレスを解消している時に、食べすぎだと反省し食欲を抑制すると、ストレスが倍加してさらに悪い状態になってしまいますので気をつけましょう。
食べ方が異常になっているような場合は、その原因になっている強いストレス(気づかないでいるものもある)に向き合うのが一番の解決策です。

(次回へ続く)
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