前回からの続き)

腸内細菌の状態を悪くする原因は

・加齢―年をとるとともに善玉菌は減っていきます

・肉類の食べ過ぎー悪玉菌を顕著に増加させます

・過度のストレスー便通異常となって現れやすいです 

・冷えー体を冷やさないことが大切。あと冷たいものの取りすぎにも注意が必要です

・食品添加物、薬の摂取ー防腐剤や抗生物質は腸内を悪玉菌優位にします

・運動不足ー体を動かさないと便秘になりやすくなります


 腸内を善玉菌優位に保つためには、これらのことに気を付けるのが大事ですが、特に何を食べるかが一番重要になると思います。
 腸内環境を良くするためには、食物繊維を含む植物性食品と発酵食品を積極的に摂ると善玉菌が増え、健康を保つのに役立ちます。
 このことは日本の長寿者や世界の長寿地域と呼ばれる所の食事内容から分かったことで、食物繊維、発酵食品の摂取量と健康、長寿には明らかな相関関係があるそうです。
 こういった食事をするのは特に難しくはなく、ただ私たちの伝統食、和食を食べるようにすれば良いというだけのことです。
 季節ごとに採れる野菜や大豆製品、そして醤油、味噌、酢、漬物などの発酵食品を中心とした和食は、まさに善玉菌を育てるためにあるといっていい長生きのための食事です。
 実際に和食の素晴らしさは、平均寿命が世界のトップクラスという結果になって現れていますが、日本人の繊維摂取量も激減してきている状況を考えると、この先も長寿を保っていけるのかは疑問に思えるところもあります。 
 そのヘルシーさで世界に注目されつつある和食が、本家の日本でももっと見直されるようになればいいなと思います。

 
 食物繊維には、水に溶けない不溶性のものと、水に溶ける水溶性のものがあります。
 不溶性繊維は野菜、果物、豆類、ナッツなど植物性食品全般に含まれ、食べると腸内で便のかさを増す役割をして便通を促し、腸内の腐敗物質を排出してくれるのを助けます。
 植物性食品は、体に必要なビタミン、ミネラル、酵素、ファイトケミカル(老化やガンの予防になる物質)などが豊富に含まれ、私たちの健康を支えてくれるものですから、なるべく肉などの動物性のものよりも植物性のものを食事に取り入れた方が良いと思います。
 動物性の食品も栄養価は高いですが、摂りすぎると脂質やコレステロールも多いですし、繊維質が含まれないので便秘の原因にもなり、また腸内で腐敗しやすく悪玉菌を増やします。

 腸内の状態を調べる方法は、排便習慣(一日に一度はあるか)や便の形状(色、形状、におい)で判断しますが、過度の肉食をするとてきめんに便のにおいとなって現れます。
 悪臭は腸内で腐敗が起きて有害物質が発生しているサインです。腸内環境の良い人の便はあまりにおわないものなので、なるべく野菜を食べてにおいを少なくするようにするのは、腸の健康状態を計る目安にもなります。
 タンパク質を摂取するのには豆腐、納豆などの大豆製品が肉類摂取のデメリットもなくお勧めです。
 
 大豆はガン予防の効果が高いといわれる食品です。
 タンパク質を多く含むほか、食物繊維、ビタミンE、カルシウム、マグネシウムなど豊富な栄養素を含みます。また脳内で感情を安定させる働きをするセロトニンの材料となるトリプトファンも多く含まれます。
 納豆、豆腐などの健康効果は誰しも知るところだと思います。これらは世界に誇れる日本の伝統食でしょう。
 しかし、米とともに日本の大事な食文化である大豆は、そのほとんどが輸入されていて、遺伝子組み換え大豆の量も多く、私たちとしてはなるべく避けたいところです。
 我々消費者も安全性の高い国産のものを買い支えて、少しでも日本の食文化を守る気持ちを持つのも必要と思います。


 話が食物繊維から少し離れてしまいましたが、水溶性の食物繊維は腸内で栄養素の吸収を穏やかにさせ、血糖値の急激な上昇、コレステロールの吸収を抑える働きが期待出来ます。果物や海藻、寒天、こんにゃくなどに含まれています。
 特にワカメ、コンブ、海苔などの海藻はカロリーも低く、食物繊維の他に、日本人に不足しているミネラルやビタミンも多く含みコレステロールや血圧を下げ、免疫力も高めてくれる日本人の健康を支えてきた素晴らしい健康食品です。
 水溶性食物繊維は善玉菌の餌となって、その数を増やす働きがあると言われています。

(次回に続きます)

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