前回からの続き)

私がパニック障害になった時を思い返すと、セロトニンを出す3条件(太陽光を浴びる・リズム運動をする・ふれあい)すべてが全くできていませんでした。それでも自分としては、勝手にやりたいことをやっていた生活だったから不満はなかったのですが、肉体のほうが悲鳴を上げて、その生活の誤りに警告を与えてくれたのかもしれません。

今回セロトニンの事を調べてみて、その重要性にとても興味を覚えました。ほとんどの精神疾患に関係することや幸せな感情をもたらすというのも知りませんでした。
また脳内でセロトニンを出すセロトニン神経が、呼吸や消化などの自律神経の中枢を担う最も古い脳である脳幹の真ん中の縫線核という所にあり、そこから軸索というケーブルを使って脳の中のあらゆる神経に情報を送っていて、中でも脳内で一番進化した理性や共感する能力、高度な脳活動を司る前頭前野と密接なつながりがあるのはとても大切な意味を持つように思えました。
生命の土台を司る脳幹の中心にあって欲求、感情、言語、感覚などのあらゆる脳領域とつながり、さらに人間だけが大きく発達させた脳の前頭前野と深く関係するという事は、セロトニン神経は脳の進化に中心的な役割を持っているという事を意味し、脳の初め(脳幹)と最後(前頭前野)をつなぐというのはセロトニンをよく出すようにすれば、脳のすべてが活性化するという事ではないかと素人ながら考えてしまいました。
そして、セロトニンの働きは覚醒をもたらすことや自律神経、精神状態の調整などだけではないように思えます。
セロトニンは3条件で継続的に鍛えればより分泌されるようになるそうなのですが、セロトニンをよく出すように生きることが、なにか人の生きる意味といったことと深くつながるのではという感じが私にはします。
人の体の成長は20歳くらいまでですが、精神的な(脳の?)成長はセロトニン神経を鍛えること共に一生続くのではないでしょうか。
私も含めて大人、老人でさえも精神が子供っぽい人は世の中ふえていますが、これはセロトニンの分泌レベルと関連していて、冷静で、分別の付いた、寛容な、頼れる本当の意味での大人というのはセロトニン神経の鍛えられた人のことを言うのかもしれません。
どんな人でもセロトニン活性をすることが、より良く生きる指針になるというのは言い過ぎでしょうか。
さらに有田先生はその著書で、セロトニンと釈迦の教え、禅などとの関係を述べていますが、セロトニン活性は突き詰めていくと、人生の究極の目的という所まで行く可能性を持つとも言えるのかもしれません。
生命の基本活動から、運動、精神、感情との関連、そして愛情、幸福から宗教的なことまでと話が大きくなりすぎていますが、セロトニンの可能性はそれだけ大きく私には思え、これから個人的にもいろいろ探究してみたいです。
何度も言うようですが、これだけ有用で奥深いセロトニンが日光に当たる、歩く、人と仲良くするといういたってありふれてシンプルな方法で活性化するのはとても面白く感じられます。
私自身は前々回の記事に書きましたが、仕事中や、日常生活の様々な動作、料理や掃除などでリズムを意識してやるようにするのが、とても新鮮で効果的に思えました。興味を持った方はお試しください。

セロトニンのことばかりで、パニック障害の克服から少し離れている感がありますが、セロトニンをよく出すのはSSRIを飲むのと同じことですし、薬を飲めば副作用もあり、また薬による治療で症状を抑えて徐々に薬を少なくして行って完治するという説明に対して、薬の依存につながるのではないかとどうしても納得いかない気持ちを持っているので、セロトニンの出し方について念入りに説明してしてしまいました。
セロトニンがパニック障害の改善ばかりでなく、よりよく生きることにもつながるという考えを聞いてどう思われるかわかりませんが、このところセロトニンの事をいろいろ考えていて、いくつかインスピレーションを受けました。
それは人生の目的につながるという事やセロトニン神経の鍛え方について事の他に、パニック障害になったのをこれからの人生に生かすという事についても何か教えられた気がします。
パニック障害になる人の性格特性は、几帳面とか完全主義、繊細で傷つきやすいなどが言われます。こういった性格が行き過ぎるのが、私もそうでしたが、発症につながり、不安との戦いで毎日とてもつらい思いをされている方がいると思います。そして、なぜこれほど苦しまなければいけないのだろうかとか、この先もあまりいろいろ出来ないだろうと考えがちになり、こうなってしまった事を責めてしまう時もあるかもしれません。
しかし、原因の一つであろう性格特性も、考えてみると物事によく気付いたり、仕事ができる、やさしい心を持っている、思慮深いなど深くものを考えないでいる人(こうできれば生きやすいでしょうが)にはない特徴を持っているともいえます。ただその加減の仕方がうまくないということです。
そこでセロトニンですが、セロトニン活性の生活を(特にリズム運動が重要だと思います。仕事でも趣味でも上達するためにはリズムが良くなる必要があります)行うと、その加減が良くできるようになります。私はずいぶん前に自分なりのやり方でパニック障害を克服したつもりですが(知らずにやっていたセロトニン活性も役立っていたと思う)、最近日常の行いにリズムを意識するなどの、そうたいした事ではないことをやるだけでパニック障害になった原因となる、いつも緊張して物事をむきになってやってしまい、うまく続かないなどの私の性格がコントロールできるようになり、粘り強く丁寧にやるという所が残ったまま、いい力加減でいろいろやれるようになりました。
自分の短所と思えていたものが、セロトニンによって良い点に変えられるということです。そしてセロトニン神経を鍛えるのは、やり方は簡単ですが、終わりなく奥深いもので、これを基本にして生活していけばいいんだという自信を与えられました。
実際はパニック障害になる性格といってもいろいろあると思いますが、セロトニンを活性化する生活を続けていくと、パニック障害につながった自分の短所と思えるものも、きっとかけがえのない大切なものなんだと感じられる時がやってくると思います。
ちょっと変なたとえですが、いつも不安とか小さな事をクヨクヨ考えてしまうという人は大リーグボール養成ギブス(若い人はわかるかな?)をずっとつけて生きていたのと同じことです。そして、セロトニン活性を続けていけば、このギブスが外せて身も心も軽くなり、それまで必要以上に鍛えられていたものも活かせるようになるのではないでしょうか。
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