世界で広く使われる精神疾患のための薬SSRIは脳内でセロトニンの多い状態を作り出して、症状を抑え、幸せな気分を作り出すのでアメリカなどでは「ハッピードラッグ」とも呼ばれてるそうです。
 この薬で多くの人が助かったとされていますが、実際は薬を飲む必要のない人にまで処方されてしまう問題や本来自然に分泌されるべきセロトニンを人工的に増やすことの弊害、強い副作用の疑いもあり、安易な服用に反対する専門家も多くいます。
 しかし、セロトニンを増やすことは心身の健康に欠かせない条件だと思うので、薬にたよらずセロトニン活性することを日常生活の中に工夫して取り入れたいものです。
 セロトニンがたくさん出るようにするためには、日光を浴びる、リズム運動をする、ふれあいの心を持つといった事が大切です。
 このブログでは最近パニック障害のための記事の中でそのことを説明してきました。中でも私はリズム運動に特に興味を引かれていて、これについて私なりの考え、工夫についてもう少し書こうと再び記事にしてみました。

 思い返してみると、私は生まれてから今までずっとリズム感が悪く、これを改善しようと考えたこともありませんでした。
 最近は学校の授業でダンスが必修化されているようですが、保育園でスキップがうまく出来なくてみんなに大笑いされた私が、ダンスしなければならないとなったら悲惨だったろうなと思います。だから、リズム感の悪い子がダンスの授業を受けるのは本当に嫌だろうと同情してしまいます。
 スキップや運動の上手でない私を見て、何らかの抑圧的な傾向を見てとってくれる慧眼を持った大人に出会えれば良かったですが、そんな人はいるはずもなく、ただ面白がられただけでした。まあせめて、リズム運動の大切さを人生半ばでも知れた事でよしとすることにします。

 そんな私のような人間からすると、リズム運動でリズムよく動くというのは分かりにくいもので、噛むや歩くなどの繰り返しの動きをテンポよくするといった事だと思いますが、テンポよくというのが速くするという意味につながる気がして、なんとなくすっきりしませんでした。
 歩くことにしても少し早足で歩くことが勧められますが、それだと普通に運動するのと変わらず、やれる人はできるのでしょうが、気持ちの落ち込んだ人にはあまり続けづらい事のようにも思えます。
 そこで自分なりに試行錯誤してみたのですが、リズム良くというより、自分のやりやすい一定の速度で動くという風に言った方がしっくりくるのではと考えました。
 歩く場合なら、速くてもゆっくりでも自分の歩きたいペースをキープして歩けば続けやすく、セロトニンの良い効果を得られるように感じました。この自分の速さを維持する歩き方だと、歩くのが苦手な人でも頑張って「歩く!」という風ではなく、楽な無理のない動きが歩くことにつながり、歩くのが楽しくなると思います。私は登山でも試してみましたが、このやり方ですごく楽に山も歩けました。
 さらに歩く以外のリズム運動をやるにも速さを一定にすることを意識してみて下さい。途中で速さを変えたくなったら、変えた速さをキープして続けます。ゆっくりでもいいのでとにかく同じ速度で続けると気持ちが安定してきて、セロトニンの効果を感じられると思います。

 最近亡くなった、中華の鉄人 周富徳さんの仕事している所を昔テレビで見た時のことですが、その時周さんはショウガかネギのみじん切りをすると言って、高さのある大きな中華包丁を両手に持ってトントンと刻んでいました。すごく念入りにやるなぁと思ってみてたのですが、あの動きは今考えるとまさにリズム運動で、料理人が細かい手のかかる作業をしてるというよりも、よく刻むこと自体にセロトニン分泌につながるリズム運動の楽しさを感じていたのだと思いました。
 ですから私たちも料理で千切りやみじん切りをする時、トントンとリズム良く切ればセロトニンを大いに活性してくれるはずです。さきほど言ったようにゆっくりでも一定の速さでやれば良く、こういった単純な作業は何でも一定の速度を保ってやれば、セロトニン効果でいろいろ考えずに気分を楽しくさせてくれます。
 そして、どんなものでも良い仕事・動きを観察してみると、このリズムが基礎になっているように思えます。掃除などもセロトニン分泌の機会と考えて拭いたり、掃除機をかけたりするのに一定の速さで行うのを意識すると楽しくできます。

 最後に私がセロトニン活性のために行う、2つのオリジナルの方法について書きます。読んで興味を持たれたらやってみてください。
 一つめのやり方は、まず手のひらを合掌するように合わせます。そこからこすり合わせるかんじで一定の速さを保って動かします。決まった動き、速さはなく、気分の向くまま、やりやすいようにこすり合わせます。
 合掌して拝むようにこするだけでなく、回すかんじや両手の指先が手首のところにきてこすり合わせる、合掌の形のまま手を振り動かすということもあります。私は指先が手首の所にきてこすり合わせる形から、さらに前腕の方までずらしてこする動きをよくやります。
 こうして一定の速さで2、3分こすって、もういいなと思ったところで止めにします。長く続けたい時は無理なくやりたいだけやって下さい。1日1回やればいいと思います。
 これはリズム運動によるセロトニン活性のほかに、手と脳は密接につながっていますので、脳の血流を増やす、バランスを良くする効果も期待できる方法です。
 2つめは、顔のリズム運動です。
 一定の速さで顔を動かすのですが、どこを動かすと意識せずに一番動かしやすい、自然に動く箇所を動かしてみます。なので、動かす所は常に変化して、歯を噛み合わせたり、眼を動かす、まばたきする、口角を上げるなどいろいろ動くと思います。左右対称な動きでなくてもかまいません。
 これを続けやすい速さで2、3分やります。
 脳を収める頭、顔の骨格・筋肉のリズム運動なので、脳のバランスを良くする効果が高いと思います。

 精神疾患を持つ方や気分が沈みがちでやる気がでない、疲れやすいという方は体や脳の歪みがあって、リズムのある(私の言い方だと一定の速さの)動きがやりづらくなってセロトニンの分泌が少なくなっていると考えられます。
毎日の生活の中に、リズムのある動きを工夫しつ取り入れると変化が感じられると思うので、ぜひ試してみて下さい。
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