パニック障害の人に乳酸を注射すると8割以上の割合でパニック発作を起こす事から、運動すると体内で作られる疲労物質・乳酸は、パニック発作を起こす要因の一つとされています。
(食べ物から呼吸、セロトニン、幼少期の問題、脳の異常と本当にたくさんの要因が考えられて混乱してしまいます)
 パニック障害の人は常に神経が緊張して酸素の消費量がたくさんだったり、体が疲れやすく運動不足ぎみな場合も多くあって、筋肉に乳酸がたまりやすいと言われています。その増えた乳酸が血流にのって脳に行くと、セロトニン神経のシナプス間でのセロトニン再吸収を促進して、脳内のセロトニン量が減ってしまいます。(パニック障害の薬SSRIはこの再吸収を防いでセロトニン量を増やす働きをします)
 セロトニンは不安や緊張、パニック発作を抑えるとされる脳内物質なので、乳酸が増える事によるセロトニン量の低下がパニック障害発症の要因の一つと考えられています。
 セロトニンを減らすという考え方の他にも、乳酸が呼吸中枢や不安を起こすノルアドレナリン神経を刺激して発作を起こすという説もあります。
 メカニズムがどうあれパニック障害の人が乳酸をためやすいという事、乳酸がパニック発作の原因となるという事は確かなようです。
 そして、たくさんの乳酸は体内に筋肉のコリとしてとどまります。コリから乳酸がしみだし、そのため体を動かさなくても血液中の乳酸の濃度を上げてしまい、結果としてセロトニンが少なくなってしまいます。その常に乳酸の濃度の高い状態から、激しく体を動かしてさらに乳酸を増やしてしまうと、パニック発作をいっそう起こしやすくなります。
 なので血液中の乳酸を増やす元となっている筋肉のコリをほぐす必要があると考えられます。
 マッサージや整体に行って体をほぐしてもらったり、自分でもストレッチを行ったり、コリをもんで解消したりすると良い効果があると思います。
 私もパニック障害を克服するという目的のためではなく(この乳酸との関係は最近まで知りませんでした)、体のあちこちにあるコリをほぐす事を以前、熱心にやっていて「一度はやりたい健康法3 全身のコリの解消」という記事にそのことについて書いてありますが、コリの解消は私のパニック障害の改善に役立っていたのではと思う所もあるので、もしよかったら読んで参考にしてみて下さい。
 コリは全身に隠れていて、自分では気付かなくても、体のあちこちを探してみると、なぜこんなに痛いんだというようなコリもけっこうあるので、それらを少しずつ解消していくと良いと思います。

 乳酸の問題は、案外パニック障害などの精神疾患の知られていない大きな要因かもしれません。
 運動不足や体をあまり動かさないでいると、体が酸素をとり入れる機能が低下して、乳酸がたまりやすくなるそうです。だから、有酸素を行い、体中に酸素がよく行きわたるようにしていけば、乳酸はたまりにくくなるそうなので、出来るだけ体を動かすようにする事もコリの解消と共にやはり大切です。
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