前々回の記事まで「パニック障害 薬に頼らずできること」として13回にわたりパニック障害克服のための方法を書いてきましたが、私が実際にパニック障害になったときに行ったのは、それらのやり方ではありませんでした。
 この私のやり方は頑張ってやる必要はありませんが、時間と根気はいるように思えるので、パニック障害の人すべてに勧められるわけではありません。しかし、家から1歩も出られなっかた程の私の状態を救ってくれたのは確かです。
 これから数回ほど、どのように私がパニック障害を克服したのかについて書いていきますので参考にしてみてください。

 パニック障害発症の原因としては、大きなストレスがまず挙げられると思いますが、私の場合もそうでした。
 長年、やりたくない家の仕事を手伝っていたので、慢性的なストレス状態にあり、精神的にうつな状態で過ごしていたところ、大事にしていた飼い犬が老衰して一晩中セキをしたりするのを面倒見たり、前立腺炎というものになって24時間いつもトイレに行きたくなる頻尿に悩まされたり、虫刺されをほおっておいたら発疹が体中に広がってしまったりと大変なことが重なっていた時期に、それらのストレスに体が耐えられなくなったのでしょう、パニックの発作が起きるようになりました。
 車に乗っている時に、めまいというか頭がグルグルしてはっきりしない感じになり、運転が出来なくなる事が2、3回起きました。変な感じだけどそのうち治るだろうと思っていたある日、通っていた英会話教室でアメリカ人の先生と話していたら突然、それまでで一番ヒドいものが起きました。(そこには10年以上通っていて、今までそんなことの兆候は一度もなかったのですが。上達しない英会話を続けるのも頭にはストレスだったのかもしれません)
 頭は変な状態になるし、冷や汗が出てきて、その場に居続けたら頭がおかしくなってしまう気がして、詳しい説明もせずに家に飛び帰りました。
 家族に当分仕事を休むといってベッドにもぐり込み、とにかく寝ていればよくなるだろうと考えたのですが、とても不安でした。
 医者に行かないという記事の題名になってますが、このときは行けないというのが正確で、家から出れば絶対にあれに再び襲われるのは分かりきった事に思えたので、とにかく寝ていました。
 パニック障害についての本などではパニック発作は30分もたつと過ぎ去り、元の状態に戻るとありますが、私の場合、発作の衝撃は大きく日常生活もままならないかんじに一気になってしまいました。
 まずテレビが見られないし、ご飯を食べる、風呂に入るなどの普通の動きをするのも不安で、何とか発作が起きないように(何かストレスがかかる事があるとてきめんに具合が悪くなります)必死の思いで行いました。
 本当はパニック発作に似たほかの病気(バセドウ病や高血圧、心臓疾患、メニエル病など)もあるそうですから自己診断は禁物で、一度は病院に行ったほうが良かったかもしれないですが、脳の血管が切れたわけではなさそうでしたし、家から出られないのでとにかく寝ていました。(新聞などでパニック障害の事は知っていて、この症状はそれだろうと分かっていたと思います)
 もし、親に症状を話しても病院へ行けと大騒ぎして、私の症状には悪いことしか起きそうにないので黙っていました。
 それでも3、4日ほどすると、だいぶ落ち着いて、多少良くなったように感じられたので、起きていろいろやろうとしてみましたが、一向に良くはなっておらず、テレビも本もすぐ具合が悪くなって見られない、家から出られもしないという状態は変わらないままのようでした。
 医者に行こうにも行けないし、行ったとしても根本的な解決にならない薬を出されるだけという抜きがたい考えを持っていた私には、医者に行くという考えは全く浮かびませんでした。
 それはなぜかというと、自分の中に自力で治すことが出来るという気持ちがあったからです。
 私にはその頃まで何年も続けていた健康法があり、その効果を信じていたので(パニック障害になるのは防げませんでしたが)、それをやれば必ず良くなると考えていました。
 その健康法とは、このブログで以前に紹介した自発動です。これは心身をリラックスさせて体に意識を向けると自然に体が動きだして、体のコリや歪みを取り除くという気功法の一種で、身体の持つ自然治癒力のあらわれと考えられています。
 自発動をやると体のいろんな所が勝手に動き、歪み(気功の考え方では気の詰まり)を取り除いてくれます。
 心身の不調は、体の歪みが大きな原因という考えをこの頃から持っていたので、これをやっていけばそれまで自分の体で経験したように歪みを直し、このひどい症状もなんとかなると考えました。
(自発動がどういったものかという事や自発動のやり方についてはブログカテゴリーの自発動の所を参照ください)
 なので寝るか、部屋で何もしないで過ごす以外の事が出来ない私は、朝から体力の許す限り自発動を行いました。何か家事でも手伝おうとして、洗濯物たたむのでさえ発作が起きそうになる状態でしたが、自発動を行っている時は具合の悪くなる感じが起きる事はありませんでした。
 朝の光を浴びながら、ベランダでよく動いた手の自発動をやった事は今でも鮮明に覚えています。

(次回へ続きます)
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