(前回からの続き)

 大きなパニック発作を起こして家から出られなくなりましたが、1ヶ月2ヶ月とたつ間に自発動、家事や字を読むのもダメだったので本を読むなどのリハビリ、行動範囲を暴露療法的に広げるなど、少しずつ出来る事を増やしていきました。(この間、前に書いた頻尿や発疹の症状も治まってなくて、パニックのことも含め体がボロボロだったと思います)
 それでも、この頃には最悪の状態を脱して自発動を長時間やる必要もなくなったように感じ(さすがに飽きます)、リハビリとして家庭菜園で野菜を作ったり、採れた野菜で料理をするようになりました。菜食なので野菜料理しか作りませんが、料理はいまでもよく作ります。
 暴露療法では行動範囲を広げるために車で(田舎は車なしでは生活が難しい)毎日行ける時間、距離を長くしていき、自信をつけるようにしました。
家から1時間、2時間という風に乗れるようになり、最後は高速道路で2時間の所まで行けるようになった時に、これ以上はいいかと行動範囲を広げるのは終わりにしました。 
 日常生活のリハビリや行動範囲を広げるのは、毎日これ以上行ったらマズいかなという所までやり、それを少しずつ無理しないで広げていくようにしました。絶対に再び発作を経験したくないというのもあって、無理に発作を起こす状況に入ることはしませんでした。あと前もって自分のイメージでやれそう、と思えるものしかやらないというのもありました。
 それでも一度、発作を起こしてとても怖かったことがあって、かなり良くなった後々の出来事ですが、ひとりで山登りに行き、3時間ほどかけて山頂に着いた時に、「あっ!3時間も登ってしまったのだから同じ距離をまた降りなきゃならない!大丈夫だろうか!?」という考えが浮かぶと、その瞬間たちまち恐怖が襲ってきました。
 登ってくる間は何でもなかったのに、その言葉を思い浮かべたことで発作が起きるのだから、言葉が原因という面もあると今なら冷静に他人事のように考えられますが、その時はだれ1人いない山頂で(もう発作は起きないだろうというのと人に会うのがおっくうな気持ちがあってそういう山を選んでいた)、冷や汗と、全身の脱力、しびれでとにかく怖くて、俺もここで終わりかな、と思ってしまいました。
 携帯電話も持ってないし、どうしようと途方にくれましたが、結局は少し時間が経つとパニック障害の定説通り症状は治まって、いろいろ考えずにひたすら歩き続けて何とか帰れることが出来ました。

 私の症状は大きな発作の後、家から全く出られないところまで一気にいってしまいました。家から出て遠くに行けるようになっても、いろいろやりたくなくゴロゴロばかりしていた事もあったのでうつのような症状もあったと思います。
 何もできない状況の中から自発動、日常生活のリハビリ、暴露療法とすぐに成果はでませんでしたが少しずつやっていきました。それでも小さなものでしたが、目に見える成果は常にあったので続けられたと思います。とにかく、やらなければ何も始まらないのでやれる事をやるしかなかったです。
 だから、やる気はとても大事だと思っています。しかし、やりたくないのに無理にやろうとするのは絶対に逆効果ですのでここは注意してほしい所です。やりたくないという時は何もせずにいて、やる気が起こるのを待ったほうがいいと思います。
 また、病気を治したいということでなく、何か自分のやりたい事をしようという意欲は恐怖を抑え、忘れさせてくれるので、したいことをやるのもいい克服法になりえます。
 自発動と暴露療法のほかによくやった事は日中歩いた事でしょうか。
 有田秀穂先生の本はパニック障害克服を始めて少したった頃に、呼吸法についてのものを読んだのですが、その中のちょっとした事について私と考えが違うと思ってしまい、そのためほかのセロトニン活性についての本をずっと読まないでいたのは大きなマイナスでした。しかし、体は正しい方法を知っていたからか、日中よく歩いてセロトニン効果を得るようにさせていたのだと思います。
 そのほかのものとして、乳酸はパニック発作の原因の一つとなるものですが、その乳酸のかたまりである筋肉のコリをほぐしたのも、そうと知らずにやった事でしたが効果があったと思います。
 あと、西原克成先生の本に感銘を受けて鼻呼吸を行って、冷たいものを控えるようにしましたが、腸やのどから入る体の常在菌が精神疾患の原因となるという説を西原先生が述べているのを後に知って、それらも何か効果があったのかもしれないと考えました。
 そして、もちろん添加物、加工食品の少ないよい食事と規則正しい生活を行うのも良かったと思います。

 私は学生の頃から心の面でも体の面でも生きづらさを感じていて、このつらさの原因はなんだろう、これを克服する方法はないだろうかといろいろ試し、自発動などを行っていました。
 そんなうつうつとした生活をしているうちにパニック障害になったのですが、この何もできなくなった状況から日常生活が普通に行えるようになり、さらに様々なことができるようになるまでにはかなりの時間を要しました。
 この間、たくさんの本を読んで知った知識と健康法、私自身で考え工夫したやり方を試してパニック障害を克服していき、またそれらを行うことで自らの生きづらさの解消も多少はできたと思います。
 ある意味パニック障害の克服と自分自身を理解することとは重なっていたのかもしれません。時間を湯水のように使い、周りから何をやっているんだと目で見られましたが・・・。
 それでも自分なりに身体や心への理解を深めることができ、健康や生きる目的などに関して、私が一生探求し続けたいと思う数多くのテーマになるものを発見しました。
 そして、それらの試したものの中でで多くの人に役立ち、効果的ではないかと私が思った方法を知ってもらいたいとこのブログを始めました。たくさんの健康法を紹介していますが、興味を持たれたものがありましたらお試しください。
 最悪の状態を自力で何とかしてきて、少しでも頑張ってやるとすぐに具合が悪くなる私が行ってきた健康法ですから、効果はあったものですし、楽に続けられるものばかりだと思います。(効果のあるなしは私にとって死活問題だったので敏感です。自発動を行うと体がいろいろ反応するようになって、さまざまな健康法が自分に合っているか、効果的かすぐに分かるようになります。といっても、誰にでも効果があるとまでは言えませんが)無努力健康法という名前はこういったことから付けられています。

 私がパニック障害になって病院に行かなかったのが正しかったかどうかは分かりません。行っていればもっと早く治っていたかもしれませんが、本当の意味で治そうとせず、どんな病気にも症状を抑える薬を出しておけばそれで事足りるという現代医学に、もちろんそれで救われる人もいるのは知っていますが、どうしても自分の体を預けることはできませんでした。
 私のように医学にマイナスの感情を持っていれば薬の副作用がでた、医者が信用できないという事をすぐに言うのは目に見えているので(そういう想いはその通りの現実を引き寄せます)、病院に行かないで自分の嫌っている事と関係を持たなかったのは私的には正しかったのでしょう。結果として薬の事で悩む経験はしませんでしたし、自発動を行うことなどによって少しずつ良くなっていっている実感はいつもあったので、よくなるかという事への不安もありませんでした。
 時間は結構かかりましたが(このパニック障害の記事を書くにあたって自発動以外の効果的なことをいろいろ知り、これらも早くから意識していればよかったなとは思います)病院に行かずに回復して、いろいろ普通では知りえない事柄も知ることも出来たので、一応やれることは最善を尽くしたと納得はしています。

 私はあっという間に何もできない所までなってしまいましたが、治療や様々なことをやっても回復せずに悪くなり、私の家から出られなかった頃のような状態になっている方もいるかもしれません。そんな方達に少しでも参考になればと思い、私の経験について紹介させてもらいました。
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