今回は一日一回行うだけで、深い呼吸ができるようになる簡単な呼吸法を紹介したいと思います。
 深い呼吸ができるようになるためには、歌を歌うなどの声を出すことや、有酸素運動が効果的ですが、呼吸法を行うこともとても良い方法です。
 今回紹介する呼吸法はとても簡単で効果も高いものなので、覚えてもらえば一生続けられる健康法になると思います.

 呼吸法を行うための基本はまず息を吐き切ることです。肺の中にある空気を出せば出すほどたくさんの空気が吸えるようになります。
 呼吸法を行ってたくさん息を吐けるようになれば、それに伴い日常の呼吸も深くなっていきます。
 今回紹介する方法は、整体の本に出ていたやり方に私が少しアレンジを加えたものです。本当にたくさん息を吐けるので、一日一回行うだけで十分だと思います。とても効果的な方法なので一度お試しください。
 


  〈息を吐ききる方法〉のやり方

 まず両手の指先をお腹にあて、「ハー」と口から息を吐きます。ある程度吐いたら上体を傾けていき、指先で軽くお腹を押してへこませて吐きます。
 この状態で吐ききったら、そこから「ハッ、ハッ、ハッー」とさらに口から吐きます。
 それから、仕上げに「フー」という吐き方で吐きます。

 こうやって吐いてから息を吸うと、自然とたくさん吸えるのを実感できるはずです。
 注意点は、空腹時に行うこと、力まないで吐くこと、そして終わったときに「ハアハア」と息が切れるほど限界まで吐かないことです。あまり頑張って行うと毎日続けられないので、80%くらいの感じで行うといいと思います。
  一度でたくさん吐けるので一日一回行うだけでじゅうぶんです。あまり一度に何回も行うと逆効果になるかもしれないのでご注意ください。私はこれをやり始めた当初、何度も行いすぎて気分が悪くなりました。
 またこうやってかなり吐いたようでも、肺にはまだ吐ける空気が残っています。
 しかし、この吐ききる方法を毎日続けていくと肺の中に残っている空気も少しずつ吐けるようになり、より深い呼吸ができるようになります。
 しかし、こんなことを言っている私も、実はこの方法を始めて3カ月ほどしかたってません。だから、まだ吐いても肺の中に空気が相当残っている状態だと思います。でも、3カ月でも呼吸が深くなっている実感はあるので、あせらず続けるのが大事と毎日行っています。


 「息」と「生きる」という言葉は語源が同じといわれています。
 「息が絶える」「息を吹き返す」という言葉の使い方もあるように、呼吸は生命と密接につながっていますし、実際、生物は呼吸しなければ生きていけません。
 私たちはこの呼吸の大切さを知っているはずですが、呼吸というものはふだん意識しなくても行われるものなので、呼吸について深く考えることはあまり多くないでしょう。
 そして、現代人は運動不足や口呼吸、ストレス、加齢などによって呼吸が気づかないうちに浅くなりがちです。この浅い呼吸が、体のさまざまな不調につながっていく原因になるとも言われています。
 しかし、このことは逆に浅い呼吸を改善すれば、さまざまな不調の改善効果を期待できるということかもしれません。
 深い呼吸を行うと副交感神経が優位になって心と体をリラックスさせ、ホルモンのバランスが整う、免疫力が高まるなどの効果があります。
 そして、深い呼吸で酸素を体中の細胞にたくさん取り込み、細胞から出る老廃物の炭酸ガスを十分に排出することで、エネルギーがたくさん作られたり、血行が良くなるなどして体が活性化していきます。
 さらに、体の中で酸素を一番消費するところは脳ですが、深い呼吸でより多くの酸素が脳に送られると脳の働きも高まるといわれています。


 この吐ききる呼吸法を行っていくと肺の機能も高まり、酸素をたくさん取り込める深い呼吸になっていきます。
 そして、呼吸が深くなるにつれて、動いても息切れしなくなる、疲れにくく活動的になるなどのさまざまな変化を感じられると思います。効果を実感してもらえれば、毎日行うのが楽しみになり無理なく続けられるはずです。
 そして、肺にはまだまだ吐ききられずに残っている空気があるので、これが少しずつ吐けるようになれば、全身の機能をいろいろな面でより向上させる助けになると考えられます。
 本当に簡単な方法なのでぜひ一度お試しください。


呼吸を深くする方法 特別篇




 今回はとても簡単にできる「合気陰陽法」という呼吸法を紹介したいと思います。
 これは伝説の武術家・武田惣角について書かれた本にでていた方法です。(「合気の創始者 武田惣角」池月映著 本の森)
 呼吸法には腹式呼吸や、ヨガ・気功の方法などいろいろなものがあって、それらを実践している人もけっこういると思います。
 今回紹介するこの呼吸法は、そのまま行っても良いのですが、さまざまな呼吸法に取り入れて行うことも出来る方法です。
 私は自分なりの呼吸法をいくつか行っていますが、それらは簡単に時間をかけず行う方法なので、効果は少しずつしか出ないかんじでした。しかし、このやり方と一緒に行ってみると、私の呼吸法の効果がより高まったという事がありました。
 やることはとてもシンプルなのですが、呼吸法がより深く行えるようになると思うので一度お試しください。


 やり方はとても簡単です。
 まず、両手の指をしっかり開いて息を吐いていきます。吐き終わったら指を握って静かに吸うようにします。(吐くのが「陽」、吸うのが「陰」だそうです)
 やり方が書いてあった本に説明はないのですが、吸うときは鼻からで、吐くときは鼻・口のどちらでもいいと思います。
 また、この呼吸を行いながら臍下丹田に気を充実させて精神統一をしていく、というのが正式なやり方らしいのですが、その詳しい説明も書かれていません。だから、武田惣角が合気の秘密だとして、続けると頭脳明晰になり、神通力を高めるとした、この方法の本当のやり方はよく分かりません。
 しかし、この手を開いて吐く、握って吸うということを行っても呼吸が深くなるのが感じられます。ですから、これだけでもかなり効果的で、さまざまな呼吸法に応用することが可能だと思います。
 試してみると分かるはずですが、指を握って吐いてみても深く吐くことはできません。この手を握る・開くことと呼吸には何らかの生理的な関係があるのでしょう。

 そして、私は自分の呼吸法にこれを取り入れて行っているとき、手の指だけでなく足の指も一緒に開いたり閉じたりすると、さらに呼吸が深く出来るようになることを発見しました。これもけっこう興味深いのでよかったら試して、そのことを確かめてみてください。
 続けていけば呼吸も深くなり、それだけ健康にも良い影響があると思います。




 私には呼吸法でいつも気になっていることがあります。
 これは私だけに起きることかもしれませんが、呼吸法をやりすぎるとなんとなく軽いめまいがして、調子が悪くなってしまうのです。
(ちょっと前に流行ったロングブレスダイエットなんかを見ると、「ああいう風に気張って息を吐けば気持ち悪くなりそう」と思ってしまいます)
 それでも私は、呼吸法を行うことには意味があると思っているので、あまり熱心にはやらず、毎日続けられる程度に少しだけ行うようにしています。私の場合、あまり力を入れて吐いたり吸ったりしないようにすると、調子が悪くならないみたいです。
 ふつうは呼吸法をたくさん行っても平気な人がほとんどだと思います。しかし、私のような人がいるかもしれないので、どんなものでも呼吸法を行って具合が悪くなるようなときには注意が必要かもしれません。



 この「合気陰陽法」は武術家・武田惣角が行っていたものと言いましたが、この人の実力は本当にすごかったようです。
 古くから伝わる大東流合気柔術 の中興の祖とされる武田惣角は、明治から昭和にかけて活躍した人です。剣術や柔術などを極め、触れるだけで相手を自在にコントロールする「合気」を使い、84歳で亡くなる晩年までどんな屈強な武道家も魔法のように子ども扱いにしていたそうです。
 全国各地で自らの武術を教授していたので、現在も大東流の合気柔術の流派はいくつかあるようです。そして、この大東流は実践的でとても強い武術ということです。
 合気道の創始者・植芝盛平も惣角の弟子です。
 植芝盛平にはさまざまなエピソードがありますが、惣角も一人で何十人のヤクザと渡り合ったとか、なんの後ろ盾のないところから海軍の大将に教えるほどになった、といったエピソードには事欠かない人です。
 その人生は津本陽の「鬼の冠」(新潮社)や、惣角の研究家・池月映の著書に詳しく書かれています。
 また、惣角が使ったとされる高度な「合気」を受け継ぎ発達させ、触れただけで何人もの相手を投げ飛ばすという達人だった佐川幸義もとても興味深い人です。佐川幸義と「合気」については「透明な力」(木村達雄著 講談社)という本に書かれています。
 人の常識を超えたこの「合気」の話は武道をやらない人でも面白いと思うので、興味を持たれた方には上記の本がお勧めです。



 このブログを始めて3年半ほどたちます。さまざまな健康法について書いてきましたが、これまでで「拍手」が一番多かったのが「呼吸を深くする方法」という記事でした。
 今でもたまに拍手をしてくれる人がいるので、とても興味を持ってもらえた方法だったと思います。呼吸法について書くと他のことより反応があるので、呼吸に関心がある人は多いのかもしれません。
 この「呼吸を深くする方法」は、私が昔なにかの雑誌で読んだ呼吸法のやり方と、整体法の呼吸法をあわせた方法です。(なのでオリジナリティーはそれほどありません)
 これは息をたくさん吐くことができるとても簡単・効果的な呼吸法で、私も毎日続けています。


 この方法のやり方をおさらいすると、

1 座って両手の指先をお腹に当て、上体をゆっくり前に倒しながら、「ハー」と口から吐きます。倒すとき指先で軽くお腹を押し、へこますようにして吐きます。

2 吐ききったら倒すのを止め、そこから「ハッ、ハッ、ハッー」とさらに吐きます。

3 最後に口をすぼめるようにして「フー」という吐き方で吐ききります。

 こうやって思いきり息を吐いたあとには、本当にたくさんの空気を吸えるはずです。
 呼吸法は、吐くのが大事、たくさん吐ければ吸うことは簡単にできるようになる、言われますが、この方法を続けると吐く機能が自然と高められると思います。
 
 行うときの注意点としては、あまり力まないで吐くことと、一度に何回もやりすぎないこと、やり終ったあとに「ハアハア」となるほど限界まで行わないことです。私は一日に一回しかやってません。やり過ぎると気持ち悪くなることもあるかもしれないので、行うときは十分お気をつけください。



 ここまでは以前に書いた内容なのですが、この方法にはまだ続きがあります。
 続きのところは私が見つけたので、それはオリジナルだと思っていました。しかし、調子に乗って頻繁にそれを行っていたら、頭がクラクラするようになり、具合が悪くなってしまいました。
 それで、このオリジナルの方はやらない方がいいみたいと思い、「ハー」の後に「フー」と吐く方法だけを一日一回行うようにしました。これだと気持ち悪くなることはないので、ブログではこちらを紹介しました。

 そして、長らく私の考えたオリジナルの部分は行わずにいたのですが、4ヶ月ほど前久々にやってみると、今までの方法よりたくさん吐けるのに少々驚いてしまいました。これは続ければ心肺機能を高めてくれるだろうなと思い、たまに行うくらいなら気持ち悪くならないのではと、慎重に再開してみることにしました。
 それから一週間に一度、調子のいいときは5日に一度くらい行っていますが、今のところはなんともありません。
 ということで、たぶん一週間に一回行うくらいなら気持ち悪くなることもない、と思いなおしたので、今回はその「呼吸をさらに深くする方法」を紹介したいと思います。
 もちろん体はそれぞれ違って(私はもともと肺活量が少ないです)、毎日これをやっても大丈夫な人もいるでしょうが、試すときはくれぐれも気をつけてください。
 
 

  「呼吸をさらに深くする方法」

 先ほどの方法で息を吐きます。「フー」と吐ききればかなり吐いたようですが、まだ空気は肺の中に残っているんです。
 「フー」と吐ききったら、ほんのちょっと鼻から息を吸います。そうしてから、再び「フー」と口から吐きます。すると鼻から少し吸った以上の空気を吐きだすことができます。
 この「鼻からちょっと吸って口から吐く」をもう一度行います。
 こうすればかなりの量の空気を吐くことができます。そして、吐ききった後には本当にたくさん吸えるはずです。
 
 人間は、肺が本来持っている能力のほんの少ししか使ってない、と聞いたことがあります。この方法で私たちが思っている以上に吐くことを続けていくと、呼吸するための機能が高まり、日常生活での呼吸が楽になるなどさまざまな健康効果が期待できると思います。
 私は山登りが趣味なんですが、これを少しずつ続けていれば、今年の夏山登山はけっこう楽になるかもと楽しみにしています。
 本当に驚くほど吐くことができて、呼吸の質が良くなるのが感じられるので一度お試しください。






プロフィール

Author:まやと
努力なしで最大限の成果を得られる健康法を日々探求しています。趣味 野菜料理を作る 音楽を聴く
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